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ブックマーク / sajiya.blog89.fc2.com (5)

  • 3コマ歩き、中3と中4の随行 - 大匙屋

    ■月刊少女野崎くん #05  (2014) 二者間に体格差のある随行の場面では 来なら歩幅の調整や中割枚数などによる体格差の強調が アニメタによるひとつの腕の見せ所であるのだけど、 実際そこまでやれているケースはそう多くはない (できない原因はいろいろあると思う) この作画は男性が3K中4、女性が同中3 中の枚数が多いほうが当然ゆったりとした歩き、動きのゆっくりな歩きになります。 3K中3は前回見たとおり多少パタパタした歩きになるわけですが、その効果を巧みに利用し 「勝手にどんどん歩いて行ってしまう男の子に急ぎ足気味でついていく女の子」の可愛さを 上手く表現してる感じです。 体格差があればこういう現象が起きるのは普通のことだし この作画も調整は大変でしょうが、技術的に難しいとか飛びぬけてるとかではないです。 しかし、こういった描き分けがしっかりできてるケースは、そう多くないように思う。

    3コマ歩き、中3と中4の随行 - 大匙屋
    kangiren
    kangiren 2014/09/07
    千代ちゃんかわいい!!
  • 水際の話、続き - 大匙屋

    退化とか書いたのはまずかった 昔のアニメはちゃんと水際が描けてたのかと言われると これは実のところ、必ずしもそうでもないわけです。 爆発や崩落、破片に地割れ、炎といった現象・自然物の描かれ方は どんどん発明され進化しているけれど 水際に関しては長いこと変化がないよねという話がしたかった。 まあ相対的な退化と無理に言えなくもないけど 誤解を招くのでそこは訂正させてください。 多くの方に楽しんで?もらえたようなんで この際だからボツネタにした分のgifも出しときます。 また重くなりますが、年代順にバブル以前のものを。 何かの参考になれば。 (1996) 地獄先生ぬ~べ~ 第17話「プールサイドのロマンス…第4コースの幽霊」 水際とは関係ないけど背中の影の塗りが妙に綺麗ですねこれ (1999) セラフィムコール 第04話「楠初摘~飛翔する天使」 水面の揺れに弾力と水の重さを感じます。いい作画です

  • 最近の水際表現。そして京アニの水泳アニメ - 大匙屋

    (4/28追記:ブコメとかで要望が多かったんでgif増やしてみた。表示が重かったらすいません) だいぶ以前の記事でも書いたのですが プールの水際、液体と個体を分かつ線の表現はCGの侵によって 徐々にロストテクノロジーとなりつつあります。 相変わらず萌えアニメ、学園アニメ全盛で作品ごとに水着回、プール回があり こういった境界部分も目にする機会が多いわけですが 残念ながら、もうこの部分はメーターさんには作画させてもらえない領域のようで。 描かせてもらえないから、よけいに描けなくなっていくのかもしれない。 しかしながら 「この線が動かないのはおかしい」と考える向きもやはりあるようで、 挑戦のあとが見られる作品もいくつかあるのでした。 これは明るい兆しなんだろうか? 正直どうなのかわかりませんが そのへんをまとめてここ数年分、少しだけ紹介してみたいと思います。 (2010)オオカミさんと七人の仲

  • 「謎の彼女X」のコレジャナイ感 - 大匙屋

    謎の彼女X 結論を端的に言うとこの作品は導入部にあたる1話、2話の出来が良過ぎる。 唾液の授受といった行動に生理的嫌悪感を抱く向きもあるだろうが 良質な作画と圧倒的な情報量で非日常へと引きずり込んでくる強引さがある。 主人公の少年が夢に見る異世界のイメージと、その音楽がすばらしい。 チューバとオルガンが印象的な……この手の曲はなんていうのかな。 「モダンタイムス」の「Titina」とか、ハチャトウリャンの「仮面舞踏会」とか ああいう怪しげなサーカスみたいな雰囲気を感じさせる。 「その声はこう言ったのよ」 「椿君、あなたがあたしの、生まれて初めてのセックスの相手となる男の子だって」 「あたし、あの日からずっと椿君が好きだって言ってくれるの、待ってたんだよ」 抑揚のない新人声優によって扇情的な台詞が淡々と語られ、 反社会的人格と奇異な行動パターンを持つヒロインの異常な能力が表現され、 虫植物

  • 這いよれ!ニャル子さんに足りてないもの - 大匙屋

    真尋君のそっけない態度が不快な水準なのが勿体ない。 ざっと見たところ問題点は二つ。 真尋君には行動目的がない。何をどうしたい、どうなりたいというエンド目標がない。 →真尋君にとって理想的な状態というのがわからない。 →真尋君がニャル子さんの何を嫌がっているのかがわかりにくい。 これに関してはオーソドックスな作劇として真尋の片思いのヒロインでもいればよかった。 命の女の子が別にいれば、真尋がニャル子さんから逃げ回る必然性は確保される。 暮井珠緒がそのポジションなのだと思ったら違った。これは悪い意味で意外だった。 現状の真尋はせっかくドラえもんがいるのに道具を必要としないのび太である。 もう一つはニャル子さんのあり方。 ニャル子さんは実質的にコンフュージョンをもたらすがカオスはもたらしてない。 うっとうしさやウザさはあるが、それもフォークで刺すという報復が妥当な水準ではない。 純真で一途な美

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