英Canonicalは2月10日、企業ユーザー向けデスクトップ環境「Ubuntu Business Desktop Remix」の初期版を公開した。Ubuntu 11.10をベースに企業や政府組織に向けたカスタマイズを加えたものとなる。 Ubuntu Business Desktop Remixは、企業や政府組織での利用に向けてカスタマイズを加えたUbuntuデスクトップ環境。Ubuntuの使い勝手はそのままに、音楽プレーヤーやゲームといった「コンシューマ向け」のアプリケーションを取り除き、シンクライアントアプリケーションなどの企業向けアプリケーションを追加している。VMware ViewやAdobe Flash Plugin、OpenJDK 6などのパッケージも含まれているという。Ubuntuの次期版となる12.04 LTSは5年間の長期サポートを予定しており、ビジネス領域での採用拡大を