<これはジョークか、現実か。韓国の尹政権は「未来志向」を強調しているが......> 【諸悪の根源】 韓国の政治家たちが集まり、日本について議論していた。 「私たち韓国人は、なんでもかんでも日本のせいにしてしまう傾向があるのではないか。この悪癖の原因は何であろう?」 政治家たちはいろいろと意見を交わしたが、やがて以下のような一つの結論が導き出された。 「この悪癖の原因は日本にある」 2022年5月に発足した韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)政権。日本との「未来志向的な協力関係」を強調するなど、前政権との違いをアピールしている。 しかし尹大統領が主張しているのは、1998年に当時の金大中大統領と小渕恵三首相によって出された日韓共同宣言の継承。同宣言とは、日本側の「反省とおわび」が示されたものである。 韓国側としては「日本にはずっと反省とおわびをしていてほしい」のが本音であろう。 ただし、韓国では
平成27年8月14日夕。首相の安倍晋三は、記者会見で戦後70年談話を発表する40分ほど前、旧知の記者を自分の執務室に招き入れた。首相の執務室がある首相官邸5階は記者が立ち入ることは許されておらず、異例のことだった。 「戦後の謝罪外交に、終止符を打ちたい」 こう語り出した安倍が示したのは、西ドイツ大統領のワイツゼッカーが敗戦40年の1985年に行った有名な演説「荒れ野の40年」の抜粋だった。そこにはこう記されていた。 「自らが手を下してはいない行為について自らの罪を告白することはできません」「ドイツ人であるというだけの理由で、粗布の質素な服を身にまとって悔い改めるのを期待することは、感情をもった人間にできることではありません」 安倍は言った。「談話はこの演説を下敷きにした。だから談話を批判すれば、この演説を批判したことになる」。そして、実際の談話にはこう記されていた。 「戦争には何ら関わりの
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