経済危機の渦中にあるギリシャの書店で働く店員によると、経済学がテーマの本だとか日曜大工のガイドブックだとかの売れ行きが好調だという。スリラー(ホラー)小説や哲学の本で現実逃避させてくれる類(たぐい)も同じくらい人気だという。哲学の本でいうと、アーサー・ショーペンハウアー(Arthur Schopenhauer)の作品が特に人気だという。ショーペンハウアーと言えば、独自の悲観主義で知られており、人間の経験は合理的でもなければ理解可能でもないという信条の持ち主として有名だ。 全文はこちら。情報を寄せてくれたアッシャー・メイヤー(Asher Meir)に感謝。 ————————————————- タイラー・コーエン(Tyler Cowen)[1]訳注;コーエンの指摘については、本サイトで訳出されている以下の記事で概要が読める。 ●タイラー・コーエン … Continue readingとダニエル