監督:水島精二 脚本:虚淵玄(ニトロプラス) キャラクターデザイン:齋藤将嗣 音楽:NARASAKI
《プロデューサーから作品の規模や内容についての概要を聞く。この時点で70分のオリジナルビデオで、予算9000万(音響制作費を除く)であること、及びキャラクターデザインは、原作者竹内氏の要望で江口寿史氏ということだけは確定していた》 80年代後半から90年代にかけて盛んに作られたOVA(オリジナルビデオアニメ)。テレビでも映画館でも公開されない、アニメファンが購入、もしくはレンタルビデオで消費するアニメを指す。『パーフェクトブルー』もそうしたOVA作品のひとつとして作られ、そして、忘れられていくはずだった。 だが前述の「戦記」から今敏本人の言葉を引用すれば、《スケジュール的にあまりに無理が多いことと、内容的に自分には合わないということで断ろうかとも思ったのだが、“初監督”という魅力に釣られてしまった》。 だが、当初はアニメファン向けのOVAとして日本国内で消費されて終わるはずだったこの作品は
» 【本当か?】映画『ブルージャイアント』のCGが相当 “アレ” らしい… / 見に行ってみた結果 → たしかにヤバイけど10000点だった理由 特集 【本当か?】映画『ブルージャイアント』のCGが相当 “アレ” らしい… / 見に行ってみた結果 → たしかにヤバイけど10000点だった理由 あひるねこ 2023年3月3日 現在公開中の映画『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)。世界一のジャズプレイヤーを目指す主人公・宮本大(だい)の活躍を描いた熱く激しいジャズ成長物語だ。原作は『岳 みんなの山』で知られる石塚真一先生の同名人気漫画で、今も小学館「ビッグコミック」にて連載中である。 私(あひるねこ)は原作漫画の大ファンで、当然アニメの出来も気になっていたのだが、なかなか見に行けずにいた。そんな中、ちょっと不穏な噂をネットでいくつも目撃する。なんでも本作は、CGが相当 “アレ” なん
『君の名は。』『天気の子』が大ヒットを記録し、日本を代表するクリエイターになった新海誠。 11月11日には最新作『すずめの戸締まり』が控えている。新海はなぜ、「国民的作家」になり得たのか。評論家であり自ら代表を務める会社ニューディアーの事業を通じて海外アニメーション作品の紹介者としても活躍する土居伸彰氏が、世界のアニメーションの歴史や潮流と照らし合わせながら新海作品の魅力を解き明かしたのが、10月17日に発売される『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』である。 本記事では刊行を記念し、アニメ研究の大家であり、新海誠氏を取材したこともある氷川竜介をゲストに迎え、新海誠という作家の魅力と本質に迫る。 『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』(集英社新書) ― この記事では『新海誠 国民的作家の誕生』を題材に、「新海誠とはどのような作家か?」ということを掘り下げていきたいと思います。まず、お二人はどのよう
タイプ・あ~る @hitasuraeiga 『シンエヴァ』の「アスカがシンジに無理やりレーションを食べさせるシーン」は、画面が手ブレで動きまくるだけでなく背景のパースも動きに合わせて変化するなど恐ろしく複雑な構成になっていて、32秒のワンカットに費やされた作画枚数はなんと695枚!完成まで約1年も費やした力作だ。 pic.twitter.com/OrWp6t65S6 2021-11-03 12:47:51 タイプ・あ~る @hitasuraeiga もう少し詳しく説明すると、アスカの動きはまずモーションキャプチャーを使って俳優の演技をデータ化し、それを元にアニメーターが手描きで1コマずつ作画したそうです(なお、参照元は「CGWORLD 2021年8月号」のメイキング記事です。→ amzn.to/3CGF3kZ) pic.twitter.com/5OmSTdaeBd 2021-11-03 1
日本人の誰もが知るはずの「平家物語」を、ほとんどの人間は誤解していると私は思う。この長大な物語の、全体のほんの何パーセントかの、しかも誇張されたエピソードにしか普段は接することがないと思うから。通読してみれば、そこには「戦争をすることは悲しい。恐ろしい」と訴える感情が充満しているとわかる。「戦死者たちを鎮魂しなければ。あらゆる死者たちを弔わねば」との切実な思いにも満ちている。そして、戦場では主役となる男性たち以外に、そうした現場には立つことの少ない女性たちのドラマも描かれているのだという事実。いったい誰が、「平家物語」の主役は女たちでもあるのだ、と理解したか? 私は「このTVアニメ版は、したぞ」とここに断じる。それも鮮烈にだ。痛烈にだ。原作の「平家物語」が秘めていた決定的なポイントにこのアニメ版は迫っていて、だからこそ視聴する私たちの胸にも迫る。主役のびわは、あなたの琴線を鳴らす。 確かに
