「生きづらい世の中。救われた思いです」「ありのままでいいと、背中を押してくれました」――。読者カードに、手書きの文字がびっしり並ぶ。韓国発のエッセー「あやうく一生懸命生きるところだった」(ハ・ワン著、岡崎暢子訳)への共感の声だ。版元のダイヤモンド社によれば、刊行から2年で17万部を突破したという。イラストレーターの著者は、頑張るな、正解を求めるなとつぶやき、読み手の肩をほぐす。ゆるい雰囲気の
笑いの消えた韓国~日本人も笑えない「最長寿コメディー番組の没落」~【崔さんの眼】 2020年10月25日09時00分 朴槿恵前大統領の最側近と言われた崔順実氏(2017年5月撮影)【EPA時事】 ◆ジャーナリスト・崔 碩栄◆ 【崔さんの眼】日本でもあり得るコメント欄の閉鎖 ~韓国ポータルサイトで今、何が~ 今年6月、韓国の最長寿お笑い番組が20年余りの歴史に幕を閉じた。 番組のタイトルは「ギャグコンサート」という。1999年から毎週金曜日に、公営放送KBSテレビで放送され、お茶の間を沸かせてきた韓国の代表的なコメディー番組だ。 20年余りの間、「ギャグコンサート」は数多くのお笑い界のスターを輩出し、ここから生まれた流行語も数知れないほどだ。 ◆風刺が人気 「ギャグコンサート」の特徴の一つは、公開録画番組だという点だ。1600席規模のKBSホールで、観客たちを目の前にした舞台に立って、コメデ
安倍晋三首相と韓国の文在寅大統領が今月4日、バンコク近郊で“会話”した。東南アジア諸国連合と日中韓(ASEAN+3)首脳会議の控え室で、ソファに腰掛けての約10分間の話し合いだった。 両国間の懸案については外交当局間の協議で対応することを確認するにとどまり、むしろ“会話”は正式な日韓首脳会談が昨年9月以来一度も行なわれていない異常事態を印象づけることになった。 きっかけは昨年10月、韓国大法院が元徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じる判決を下したことだった。“会話”でも安倍首相は、「賠償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済み」と日本政府の立場を文大統領に伝えている。 日韓対立が決定的となったのは今年7月1日、韓国大法院判決への事実上の報復として、日本政府が韓国向け輸出規制を強化すると発表してからだ。実際に実施されたのを受け、韓国は8月22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破
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