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ＪＲ越美北線を利用して沿線の一乗谷朝倉氏遺跡などの観光を楽しんでもらおうと、県は電車内や駅、周辺の観光地で楽しめる拡張現実（ＡＲ）無料アプリを公開した。福井ゆかりの武将らが画面に登場し、見どころを解説。旅の「お供」として沿線観光をサポートしてくれる。 アプリは「越美北線ＡＲナビ」。スマートフォンにダウンロードすると、朝倉家の家臣で大太刀を振るったと伝わる真柄十郎左衛門といった福井ゆかりの武将や、伝統工芸アイドルグループ「さくらいと」、県内でユーチューバーとして活躍するカズさんなど五組のキャラクターの中から「お供キャラ」を選択できる。お供キャラは、沿線の朝倉氏遺跡や県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館などについて語る。

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伊賀鉄道と伊賀市は今月から、伊賀線の全ての車両に乗客向けの無料Ｗｉ−Ｆｉを導入した。車内では通信量の制限を気にせずインターネットを利用できる。主に訪日外国人客や、通学で乗車する高校生らへのサービス拡充が目的。...

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岐阜県恵那、中津川両市の第三セクター、明知鉄道（本社・恵那市）は７日、同社ホームページ（ＨＰ）が不正アクセスにより内容を改ざんされ、延べ５４８８人分の顧客の個人情報が流出した可能性があると発表した。 同社によると、個人情報（氏名と年齢、メールアドレス、電話番号）は、ＨＰから食堂車を予約した４６０８人分と、ＨＰを介して問い合わせをした８８０人分。

のと鉄道では毎年春ごろ、乗客に調査用の券を手渡して降りる駅で回収し、乗車した区間や利用目的などを調べる旅客流動調査をしている。ただ昨年はコロナ禍の影響もあり中止。非接触型の調査を進めようと、町と同社は、県内の教育機関などでつくる公益社団法人「大学コンソーシアム石川」に事業を提案し、支援を受けて同校が調査に乗り出した。 六年間で各駅にカメラを設置し、データを蓄積。将来的には乗客の乗車区間をＡＩで調べられるシステムを作り上げる。四年の勝又舜介さん（１８）は「鉄道を利用する人の動きを見て、能登の観光に生かしていきたい。乗客が多く利用する時期を分析し、スムーズな移動ができる手段を提案していければ」と意気込む。

駅名看板文字を電子化「天浜線フォント」　静岡大・研究室制作 静岡大情報学部の杉山岳弘研究室は２日、天竜浜名湖鉄道（浜松市天竜区）の駅舎などに残る手書き看板の文字をデジタルフォント化した「天浜線フォント」の完成を発表した。学生らが天竜二俣駅でプロジェクトの成果を示し、手書き文字への愛着やフォント化による文化の継承について思いを語った。 「天浜線フォント」の完成を発表した静岡大情報学部の杉山岳弘研究室のプロジェクトメンバー＝浜松市天竜区の天竜二俣駅 天浜線フォントは、同線前身の国鉄二俣線が開業した１９３５年ごろから残る手書きの駅名看板を基に制作した。まとまった手書き文字の現存例は少ない。杉山教授は「手書き文字は貴重な文化財で、日本の原風景の一部」と保存の意義を強調する。 ２０１９年４月に１１人の学生有志が制作を始めた。各駅などで撮影した写真を元に、文字をトリミングしてデジタルに変換。デジタルフ

ＪＲ東海が、在来線の魅力を発信する公式ツイッターを開設した。運転士の仕事を紹介したり、社員が趣味で撮影した列車の写真を投稿したり。新型コロナウイルスの影響で乗客が減るなか、鉄道の魅力をアピールしようと、在来線担当部署の社員が始めた。従来、列車の運行状況などを速報するツイッターはあったが、こうした軟らかい内容はなかったという。　（宮畑譲）

きさらぎ駅が初めてネットで話題になったのは、二〇〇四年。ネット掲示板「２ちゃんねる」（現在は５ちゃんねる）に「はすみ」と名乗る女性らしき人が書き込んだ。 内容はこうだ。「新浜松駅」から電車に乗ったはすみさんは、〇四年一月八日午後十一時二十分ごろ、「先程（ほど）から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです」と投稿。電車は二十分以上、止まらず、聞いたこともない「きさらぎ駅」に着く。降りたはすみさんは、次々と怪奇現象に遭遇。体験したことを逐一投稿し、翌日午前三時四十分ごろ、「もう（携帯電話の）バッテリーがピンチです」という書き込みを最後に、二度と掲示板に登場することはなかった。

長良川鉄道は、新型コロナウイルスの影響下でも、新しい旅の形を模索し、さまざまな企画を打ち出している。「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」キャンペーンを活用した新たな旅行商品を販売中で、１７日からはビデオ会議アプリ「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を使ったオンラインツアー「おうち旅」が始まる。 　「おうち旅」は自宅で旅行気...

