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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (19)

  • 40代になってからも限界はみえない。それでもできることは減っている。 - シロクマの屑籠

    2023年度のGWも終わって、何というでないけれどもくたびれている。このままギアを落とさず5月をやっていくのかーと思うと気分が晴れない。五月病など、あってはならないことだ。 仕事と原稿と家庭に忙殺される日々を振り返って、思う。ああ、すごくできることが増えたけれども、すごくできることが減ったなぁ、と。以下に書くことがすべての中年に当てはまるとは、私も思っちゃいない。けれども私のようなパターンにはまる中年もいるはずだし、そういう人には刺さるかなと思って、四十代後半になった一人の人間の成長と限界について書き置きしておく。 「中年の成長の限界」の予想と現実 私は昔から成長の限界について考えるくせがあって、もう20代の頃から自分の限界はどこなのか、もし限界が来るとしたらどう身を処すべきか意識してきた。不安だったのだろう。というか今でもまあまあ不安だ。 そうして20~30代の頃に想像していた「中年の限

    40代になってからも限界はみえない。それでもできることは減っている。 - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2023/05/12
  • おれたち、黙って死んでくれると思われてませんか? - シロクマの屑籠

    togetter.com 上掲リンク先は、「氷河期世代が高齢になった時、若い世代のために切り捨てられる」的な話題のtogetterだ。私のタイムラインではよく見かける話で、実際、氷河期世代が高齢者になった時、今までどおりの社会保障が支えづらくなるのは多くの人が予想していることだ。 将来に限らず、就職氷河期世代、ロスジェネ世代とかロストジェネレーションとか呼ばれた人たちは、バブル崩壊後の影響をモロに受けて就職難に遭遇し、結婚や家族を持つ機会も逸し、これからは社会保障費のお荷物とみなされようとしている。それはそのとおりなのだろう。そんなわけで、当の氷河期世代はツイッター上で自分たちの不遇や見捨てられようとしている未来を悲観してみせる。 「おれたちを生かさないとただじゃおかないぞ」と氷河期世代は行動したか? 氷河期世代の境遇が不遇だったのはわかる。 では、その不遇な氷河期世代は「おれたちは不遇だ

    おれたち、黙って死んでくれると思われてませんか? - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2022/10/22
    まともな人は氷河期世代でもそれなりのルートに乗ってるし、都市圏なら新卒後何度かチャンスはあったはず。団結すべきは地方から出てない低学歴で新卒一括採用時以外にチャンスがもらえなかった氷河期世代の人。
  • リングフィットアドベンチャー無しでは保てない身体になっている - シロクマの屑籠

    例年、格的な夏の頃には体重が落ちてくるのだけど、今年はなかなか落ちてこない。なぜだろう? と思って生活を振り返ったら、リングフィットアドベンチャーをやっていなかったことに気が付いた。 リングフィット アドベンチャー -Switch 任天堂Amazon 私は怠惰なので、リングフィットアドベンチャーをやるといっても、せいぜい週2回、カロリー数にして合計80kcalぐらいのものだ。あとは散歩やジョギングをいくらか。フィットネスジムに通って毎週200も300もカロリーを使ってくる人々の、あの勤勉さは不可能だと私はあきらめていた。 そうしたなか、リングフィットアドベンチャーは怠惰な私にも定着したほうだった。ゲームとして遊んでいたのは過去のことで、今では体調を整えるための手段として、カスタムモードのオリジナルメニューを定期でこなすだけになっている。普段、なかなか動かせない筋肉を動かすと気持ちが良い。

    リングフィットアドベンチャー無しでは保てない身体になっている - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2022/07/05
    その通りだと思う。なので、自重で家トレとかを習慣づけるのがベストなんだろうけど、それはジムでマシントレするよりはるかに難しい。あれは正に何もやることがない囚人のみが成せるモノだと感じる。
  • 社会適応や役割が嘘や自己否定になってしまう人の世界と、そうでない人の世界(のわかりあえなさ) - シロクマの屑籠

