暴力と不平等の人類史―戦争・革命・崩壊・疫病 作者:ウォルター・シャイデル 東洋経済新報社 Amazon かなり長くて重たい本。経済史の本でありがちな、大量の具体例を紹介しながら同じような話が何度でも何度でも繰り返される内容なので、細かい部分は流し読みでよいと思う。 そしてこの本で繰り返されるテーマとは「暴力……それも大量の人命を失わせるような徹底した暴力のみが、ある社会の経済的平等を増させる唯一の方法である」というものだ。 ポイントは「徹底した暴力」であるということ。 たとえば「革命」については、ちょっとした農民蜂起や反乱は歴史のなかで何度も起こってきたが、その成果はあっという間に失われて不平等が戻ってしまうのであり、ロシアや中国で行われたような共産主義革命くらいに大量の人命を犠牲にするほどのものでなければ意味がない(それですら近年では革命の成果が失われて不平等が再拡大している)。オキュ
トップページに戻る 月別インデックスに戻る (各日付の最初にラベルを「180301」というような形式でつけていますので「URL+#日付(6桁表示)」で該当日の駄文に直リンできます) 2018/03/30 お題「師匠のインタビュー記事やはり関連雑談をしたくなりました/期末市場雑談など/今更のFOMCネタ続き」 今日は一般的には期末ですが期初でもあります(^^)。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180330/k10011384911000.html プロ野球 きょうセ・パ両リーグが同時に開幕 3月30日 5時07分 〇例の師匠のインタビュー関連で雑談 例のこれですけどね。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28642670X20C18A3EE8000/ 緩和推進「単純すぎた」 岩田・前日銀副総裁 物価2%目標実現で
安倍晋三首相の長年の友人が経営する加計学園の獣医学部新設をめぐって、安倍政権が「総理のご意向」によって政府の行政を不公正に歪(ゆが)めたとの疑惑、さらに、その「ご意向」を記載した文書が文部科学省内に存在するのにその存在をなかったことにしようとしたとの疑惑が、文部科学省の現旧職員らによる内部告発で明らかになっている。政権の側は、それら内部告発者の側に対して、個人攻撃で報復し、「守秘義務に違反する可能性がある」との脅しまで繰り出している。私は2002年に、当時の小泉政権が公益通報者保護制度の検討を始めたのを契機にその取材を始め、日米英3カ国の内部告発の事例や法制度を取材してきた。その観点から今回の事態を分析してみたい。 「総理のご意向」文書の経緯は 加計学園の獣医学部新設について、「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれた文科省の内部文書は5月16日夜、NHKで、肝心の部分「官邸の最高レベ
Masataka Eguchi @maseguchi で、結局非伝統的金融政策効かなかったから財政やろうということになると、なら最初から財政やれば良かったやんという印象にはなっちゃうでしょうね。まぁやってみない限り効果は分からないので、効かないと分かることは進歩だと思いますけど。 2017-02-01 19:48:02 ときわ総合サービス研究所 @tokiwa_soken 「日本はもうFTPLやってるのに効果ない」についてちょっとコメント。FTPLは政府が財政赤字の解消を将来の増税によって行おうとしないという信認が確立されないと作動しないので、現在の財政当局のスタンスからはFTPLはまだやっていないとなるのでは? @yumiharizuki12 2017-02-01 23:38:05 Masataka Eguchi @maseguchi アベノミクスが始まった当初も、2001年~2006年
by Roberto Rizzato 「歴史上のどの時点においても、暴力が富の再配分を保証するのに必要だったということは、普遍的な事実です」と語るのはスタンフォード大学で人文学と古典・歴史の教授を務めるWalter Scheidel氏です。Scheidel氏は「The Great Leveler」の著者であり、本書の中で、石器時代から現在までの歴史の中で、多くの不平等が暴力によって解消されてきたという事実を明らかにしています。 Stanford historian uncovers a grim correlation between violence and inequality over the millennia | Stanford News http://news.stanford.edu/2017/01/24/stanford-historian-uncovers-grim-c
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