群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」の朝鮮人追悼碑の撤去を求める群馬県に対し、市民団体が撤去命令の取り消しなどを求め訴訟を起こしたことについて、山本一太知事は12日の定例会見で「撤去を求める方針にまったく変更はない」と明言した。 碑の設置について当初、議会でも承認した経緯がありながら撤去命令に至ったことの見解を問われると、設置後に碑の前で(約束違反の)政治的発言や活動があったため、県議会も一転して撤去を求めるよう変化した経緯を県側が説明。そのうえで山本知事は「司法の場で議論し最高裁で結論が出た以上、その判断に従って必要な手続きを粛々と進めていく」と語った。
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