    ta-nishi.hatenablog.com リンク先の文章には、弱者男性論者は社会適応に対してあまりにも潔癖すぎる、といったタイトルになっている。が、タイトルどおりの内容ではなく、 ・筆者自身の社会適応に対する潔癖性の話 ・過去の脱オタクファッション (略して脱オタ) の話 ・過去の脱オタと最近のいわゆる恋愛工学の近しさの話、それと就活の話 が混じっている。議論としてはゴチャゴチャしているが、個人ブログの述懐としては良さがあって、こういう文章が読めるのが個人ブログだったよね、などと思った。 釣られて私も個人ブログっぽい述懐をしようと思う。脱オタが語られていた頃に感じていた小さな違和感を出発点として。 脱オタする人は何を望み、非モテ論者は何を怖れていたのか 90年代後半から00年代にかけて、脱オタなるものがネットの小さなムーブメントになったことがあった。脱オタについて詳しく知らなくても、

    社会適応や役割が嘘や自己否定になってしまう人の世界と、そうでない人の世界(のわかりあえなさ) - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2021/05/07
    努力した結果としての機能ではなく、その為の努力量まで同じにしろというのは、もう何回でも生まれかわってやり直せ。できるもんなら。という答えにしかならないと思うが。
  • ディストピア弁当を売っているスーパーがもっとディストピアになった - シロクマの屑籠

    お店の名前は言えないが、私の生活圏には殺伐とした弁当が殺伐と並んでいるスーパーマーケットがあり、数年前からその店のことをディストピアスーパーと呼んでいる。 「弁当なんて、どこで売られているものも同じじゃないか」と言う人もいるかもしれない。確かに、コンビニで売られている唐揚げ弁当のなかには、健康への配慮が乏しいだけでなく、事としてのパッケージがぶっきらぼうな品も見受けられる。「この弁当にはカロリーはある。が、カルチャーは無い」と言いたくなるようなやつだ。それでも、コンビニの弁当コーナーをざっと眺めると、多かれ少なかれ、カルチャーに配慮した体裁は伴っている。たとえば凝ったデコレーションのパスタとか、そういった品がコンビニには必ず存在している。 ディストピアスーパーはそんな生やさしいものじゃない。 ハンバーグ弁当には、過剰に水分を吸い込んだ重たいご飯がびっちり詰められていて、パサついたハンバー

    ディストピア弁当を売っているスーパーがもっとディストピアになった - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2020/04/20
    ディストピアか。この手のスーパーについて、自分はストレートに貧民窟と総称している。
  • 「普通の男」を求める人には、恋なんてノイズみたいなもの - シロクマの屑籠

    恋する以前に普通の男がいないという悩みと原因|minami_itnote ストレートな文章で、読みごたえがあった。人の願望がこうやって言語化され、しかも長文で読めるのは喜ばしいことだ。はてなブックマーク上ではいろいろなコメントが飛び交っているが、まず、言語化されていることを寿ぎたい。 内容を読み、その後タイトルに戻ってみて、なるほどと腑に落ちるものがあった。 なぜなら、「女子の求める普通」として書かれているリストは、恋以外の何かだったからだ。ここに書かれているリストに近いのは、たぶん婚活だ。 異性のいろいろな属性をリストアップし、そのリストにもとづいてマッチングを行い、合意ができそうな者同士で婚活する。おそらく婚活場面では、ここに記されている「女子の求める普通」リストをすべて満たす男性は高嶺の花だろう。というより婚活市場に出る前に摘まれてしまう男性だ。そのような男性には希少性がある。 し

    「普通の男」を求める人には、恋なんてノイズみたいなもの - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2019/10/23
    学校生活を抜けるまでに恋愛体験が出来ない(成功の有無は別にして)事がどれだけ重大かを思い知るべき。社会に出たら、多くの人の恋愛のプライオリティはだだ下がりするので、もはや恋愛そのものが出来ない環境になる
  • 「人をバンバン殺すガンダム主人公」――『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 - シロクマの屑籠

    HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 1/144スケール 色分け済みプラモデル 出版社/メーカー: バンダイ発売日: 2015/10/03メディア: おもちゃ&ホビーこの商品を含むブログ (13件) を見る 新しいガンダムが面白い……というより興味深い。 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、火星の少年兵達を主人公に据えた、日曜午後五時のガンダム最新作だ。 タイトルのとおり、作は第一話からオイル臭さ・鉄臭さが漂い、それを反映してか、ガンダム・バルバトスもまた「油圧装置がむき出しになったような」武骨なデザインだ。全体的にミリタリーな雰囲気が漂っていて、オープニングテーマの鉄拳制裁に私は目を奪われてしまった。 ガンダムシリーズに肉体的暴力が登場することは珍しくない。とりわけ『Zガンダム』では執拗に鉄拳制裁やビンタが描かれている。しかしオープニングテーマで「人が