映画『100日間生きたワニ』において、公開前から「レビューサイトでの荒らし」がはびこり、「予約システムで遊ぶ迷惑行為」までもが横行した。前者は(後述もするが)作品への誠実な批評をも貶めるものでもあるし、後者は限りなく犯罪に近い。言語道断な愚かしい行為であることは言うまでもない。 それだけに限らず、『100日間生きたワニ』への異常なバッシングムード、いや「事実がどうあれ叩きやすいものを叩いて嘲笑するネットいじめ」に、これほどまで多くの人が平気で加担したことに、大いに失望した。そして、この問題を通じて、ネットいじめの問題、そして批判(批評)との違いについて論じるのは、とても有意義なことであると思う。以下より、その理由を記していこう。 そもそものバッシングの対象が間違っている Twitterで爆発的な人気を得た原作『100日後に死ぬワニ』は、最悪のタイミングで無節操なプロモーション展開をしたため
久々の休日、ふと思い立ってTSUTAYAで映画を借りることにした 作品は、リマスター前の『えんとつ町のプペル』。最近リメイク版が公開されたらしいが、そちらはまだ見ていない。 ただ、ネット上の口コミを見る限り、今後も見ることはないだろう。 私にとってのプペルは、1984年に地元の映画館で見た、あのプペルで完成されているからだ。 『えんとつ町のプペル』はその表題の通り、1960年代の公害・大気汚染をテーマに描いた風刺作品だ。 主人公の風太(ふうた・通称「プー」)は三重県に住む高校生。 中学までは野球部のエースとして活躍していたが、練習試合中に激しい喘息症状を発症。 四日市ぜんそくの罹患者となり、甲子園への夢を絶たれることとなる。 無気力となり、私生活や授業でもぼんやりしがちな風太を心配し、同級生も励ましてくれるが、効果はなし。 立ち並ぶ煙突からたなびく煙、紫雲の空。その下で生活しているため、激
2017年注目の映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を早速見てきました! 終わった直後に劇場から『は?』というような微妙なリアクションが出たのも事実。 でもそれで片付けるのは個人的にはできませんでした。 古くて懐かしい『あの頃』に僕は戻れたんですよね。 万人に対して『絶対に外さない』とは決して言えない作品ですが、僕が得たものをあなたに伝えられればと思います。 文学的な作品で、分かりやすい感動作品ではない 自由がない、田舎者の中学生の不自由な友情や恋愛に共感させられた 『異性』を意識し『恋愛』がすぐそこまで来てしまった在りし日を思い出す 友人の抜け駆けに対しての嫉妬、好きな人から得られない承認と得られない自己肯定感 携帯電話もない時代の青春 『及川なずな』にみる少年期における大人びた女子への憧れ 家庭環境に問題がある生徒ほど大人で魅力的に映る不思議 『打ち上げ花火』の人物の服装
a͟e͟r͟o͟d͟y͟n͟a͟m͟i͟k͟ ͟/͟/͟ @aerodynamik_tw 「この世界の片隅に」の上映後、啜り泣きと拍手が響き、ゆっくりと照明が点いて皆が余韻の中言葉少なに席を立っていく中、後ろの席に座っていらした恐らく80代のご婦人が「私ね呉に住んでいたのよ、本当に呉にそっくりなの、あの頃の呉にそっくりなの」と隣の見知らぬ若者に語りかけていた。 2016-11-24 00:58:49 a͟e͟r͟o͟d͟y͟n͟a͟m͟i͟k͟ ͟/͟/͟ @aerodynamik_tw ご婦人はその事をどうしても直ぐに誰かに伝えたくて、見知らぬ隣の席の若者に語りかけたのだろう。「片渕監督の執念にも似た細密な時代考証」などという言葉にしてしまうと途端に魔法が消えてしまいそうな気がするが、何かを伝える、伝わるというのはきっとこういうことなのだ。 2016-11-24 01:08:02
Q. ロースおじさんは『この世界の片隅に』観ました? どうでした? お名前:面科さん A フンッ………………… フハァアア…………………………… ハアッ……………… ……………………………… ………………………… ……………………… フゥゥゥーーーーーー…………… ハァ…ハァ…ハァ… あ、ゴメンゴメン。おじさん、『この世界の片隅に』のこと聞かれたら、肘とつま先で体を支える体勢を3分間維持する「プランクチャレンジ」でやり過ごすことにしとるんよ。というわけで、この脂ぎった吐息がおじさんの「答え」や。さよなら。 ってわけにもいかんよね、やっぱり。でもねえ……正直気が進まないんよ。『この世界の片隅に』についてなんか言おうとするとき、おじさんの眼前に重々しい扉がそびえるんよね。具体的にはキルアの実家の門ね。こじ開けるのにメチャメチャな筋力を消費するし、開ける奴のパワーによって開く扉のサイズがぜんぜん
