NHK広島放送局が原爆被害を伝えるため運用するツイッターで「朝鮮人の奴(やつ)ら」などと投稿したことは「民族差別を扇動する」として、在日本大韓民国民団(民団)中央本部人権擁護委員会などが起こした人権救済申し立てに対し、広島法務局は22日「侵犯の事実があったとまでは判断できない」と回答した。民団への取材で分かった。 ツイッターは「もし75年前にSNSがあったら」という設定で3月に始まった。1945年8月20日に起こった出来事として投稿した「朝鮮人だ!」「乗客を窓から放り投げた」などの内容が差別扇動だとして市民や被爆者から抗議を受けた。 この記事は有料記事です。 残り234文字(全文504文字)