    「人をバンバン殺すガンダム主人公」――『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2015/10/19
  • 人生のコスパを語りたいなら、まず人生のベネフィットを語ってみせろ - シロクマの屑籠

    子供は人生で一番高い買い物だと思う 私はコストパフォーマンスという考え方が半分好きで、半分嫌いだ。少なくとも、この考えが適用しやすい分野と適用しにくい分野があると思っている。 勉強効率やガス代の節約といった分野ではコストパフォーマンスの発想はうまく機能する。昔の人間にはコストパフォーマンスという発想自体が乏しかったらしく、現代人な私がコストパフォーマンスを意識できるのはホモ・エコノミクス的な考え方に馴染んでいるからにほかならない。あるいは「時は金なり」という時間節約の発想にも慣れているからかもしれない。 でも、コストパフォーマンスが適用しにくい分野もある。子育てや家族、友達関係といった分野でコストパフォーマンスを論じ始めると、とたんに具合が悪くなる。具合が悪くならない人も稀にいるようだが、はてなブックマーク上の反応をみてもわかるように、コストパフォーマンスという発想が馴染まずにアレルギー反

    人生のコスパを語りたいなら、まず人生のベネフィットを語ってみせろ - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2015/09/14
  • "叩いて構わない奴はとことん叩く"空気と、いじめの共通点 - シロクマの屑籠

    ネットを眺めていてふと気付いた。 現在、日のメディア上では、ネットであれテレビであれ「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ」という風景がリピート再生されている。なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでなく、責任者は罵倒され、土下座させられる。法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを、社会正義とみなすような空気ができあがっている。もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはないし、マスメディアも何わぬ顔で報道する*1。バッシングが公認される大義名分がある限り、責任者が唾を吐きかけられてもしようがないよねー、という不文律ができているらしい。 インターネット上での“炎上”も似ている。失言・過失・違法行為があったと判明し

    "叩いて構わない奴はとことん叩く"空気と、いじめの共通点 - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2012/07/09
    当事者でないにもかかわらず、平気で加害者を言葉で叩くことが出来る人は、自分が放ったその言葉に自分の行動が抑制されていくことに、余りに無自覚だと思う。
  • 普通の人が尊敬できないように育てられた人達

    「普通の人が尊敬できないように育てられた人達」。 特別な職業やメディアに登場するスターのようなキャラクターしか尊敬の対象にできないような・普通の職業の人やクラスメートには軽蔑に近い印象をデフォルトで抱いているような、そういう境地の人達が、まだまだ世の中には存在する。 【メディアスターや凄い人しか尊敬できないような育て方をすると…】 「三つ子の魂百まで」と日の諺にあるけれども、これは「誰をどう尊敬するか」の分野でもかなり当てはまる。小さい頃、どんな相手をどんな具合に尊敬するように育てられたのかは、性分としてこびりつきやすく、後々まで尾を引きやすい。 例えば、小さい頃から花形職業・メディアスター・伝記になるような偉人ばかり尊敬するように教え込まれ、近所の人や普通の職業の人なら見下しても構わないという家族の目線のなかで育ってしまった人は、その価値観を内面化させてしまいやすい。「尊敬対象かくある

    普通の人が尊敬できないように育てられた人達
  • シロクマの屑籠(汎適所属) - はてなって、強迫的な清潔感を漂わせた住人が多い村ですね。

    はてなに来てまもなく一年になる僕だけど、このはてな村に来て以来、「強迫的な清潔感を漂わせた人」に出会って面らうことが何度となくあったように記憶している。「強迫的な清潔感を漂わせた人」の類型を挙げると、 ・例1:倫理観・リテラシーの潔癖者 何はなくとも、倫理観やリテラシーを最大限尊重することに熱心な、いや強迫的な人達。彼らは塵一つ落ちていない倫理観・リテラシーを理想として提唱する。ときに、過剰な傾倒故に倫理観・リテラシー以外のものが犠牲になることもある。最もお粗末な場合、或る視点からみた倫理観の最大化に拘るあまり、他の視点からみて倫理観・リテラシーを滅茶苦茶に踏みにじっている(そして当人は気付かない)ことも。 ・例2:客観性・論理性の潔癖者 テキストが客観的なものか、論理的なものかどうかに過度に執着する人達。彼らは「ポエム」「どうみても感想」といった類のテキストであっても、客観性・論理性の

