自転車事故の「天国と地獄の分かれ目」 自転車が交通事故の加害者になった、歩行者が死傷したという事故が起きても、ほとんどは断片的な外形しか報じられていない。 裁判傍聴マニアである私は、自転車事故の刑事裁判を数多く傍聴してきた。そのなかで、「自転車事故はここが天国と地獄の分かれ目だ!」と強く感じることがある。死傷事故が起こってなにが「天国」だ、ではあるのだが。どこがどんな分かれ目か、今回はその話をしよう。
街中を徒歩や自転車、バイクで移動していて危険な目に遭った経験のある人は少なくないだろう。他人の自転車や歩行者と接触した、自動車に幅寄せされたといったケースだ。そんなとき、自動車のドライブレコーダーのようにカメラで一部始終を記録しておけば、状況確認の役に立つ。韓国LINKFLOWの「FITT360PB」は、こうしたニーズに応える首掛け型カメラだ。 U字型のきょう体の前部に2個、後部に1個、合計3個のカメラを備えており、各カメラの広角レンズを使ってほぼ全方位の映像を撮影できる。徒歩やサイクリング、ツーリングなどの際に、周囲の状況を常に動画で記録する。写真の撮影も可能だ。 通販サイト「+Style(プラススタイル)」の販売価格は6万3800円(税込み)。実際に首に掛けて歩き、サイクリングもしながら機能や使い勝手を確かめてみた。 「FITT360PB」は首に取り付けて前後左右の動画や写真を撮影でき
公道を走る自動車に速度制限があるのは常識ですが、自転車に制限はあるのでしょうか。 警視庁の見解をもとに自転車の速度制限について考えてみます。 「だってスピード出せちゃうんだもん」でいいの? 自転車のなかでも速く走れるロードバイクのスピードは40km/hほど、自転車競技におけるゴール前のスプリントでは70km/hにもなるといわれます。つまり自転車でも車種や運転する人によっては自動車並みのスピードが出てしまうわけですが、自転車で公道を走行する際、法定速度はあるのでしょうか。 公道を走る自転車に制限速度はあるのか。写真はイメージ(madrabothair/123RF)。 この件に関して、警視庁が公式Twitterで2018年3月9日に言及しています。ツイートによると、「自転車が出せる速度は、道路標識等で指定されている場合はその速度」とのこと。つまり50km/hの標識が出ていれば自転車も50km/
先日イギリスの街で白髪の高齢女性が「ずっと昔からこんな感じで乗ってるの」と言わんばかりに、ラレーのヴィンテージっぽい自転車にスカート、頭にスカーフを巻いて乗っているのを目撃し、つい見とれてしまいました。こういう光景って日本ではよく見るのにイギリスではほとんど出くわさないからです。どうしてなのでしょうか。 ママチャリ文化 vs ロードバイク文化 日本では俗に「ママチャリ」と呼ばれる安い自転車が手軽に手に入り、ちょっとそこまでのお出かけに普段着にサンダルばき、ヘルメットなしで歩道を通れる気軽さがありますが、イギリスではそうはいきません。子どもでもない限り、自転車は基本的に自動車と同じように道路を走り、交通規則も守らないとならないのです。幅の広い歩道や歩行者天国となっている道路でスペースがあるところでも、特に自転車通行可能という表示がない限りは自転車で通ることはできません。それで自転車に乗るとな
日本の自転車は堂々と歩道を走っている。しかし、それは世界の非常識だ。毎日12kmの通勤に自転車を使ってきた「自転車ツーキニスト」の疋田智さんは「日本の自転車事故比率は先進国の中でも最悪レベルだ。歩道を走る自転車にも問題はあるが、車道を走る自転車を邪魔と思うドライバーにも問題がある」という――。 車窓から見ると「邪魔」で「イライラする」自転車 「なんだか最近、テレビや新聞なんかでさかんに『これからは自転車は車道だ』って言うんだけどさ。邪魔くさいよね、チャリが車道にいると」 とまあ、この数年というもの、こういう話を周囲からよく聞く。なるほど自転車についての認識はともかく「自転車は車道」。ようやくそこまできたか。じつに慶賀。こういう方々、以前なら「自転車は歩道なんじゃん?」が当たり前だった。 だが、ネガティブだ。これを言う人は、大抵の場合ドライバーとしての立場からだ。 私はテレビ局に勤めているの