総コメント数:1 二次元への扉 あした世界が終わるまえに youtubeでみつけた動画です。 『あした世界が終わるまえに』、yumekura49さんが高校生のころに制作されたアニメーションです。 『銀河鉄道の夜』を感じさせるような、ベタな感じかもしれませんが、忙しすぎて大切なものや人を忘れがちになることって結構あると思います。そういった時にやさしさや思いやりを思い出させてくれる動画だと思います。 もしあした世界が終わるとしたら誰とどう過ごしますか? あした世界が終わらなくてもかけがえのない時間を過ごしたいものです。 2011-07-21 12:14:34 ( 入稿記事ソース ) 二次元への扉 タグの追加/編集 タグの更新 記事の掲載内容に問題がある場合はご一報ください。 記者紹介 きまぐれ
んー、こいつは手厳しい(笑)。 >アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生のベテラン日記 >はてなブックマーク - アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生のベテラン日記 いや、たしかに「謎のおばあちゃん」が凄すぎる、というのは、あるよ。実際、いるわけないじゃん。どんだけ日本のフィクサーなんだよ、みたいな。 この作品に対しては、評価が分かれるかな、というのはあっても不思議じゃない。どんだけご都合主義なのさ、的な面とか、ハチャメチャ具合とかはぶっ飛んでいるとは思うよ。 参考:『サマーウォーズ』で、ジンと来たぼく(笑) 受け止める感覚が逆なんじゃないのかな、とは思ったな。一族が超サイコーで、他はみんなバカ、という意図ではないでしょ、多分。 そうじゃなく、一見何の変哲もない、極々普通の生活をしている「市井の人々」には、実は「何か隠れた凄い能力が宿っているんじゃないのかな」、と
サマーウォーズ公式サイト: http://s-wars.jp/ 「時をかける少女」の細田監督が放つ最新劇場作品。2009年夏公開。 2006年夏、単館公開からスタートした『時をかける少女』は、口コミでロングランヒットとなり、国内外の映画賞を多数受賞。多くの人に愛される作品となった。あれから3年、『時をかける少女』を手がけ一躍注目を浴びたアニメーション監督・細田守が、満を持して送り出す最新作が『サマーウォーズ』。キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など『時をかける少女』のスタッフが再結集したこの作品は、ふとした事から片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に対して戦いを挑む物語である。 [主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。] 高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアル
ジブリや新世紀エヴァンゲリオン・ファイナルファンタジーなどの曲をオーケストラ演奏するムービー。演奏しているのは2003年にオーストラリアで設立された世界初のゲーム・アニメ音楽を専門とする交響楽団「Eminence」。現在放送中のテレビアニメ「ロミオ×ジュリエット」に楽曲も提供しているそうです。 演奏ムービーは以下から。 新世紀エヴァンゲリオンの「Thanatos」。 YouTube - Evangelion -Thanatos (Eminence Orchestra) ファイナルファンタジー7のラストバトルの曲「片翼の天使」。 YouTube - Final Fantasy VII One Winged Angel (Eminence Symphony) メタルギアソリッドのテーマ。 YouTube - Metal Gear Solid Theme - Eminence Orchestra
プロフィール マルコ フリーライター/BL研究家やってます。お仕事のご依頼、ネタのタレコミはメール、またはtwitterあてにお気軽に。お仕事について詳しくはこちら。 メールアドレスはma-cafe@hotmail.co.jp 書いている人のことがなんとなくわかる記事↓ 生きていく上でまったく知る必要のないボーイズラブの最新事情まとめ ダニに噛まれたと思っていた脇腹の傷が、とんでもない病気だった話 テニスの王子様は18年でどれだけインフレしたのか 最新記事 【2023年5月25日】 角川武蔵野ミュージアム『はじめてのBL展』でBL帯と僕のコラムが展示中! ぜひ行ってみて! みなさん、おひさしぶりです。 ちょっとサイトから目を離しているうちに1年半たっていたみたいです。 サイトを更新できなかったのは、この期間にいろいろなことがありまして……ということはなく単にサボってしまっていただけなのです
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