    シロクマの屑籠(汎適所属) - はてなって、強迫的な清潔感を漂わせた住人が多い村ですね。
  • 「萌え」の内側には性的なニュアンスが隠れている。(それも、ぱんぱんに、堪え難いほどに) - シロクマの屑籠

  • 思春期世代が大人になれないのは誰のせい?----おかしくなった世代交代 - シロクマの屑籠

    深夜のシマネコBlog:30秒の決着 リンク先のテキストでは、赤木智弘さんが「大人になれない現代モラトリアム」について自説を展開している。なかでも以下のフレーズが強烈で、脳裏に残るものがあった。 若者に親を支える役目が課される、家族をもつ役目が課される、会社で働く役目が課される。そうして社会に役割を与えられ、“徴用”される事は、今の若者から見れば「とてつもない幸福」なのである。 http://blog.livedoor.jp/shimanekoblog/archives/1463501.html このような視点は、若い世代に対しては説得力を持つだろうな、と思う。一方で、年配世代からすれば、ふざけんなと言いたくなるフレーズかもしれない。私個人は、このフレーズから「不幸な若者像」を想像するよりも、「世代間の想像力の断裂」に想いを馳せずにいられなかった。 『現代の若者が大人になれない・先行世代が

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  • 誰かを尊敬する力、他人に敬意を抱く力 - シロクマの屑籠

    自分に自信が持てるような「力」ならともかく、他人に尊敬や敬意を抱き続けることのどこが「力」なんだと言う人がいるかもしれない。 けれども実際には、誰かを尊敬する力・他人に敬意を抱く力の強弱は、その人の世渡りと心象風景にかなり影響する。 まず、他人からなにかを学びとるにあたって、相手を尊敬しているか・敬意を抱いているかは大きな影響を与える。自分が尊敬している人物を先生として何かを学びとるのは割と簡単だが、見下しの対象を先生として何かを学び取るのは非常に難しい。また、尊敬や敬意を抱いている相手の発言であれば苦い忠告にも耳を貸せるかもしれないが、尊敬や敬意を抱ける人物の範囲が狭い人の場合、「どうしてあいつなんかの忠告を聞かなきゃならないんだ」という風に、苦い良薬を飲み下すチャンスは乏しくなる。必然的に、ごく限られた人物にしか敬意や尊敬の念を感じられない人のほうが、唯我独尊の袋小路に陥りやすい。 ま

    誰かを尊敬する力、他人に敬意を抱く力 - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2009/11/18
    そのとおりだと思うんだけど・・・”周りの人はみんな尊敬する人です”っていうのもなんだか嘘臭くて、薄っぺらくない?本気で付き合えば相手のいいところも悪いところも見えてくるのが普通なのでは?
  • 「どこにどんな“死”というゴールを想定するのか」 - シロクマの屑籠

    いわゆるロストジェネレーションは親の介護をどうするのか、という話 - pal-9999の日記 世の中の介護の問題は大変なことになっていて、老老介護による心中のようなケースから、子ども世代が介護のために仕事を辞めて金銭的に行き詰まるケースまで、悲惨な話はよく聞く。そこまで極端なケースではないにしても、“一体誰のために何のためにこんなことを延々と続けているのか”分からないような泥沼に陥っているケースならば珍しくない。介護する側・される側が望んで介護しているならまだわからなくもないが、当事者の誰一人も望んでいないような介護が、ベトナム戦争のごとく続けられている事例をよくみかける。 「認知症になるぐらいならポックリ逝きたい」と言い残していたDさん 地域の役員をやっていたDさん(76歳)の物忘れが目立ち始めたのは、平成14年頃だった。孫の顔は思い出せても名前が出てこないぐらいの頃は、それでも身の回り

