2014/11/11 先月、中国のネットコンテンツ業界に激震を走らせた、ポータルサイト「新浪網」の陳トン氏の辞職。その直後から、陳氏は中国進出を狙う「フェイスブック」に引きぬかれたのでは、いや、オンラインゲームやネットセキュリティの「 360」に行くのでは…という噂が飛び交っていた。そして11月初めにその謎が解けた。シャオミが同氏を、副総裁に迎えることを正式に明らかにしたのだ。 ユーザー囲い込みを目指し、コンテンツを重視 「ユーザーがシャオミのスマートフォンを使い続けてくれれば、シャオミがそのディスプレイ支配力を生かしてなんらかのキャンペーン展開すれば、優位を発揮できる。だがその逆は不可能。どんなアプリをインストールするかしないかを強制したりすることで、ユーザーをコントロールすることはできない。というのも、それ自体がオープン性という原則の真逆に立つ行為だからだ。でなければ、販売台数世界トッ
[10日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>は、ネット通販各社が展開する11月11日の「光棍節(シングルズデー)」セール「ショッピング・フェスティバル」の開始から1時間12秒で20億ドル相当の商品を販売したことを明らかにした。 うち10億ドルは、セール開始から18分間に取引されたものという。 2013年のシングルズデーでは、アリババの半日の取引額は31億ドルに達している。 シングルズデーのセールは2009年、27社がアリババのオンライン商店街「天猫(Tモール)」で売上高押し上げに向けた大幅な値引き商戦を開始したのが始まり。 アリババは、世界最大の24時間オンラインセールと呼び、今年は世界200カ国以上から買い物ができるようになったとしている。
2014/10/28 各社が乱立する中国IT業界戦国時代。シャオミの快進撃は次々に人々の話題をさらっているが、その囲い込みも進む。シャオミに続けと新型廉価スマホを発表した魅族は、そのOSでアリババとタッグを組んでいる。ハードを作らないアリババはクラウドサービスで強みを発揮、そしてスマホの魅族がそこに力を添える。アリババの技術力と資金力がシャオミの独走をストップさせるのか―— ケンカしつつも手を結ぶ、アリババと魅族 10月20日、中国のEC企業として知られる「アリババ」が同社の独自開発OSシステム「Yun OS 3.0」を発表した。そのニュースを聞きながら、その直前に中国国産マイクロブログ「ウェイボー」(微博)上で同社と通信機器メーカーの「魅族」(Meizu)のトップ同士が繰り広げた舌戦、そしてそれに続くべたべたしたやりとりを思い出した人もいるだろう。 その魅族が翌日の21日、北京で記者会見
ペイパルの共同創業者の一人で、現在はファウンダーズ・ファンドの取締役の一人であるルーク・ノーセクは、「ピーターはシリコンバレーの大半の人間とはまったく違う」と語る。 シリコンバレーの会話の中心はどうしたらもっとカネ儲けができるかだ。しかし、ティールにとって重要なのは、「どのようにこれを理解するか」だという。彼は世界の仕組みと、それに関連したすべての哲学的、道徳的な質問に強い好奇心を持っている。 別の同僚は、ティールの「バーにおける軽妙なおしゃべり」の能力は「極めて低い」が、データの記憶力は抜群だと語る。「第二次世界大戦の5日目に金の取引価格がどのくらいだったか、そしてそれがどんな影響を及ぼしたか、といったことについては、まるで記録書のようによく覚えている」。
2014/10/3 ディー・エヌ・エーは10月1日、住まいやインテリアに特化したキュレーションメディア「iemo」を運営するiemoと、女性向けのファッション・キュレーションメディア「MERY」を展開するペロリを買収。両社の株式を総額約50億円で100%取得し、完全子会社化すると発表した。 これに伴い、iemo代表取締役の村田マリ氏はディー・エヌ・エーの執行役員に就任、引き続きiemoの運営を続ける。さらに、ディー・エヌ・エーは村田氏らのリードにより、新たなキュレーション・プラットフォーム事業を運営していく計画もあると言う。なぜ、今、キュレーションやバイラルメディアは買収で高値が付くほど評価が高いのか?渦中の村田マリ氏を直撃した。 前編:私が、DeNAに「iemo」を売った理由 1年前から読んでいた、バイラルメディアの行方 村田:ちょっと怖い話なんですけど、実は私、iemoの社員に去年の年
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