今の気持ちを書く。 4月1日、昇格人事の発表があった。 給与クラス昇格対象者の中に、僕はいなかった。 そして、彼はいた。 ことを知ったのは駅から本社に向かって歩く途中だった。 現在直属の上司の課長と偶然に行き逢い、一緒に歩いていたところ、切り出されたのだ。 「増田くんには気持ちのいい話じゃないだろうけど・・・」 たしかに気持ちのいい話ではなかった。動揺した。 日々現場で価値を提供し続け、会社のイメージをアップして売上にもつなげてきた僕の給料が上がらないのに、 根拠のないうわさを流布して僕の印象を悪くしようとしたり、うそをついて自分のイメージアップをする人間が評価される? 「それが会社の評価ってことですよね」 口をついて出てしまった。 課長としては、「僕と彼と両方を昇格対象として推薦したのだが、 僕のほうを強く推したにも関わらず彼が採択された。申し訳なく思う。」 と言ってくださった。 事実な