イスラム過激派組織「イスラム国」のメンバーとして拘束されている容疑者ら。シリア北東部ハサカの収容施設にて(2019年10月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】トルコ南部で6日早朝に発生したマグニチュード(M)7.8の地震後、シリア北西部のイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員を多数収容している刑務所から少なくとも20人が脱獄した。施設の関係筋がAFPに明らかにした。 【動画】トルコ・シリア地震、死者3800人超 脱獄が起きたのはトルコ国境に近いラジョ(Rajo)の軍事刑務所。収容者は約2000人で、約1300人がISの戦闘員とみられる。クルド人勢力の戦闘員も収容されている。 地震発生後に受刑者が暴動を起こし、刑務所の一部を占拠。IS戦闘員とみられる約20人が逃走したという。 今回の地震では数十回の余震も起きているが、同刑務所でも壁やドアにひ