こんにちは 私は日頃から自転車に乗る事が多いです。 平日は、駅まで自転車に乗ってますし、休日はロードバイクでサイクリングに行く事もあります。 昨年、道路交通法が改正され、自転車は基本車道を走る事となりました。 改正されたのは数年前かと思いましたが、昨年(2016年)の6月1日なんですね。 スポーツバイク(自転車)に乗る様になり、自転車に乗る事に対して意識が変わりました。 正直、それまでは自転車は車両というよりは、どちらかと言うと歩行者よりだと認識してました。 ただし、歩行者が優先。歩行者に対してベルを使っちゃダメなのは知ってました。 現在の、道路交通法では自転車は軽車両に区分される様で、決して歩行者ではありません。 人力車や、馬なんかと同じなんですね(笑) ちょっと調べてみましたが、法律自体が現在の道路状況とは適合していないよね?と言う印象を受けます。 道路状況か、法律側が今後うまくできて
それはちょっとした油断からだったのかもしれません。 しかし、取り返しのつかない事故となりました。 自転車に乗った高校生はスマホを操作しながら運転し、男性に突っ込みました。男性は「子どもたちが安全に通学できるように」と強く願い、交通安全の見守りをしていました。 男性は2年たった今も寝たきりで、ことばを話す事ができません。 「こんなことは二度と起こらないでほしい」家族は訴えています。 (神戸放送局記者 金麗林 / ネットワーク報道部記者 田隈佑紀) 自転車にはねられ、意識不明の重体に 事故が起きたのは2019年6月の朝でした。 兵庫県伊丹市の市道で、近くに住む冨田稔さん(79)が自転車で登校中の高校生にはねられ、意識不明の重体となりました。 当時、新人記者だった私(=金)。 神戸放送局に赴任して1か月余り、事件や事故の取材を担当していました。 「自転車に衝突された人が意識不明の重体になるとはい
フリマアプリ大手のメルカリは、去年、福岡市で始めた自転車のシェアリングサービスの運営から撤退することを決めました。事業の選択と集中の一環だとしています。 メルカリは、自転車に付けられたQRコードをスマートフォンで読み取って借りられるシェアリングサービスを、去年2月から福岡市で始めていました。 しかし、発表によりますと、ことし8月までにこの事業から撤退し、都内のITコンサルティング会社に譲渡するということです。 このサービスは、ことし5月時点で福岡市内の500か所の駐輪場に1000台の自転車を備え、事業は順調に拡大しているとしています。 ただ会社は、中古品を売買するフリマアプリのアメリカでの事業展開やキャッシュレス決済のサービスに経営資源を集中するため、撤退を決めたとしています。 メルカリは去年後半から新規事業を相次いで終了させていて、拡大路線から事業の選択と集中へとかじを切っています。
「トライクカーゴ」は2019年1月に完成、配送現場に3月下旬から試験導入した。トヨタ自動車出身のエンジニアやデザイナーが在籍する豊田トライク(東京・港)と組んだ。安全性、デザインなどクルマづくりの発想を採り入れており、佐川急便は同社の開発力に着目した。 120キロの荷物を積める。軽トラックが輸送する約3分の1にあたる積み荷を、人の力だけで運べる能力を持つ。通常の自転車であれば、運転がふらつくところを、トライクカーゴは解決した。 キーとなるのは、11カ国での特許を取得している「シンクロシステム」と呼ぶ前輪のメカニズムだ。2つのタイヤが並び、チェーンでつながっている。といっても、ペダルと後輪をつなぐチェーンと役割が違う。駆動力を伝えるのではなく、前輪のチェーンは傾きに応じ、バランスをとる役目を持つ。 例えば、段差に片方のタイヤが乗り上げたとすると、チェーンが連動して、もうひとつのタイヤに下向き
タイヤは3輪、後部に二つの子ども用座席。従来とは違う3人乗り自転車が年内に発売される。その名も「ふたごじてんしゃ」。発案者は双子の母親だ。安心して息子たちを乗せられる自転車が欲しい――。そんな思いで構想を練り、自ら会社も立ち上げた。 発案者は大阪市に住む中原美智子さん(45)。6歳の双子の男児の母親だ。双子を育てる大変さは想像以上で、1歳になるまで自分一人では親子の外出もできなかった。 従来の3人乗り自転車に双子を乗せたが、2度転んで怖くなった。電車に乗る時も双子用ベビーカーが場所を取るため周囲への気遣いで心身ともに疲れ切り、外出がつらくなった。「双子という理由で、私が子どもの経験を奪っている罪悪感でいっぱいだった」 従来の3人乗りは前部に年下、後部に年上の子を乗せる想定だ。双子向け自転車を探したが見つからず、2013年に「自分で作ろう」と決意。地元の自転車メーカーなどに話を持ちかけた。
