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増田と言葉に関するkazutoxのブックマーク (8)

  • オークの木を樫と訳していた昔

    どうやら殆どの場合は楢と訳すのが適切で、樫は誤訳になると。 ちなみにオークはブナ科コナラ属の木の総称で、日で言うところの楢と樫の両方を包含する。 そんでオークのうち、一般的に落葉樹が楢で常緑樹が樫と呼ばれる。 なおヨーロッパで樫が生えているのは南欧に限られ、イギリス含む中欧・北欧は楢ばっかり生えていると。 これが最初に書いた、オークを樫と訳すのが基不適切な理由らしい。 実際英語でオークのうち樫だけを指すときは"live oak"と言うみたいだし。 ではなぜこのような誤訳が起きたかと言えば、ヨーロッパにおけるオークの価値が、明治に和訳された時分に、翻訳者含め日で十二分に理解されていなかったからと推測される。 というのも日では古来、杉とか檜とかの針葉樹に高い価値があって、広葉樹は欅とか桐みたいな例外を除いて、近年まで雑木扱いだったイメージ。 これは従来日における木材の用途が主に「建築

    オークの木を樫と訳していた昔
  • 関西弁の否定表現「~へん」が消えるかもしれない?という話

    突然だが、「~しない」「~できない」のことを「~しやん」「~できやん」と表現する方言をご存知だろうか。 昔から三重県・和歌山県・奈良県南部・大阪府南部で使われている方言らしい。俺は大学時代の三重出身の友達がやたらとやんやん言ってたので、三重県の方言のイメージだ。 実は最近、関西の若者全体にこの方言が広がっているようなのだ。 最近関西の大学生と喋る機会が増えたのだが、学生の出身地に関わらず、しやんできやんという表現をよく聞くようになった。 初めは大阪南部からじわじわ北上しているのかと思ったが、大阪から遠く離れた京都人や神戸人の学生でさえ使っていた。俺は神戸生まれだが、神戸の生粋の方言でしやんできやんという表現はまず使うことはない。 なぜかと思いググって見ると興味深い論文が見つかった。 関西若年層の新しい否定形式「~ヤン」をめぐって https://ci.nii.ac.jp/naid/1100

    関西弁の否定表現「~へん」が消えるかもしれない?という話
  • 「酸っぱい」「塩っぱい」の「っぱ」って何なんだろうな

    「甘い」「辛い」「苦い」の流れなら「酸い」「塩い」だよな。 疑問に思って調べてみたらこちらの論文に詳しかった。 https://glim-re.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=2463&file_id=22&file_no=1 「塩っぱい」は「シハはゆし」の変化という説が有力のようだ。 「シハ」は舌もしくは唇のことで「はゆし(映ゆし)」はむずがゆいという意味。 つまり「舌がむずがゆくなる」という意味だが、 この「シハ」が「塩(シホ)」と混同されて「シオはゆい」という言葉になり、 さらに「しょっぱい」に転訛したという説だ。 では「酸っぱい」も「スはゆし」なのかと言えば、こちらはいろいろあるらしい。 いまのところ「酢」を形容詞化したものという説が有力のようだが、上掲の論文執筆者はこれを否定している。 また「スハ(舌の方言)はゆし」の転

    「酸っぱい」「塩っぱい」の「っぱ」って何なんだろうな
  • オナニーって何語?

    語では自慰 英語でマスターベイション これも英語かどうか今思えば怪しいが、オナニーって何語だ? ググればすぐ出てきてしまうだろうからやめとく。 きっとフランス語だな。 エマニエル夫人で出てきて流行った言い方じゃないかな。

    オナニーって何語?
    kazutox
    kazutox 2017/10/22
    Onaniaという言葉を作ったのはイギリス人だが、英語では広まらずドイツ語で広まり、ドイツから日本に伝わった http://www.kyoto-seika.ac.jp/researchlab/wp/wp-content/uploads/kiyo/pdf-data/no31/saito.pdf
  • 大器晩成の意味

    増田で『老子』もしくは『魏書』を引いている投稿があったので、久しぶりに『老子』の原文に触れた。 「大器晩成」っていつも疑問で、漢代以降の「大人物(あるいは大事業)は時間をかけて完成するのだ」的な解釈でもいいんだけどさ。 最近、古い文字資料が出てきて「大器免成」と書かれてて、「大器」は成立することを免れる、だから成立しないのだ、なんて逆の解釈することもある。 この新解釈は耳目を引きがちだが、それゆえに、取ってつけたような印象を受ける。 老子の原文、「大器晩成」がある辺りはおんなじような文構成になっている。 明道若昧。進道若退。夷道若纇。上徳若谷。大白若辱。廣徳若不足。建徳若偸。質眞若渝。大方無隅。大器晩成。大音希聲。大象無形。 明るい道は暗きがごとし。 道を進んでいるようで退いている。 高い徳は谷のように深く。 大いに白いものは辱(よご)れているように見え、 広い徳は、足りていないように見え

    大器晩成の意味
  • 前後ぉ/////

    そう言えば小学生の時、「前」って言葉を理解するのにだいぶ時間かかった記憶がある 「前」って前に進むとか言うと未来っぽいイメージの言葉だけど 5日前、って過去を現すこともあって 前ってなんだ?先?あと?んんん?って混乱した

    前後ぉ/////
  • 「存在する」の「する」っておかしくない?

    存在が「する」って 野球をする サッカーをする 勉強をする みたいに能動的なものだと思うんだけど 存在はするんだろうか よーしおじさん存在しちゃうぞ!みたいななにかやる気を感じちゃうよね 「存在している」っていうべきところから面倒で若者言葉か何かで変わったのかな、それとも昔からこれでいいってなってるのかな

    「存在する」の「する」っておかしくない?
    kazutox
    kazutox 2016/04/05
    実はみんな「存在しちゃうぞ」と思って存在しているのではないか
  • 文の書き方

    まずはこの文章を見てほしい。 一体、禁酒禁煙とゆーことわ出来るが、節酒節煙わ出来ないと同じで漢字の節減わどーも六かしい。これで、従来の障害お、一洗しよーとゆーことわ、国語教育百年の大計でない。単に過渡時代における一時の方便に過ぎないものである。真に国語教育百年の大計おおもーなら、漢字わ全く廃止して、しまわなければなりません。 出典『国語教授指南』(明治34年) これは可愛い現代JC(可愛い)がスマホで国語改革案を書いたものではない。明治時代、文章表現の模索の中で生まれた棒引きかなづかいだ。最終的には採用されなかったけれど、「正しい」表記として文部省の教科書表記原案として提出されたものだ。 何が言いたいかっつーと、文章表記の「正しさ」ってのはゆらぐということだ。もしも引用されたような表記が採択されていたら。私たちは現在の若者的表現「あたしゎ」とかを比較的馬鹿にしていなかっただろう。句点読点の

    文の書き方
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