朝日新聞出版の「AERA dot.」と毎日新聞の記者がワクチンの不正予約をしたとして、岸信夫防衛相は「本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪いかねない極めて悪質な行為だ」と強い言葉で抗議した。 これに対し毎日新聞は「接種に影響が出る恐れもあり公益性の高さから報道する必要があると判断した。確認後に予約をすぐに取り消した」と反論している。 岸氏の発言について立憲民主党の枝野幸男代表は「システムの欠陥を指摘してくれたメディアにありがとうと言うのが本来の姿だ」と批判、一方で岸氏の実兄である安倍晋三前首相は「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯」とTwitterに投稿し、騒ぎは大きくなっている。