小池百合子都知事は18日の記者会見で、朝鮮人虐殺の犠牲者を含む関東大震災犠牲者への哀悼の意を示す考えをあらためて示す一方、虐殺の歴史認識については明言を避けた。 9月1日の虐殺追悼式典への追悼文送付を今年も見送る理由と、虐殺の歴史についての認識を尋ねる質問に対して小池知事は「(1日に開かれる震災の)慰霊大法要において、関東大震災、大戦で犠牲になった全ての方々に哀悼の意を表している」と述べた。 その上で「震災による極度の混乱下で犠牲となられた方々」との表現で、朝鮮人虐殺犠牲者が含まれるという意向をにじませ、あらためて「全ての方々に対し慰霊する気持ちを表すということで、私自身は対応してきた」と説明した。
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