チャイルドトレーラーは法的にはどうなのか? 全国の道路交通法実施細則において、自転車トレーラーに関する条項を全て抽出しました。 この他に、関連する法令として、道路運送車両法がありますが、こちらには自転車トレーラーに関しては明確な記述は無いようです。 全国の実施細則を調べる限り、自転車トレーラーの公道走行は全国的に問題ないと解釈されます。ただし、自転車トレーラーはリアカーであり、リアカーは荷物を積載するものとした考え方から、子供が乗車するチャイルドトレーラーの運用に関しては、消極的に解する自治体もあります。 (もし、チャイルドトレーラーの運用に関して消極的な見解を持つ自治体を知りたい方はご連絡ください。サイトには明記出来ませんが、個人的な情報としてであればお伝えします。何故か:明記してしまうと、情報が歪曲して一人歩きする恐れがあるからです。それら自治体の公安委員会が、公式な文書通達にてチャイ
「サイクリングを安全に」をミッションとして掲げるサイクリック。ライト一体型ドライブレコーダーFLYシリーズをピックアップして紹介しよう。アクションカメラや盗難防止デバイスとしても使用できる機能が盛りだくさんのプロダクトだ。 サイクリック FLY12 CE(フロント用) 自転車で公道やサイクリングロードを走る以上、自動車や歩行者と道路をシェアすることは必然だ。限りあるスペースを分け合っているため、サイクリストが十分に気をつけていても事故に巻き込まれてしまうなんて危険も捨てきれない。その逆もまた然り。自分が事故を引き起こす原因にも成りうる。 いずれにせよアクシデントが発生してしまったら、その後の対応のために状況を把握しておく必要がある。しかし、トラブルの当事者となった時、前後の状況を覚えておける自信はあるだろうか。もしかしたら当事者であるがゆえ客観的になれないこともある。起こった出来事の事実を
サイクルオリンピック代表取締役社長・古屋直隆氏。フリーパワーへの出資を決め、実用化へ向けて奔走。社長自ら、乗車テストでママチャリ耐久レースに参加したことも 宮崎県在住の発明家が、自転車が抱え続けてきた動力の問題を解決した。人力だけなのに従来の自転車より加速力アップ、坂道もスイスイと上ってしまう! そんな革命的機構の名は「FREE POWER」。いったいどんなものなのか? ■坂が多い街から問い合わせ殺到! 今や、国内での全オートバイの年間販売台数をしのぐ電動自転車。子供を乗せ、坂道をグイグイ上っていく姿は、まさに免許なしで乗れるオートバイだ。だが、自転車が生まれて200年たった今年、そこに待ったをかける自転車革命が起こった! なんと、電池のいらないアシストギアが誕生したのだ。そのギアシステムの名前は「FREE POWER(フリーパワー)」。 動力源は人力のみにもかかわらず、こぎだしは軽く、加
子供を乗せ、買い物の荷物を乗せ、ずっしりと重力を感じながら漕ぐペダル。 あぁ、重い……しんどい……。 猛暑の中、もう自転車を漕ぐだけで汗だくです……。 電池の要らないアシスト自転車なら充電の手間いらず そんなとき知ったのが、Cycle Olympicが販売している電池のいらないアシスト自転車。 「FREE POWER(フリーパワー)」というシリコンの反発力を利用したギアを搭載しています。 嬉しいのが、電池じゃないので、バッテリーを充電する手間も電気代もかからないこと! 今ある自転車にも取り付け可能 しかも、ギア単体の取り替えにも対応! なので、今持っている自転車にも取り付けできます。 持ち込み自転車の場合、取り付け費用も含めて14,000円(税抜)。電動自転車に買い替えるより、リーズナブル! 脚力により、3種類から選べる では、どれくらいラクになるのでしょうか。 フリーパワーには、硬さが違
フランス首都パリに駐輪されたゴービー・バイクのシェアサイクル(2017年11月18日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / GEOFFROY VAN DER HASSELT 【2月26日 AFP】フランスで自転車シェアリング事業を展開していた「ゴービー・バイク(Gobee.bike)」は24日、自転車の窃盗や破壊行為が相次いだため、同国におけるサービスを中止した。 中国・香港に本社を置く同社は、パリだけでシェアサイクル2000台を展開し、仏全土での利用者は約15万人に上っていた。 「非常に遺憾ながら、2018年2月24日をもってフランスでのサービスを終了する」と発表した同社は、その理由を「昨年12月から今年1月にかけて、わが社の自転車の大量破壊が未成年者らの新たな娯楽と化した」ためと説明。 同社によると、1000台以上が盗難に遭い、全国で約3400台が破壊され、警察への通報は300
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