養老鉄道は１６日、スマートフォンのアプリで購入と利用ができる「養老鉄道１日フリーきっぷ（モバイル版）」を発売する。クレジットカードで決済し、切符をスマホの画面に表示して係員や乗務員に提示して利用する。 アプリ「ＱＵＩＣＫ　ＲＩＤＥ」をダウンロードして使う。３千人分を販売するまでお試しキャンペーンを行い、中学生以上は通常より５００円安い千円、小学生は２５０円安い５００円で販売する。３千人に達しない場合は来年３月末でキャンペーンを終了する。 アプリはレシップ（岐阜県本巣市）が開発したもので、導入は全国で初めて。

明知鉄道（恵那市）と市大河ドラマ「麒麟（きりん）がくる」実行委員会は八月一日から、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用した「あけてつフォトコンテスト２０２０」の作品を募集する。 募集するのは、明知鉄道の車両や駅、車窓からの風景、沿線の観光地などを撮影した作品。明知鉄道のインスタグラムアカウント「＠ａｋｅｔｅｔｓｕ４１０１」をフォローした上、「＃あけてつフォトコン２０２０」のハッシュタグ（検索目印）を付けて投稿する。自作であれば複数の応募も可。締め切りは十月末。

ＪＲ東海のＩＣカード乗車券ＴＯＩＣＡ（トイカ）とＪＲ東日本のＳｕｉｃａ（スイカ）の両エリアが混在する静岡県内で、エリアをまたいだ乗車でも改札機を通過できるよう改善を求める声が強い。二〇二〇年東京五輪で自転車などの競技会場があり、五輪開催時に多くの集客が見込まれる県東部を中心に、地元がＪＲなどに要望を続けるが、解決の糸口は見えない。 ＩＣ乗車券のエリアをまたぐと改札機を通れない制約は、一三年に全国各社で相互利用できるようになった時からの課題。各社のエリア内で乗降すれば、どのＩＣ乗車券でも改札機にかざして通過できるが、他社のエリアまで乗り越した場合は窓口や精算機で精算する必要がある。 東京五輪の自転車トラック会場「伊豆ベロドローム」（伊豆市）へ開催時にシャトルバスが出るのは、伊豆箱根鉄道の修善寺駅（同）やＪＲ伊東駅（伊東市）。伊東駅はスイカエリアのため、県西部などのトイカエリアからＩＣ乗車券を

天竜浜名湖鉄道（浜松市天竜区）は二十七日、音声合成ソフト「ボーカロイド」の仮想アイドルキャラクター「音街（おとまち）ウナ」のデザインをあしらったラッピング列車「うなぴっぴごー！」の運行を始めた。期間は一年間。 音街ウナは浜松市東区のキャラクター制作会社エム・ティー・ケーが制作し、ウナギの帽子をかぶったデザイン。キャラのアピールと若い世代の鉄道利用促進につなげたいと共同企画し、鉄道をモチーフにした衣装のキャラを車体側面や内装にあしらった。

第三セクター長良川鉄道（岐阜県関市、社長・日置敏明郡上市長）は１日、スマートフォン決済「ペイペイ」での運賃支払いサービスを始めた。県内のワンマン運転で営業する鉄道機関で導入するのは初めて。増加が見込まれる外国人客らの利便性向上が見込まれる。 同鉄道は全区間ワンマン運転で営業している。利用客は列車内の運賃表などに記されている２次元コード（ＱＲコード）をスマホで読み取り、運賃を入力。降車時に、運転手に整理券とスマホ画面を提示し、決済ボタンをタップする。 サービスは全９車両で導入。駅でのグッズ類の購入などには使えないが、中国で普及する決済サービス「アリペイ」も順次導入を進めており、今月中には完備する予定。佐々木綱行運輸部長は「多少の煩雑さはあるかもしれないが、中国人をはじめとする外国人客、スマホ決済の文化が根付く若い世代の客が、利用しやすい環境づくりを進めたい」と語った。

長良川鉄道（本社関市）は一日、スマートフォンの電子決済サービス「ＰａｙＰａｙ（ペイペイ）」を導入した。 車両の前後四カ所にＱＲコードが貼られていて、降りるときに携帯端末で読み取る。表示された画面に自分で金額を入力し、運転士が画面を確認して決済ボタンを押す。小銭の計算や両替の手間が省け、短時間で支払いが完了する。

列車のドアにQRコードを貼り付け、ホームドアの開閉を制御するシステムが、都営地下鉄浅草線で導入される。 デンソーウェーブは5月22日、列車のドアにQRコードを貼り付け、ホームドアの開閉を制御するシステムが、都営地下鉄浅草線で導入されると発表した。QRコードから列車の情報を読み取り、車両ドアと連動してホームドアも開閉する。大規模な改修が必要なく、停車時間を短縮できるという。 車両ドアのガラス部分に貼り付けたQRコードを、駅ホーム上部に設置したスキャナーで読み取る。QRコードから到着した列車のドア数、編成車両数などの情報を取得し、車両ドアの開閉に合わせ、ホームドアも動く仕組みだ。 複数の鉄道事業者が直通運転しているホームでは、乗り入れ車両のドア数や位置が異なるため、各社の形式に対応する必要がある。その上、車両ドアとホームドアをそれぞれ別のシステムで制御すると、停車時間が長くなる課題もあった。