    「どこにどんな“死”というゴールを想定するのか」 - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2009/10/20
    どんな死がゴールかということを多くの人は、想定できない。それはいつの世も同じ。科学技術がよりそれをわかりにくくしているのも事実。
  • 『サマーウォーズ』の大家族は、ぜいたくな懐古趣味に過ぎないのか - シロクマの屑籠

    先日、サマーウォーズ見たら死にたくなったという記事をみて、アホらしいと一笑に付していたけど、実際に映画館で『サマーウォーズ』をみているうちに、笑って済ませられなくなってきたので、文章にまとめておこうと思う。 リンク先の文章のように、“能力的に優れている人達の物語”というのも、羨ましがるポイントの一つかもしれない。しかし、それよりも私が羨ましく思ったのは、あの映画のなかで一貫している、血縁共同体内の承認と信頼のシステムとか、一族の理想とか、アイデンティティの牽引役としての年寄りとか、そういう描写のほうだ。 大家族は希少品、栄ばあちゃんも希少品 『サマーウォーズ』は、大家族の素晴らしさを描いた作品だ。けれどもあの大家族、どうみても希少な贅沢品の類である。ああいう大家族を維持しようと思っても、今日日、そのための基盤があまりにも失われている。[都市郊外への進出] [核家族化] [個人の自由と利便性

    『サマーウォーズ』の大家族は、ぜいたくな懐古趣味に過ぎないのか - シロクマの屑籠
  • 「物欲が許されるのはバブルまでだよねー」 - シロクマの屑籠

    痛いニュース(ノ∀`) : モノがあふれる現代社会で、物欲がない消費者が増加中 - ライブドアブログ 『痛いニュース』は煽りが強すぎると思うことがあるけれど、今回の記事は良かった。 この期に及んでもなお、「消費者には物欲に取り憑かれてもらわないと、日の景気が回復しない」という主旨をオブラートに包みまくって言いたがる人がいるようだけれど、いわゆる“庶民”までもがグッチのバッグを購入し、三十回払いローンでラグジュアリカーに手を出し、やたらばかでかいテレビを居間に置かなければ元気の出ない景気って、一体全体どういう景気なのか?“庶民”が血尿を出しながら物欲に身を委ねる姿こそを“内需拡大のあるべき姿”などと夢想している人がいるとしたら、そりゃあ外道というほかない。 「えーマジ物欲!?」「キモーイ」(以下略) 昨今の消費者の物欲が少なくなっているというなら、それは個人としてとても賢明なことだし、たい

    「物欲が許されるのはバブルまでだよねー」 - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2009/07/31
    自動車に関しては、原油高。ファッションに関しては、トレンドの死滅と縫製技術の改善。テレビに関してはコンテンツの劣化。消費者に欲しいと思わせる提案が出来ていないのも事実だろう。
  • 「俺が不幸なのは○○のせい」という自己欺瞞ライフハック - シロクマの屑籠

    音楽趣味オタク趣味が未熟なんじゃなくて、貴方が未熟なんじゃないんですか? - シロクマの屑籠 この記事はともかく、「俺が不幸*1なのは○○のせい」という自己欺瞞ライフハックは、ネットの内でも外でもかなりの頻度で遭遇する。実際、「○○という原因のせいで俺は不幸なんだ。不遇なんだ、○○さえ無ければ俺はhappyだった筈なんだ」という物言いは、○○以外の自分自身の問題から目を逸らせるには優れたライフハックといえる。 例えば「俺がモテないのはエロゲーオタだから」という物言いをする人がいるとしたら、その人はエロゲーオタであること以外には問題は無い、と思いこむことで、エロゲーオタという自分自身の属性以外のすべての自分自身の問題から目を逸らせることが出来る。エロゲーオタというたった一つの属性に原因の所在を転嫁し、他の問題は一切不問に付すことで、ある種の安心感を得ることが出来るのだ。 しかしこの場合、彼

    「俺が不幸なのは○○のせい」という自己欺瞞ライフハック - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2009/07/08
    自己欺瞞
  • 力量も無いのに“友達”“人脈”を膨張させれば自滅が待っている - シロクマの屑籠

    友達1000人”とか“幅広い人脈を目指す”とかいった文章をみると、私はうへぇと呻いてしまうほうである。ましてやそれが、インターネットではなく日常生活の話ともなれば、他人事ながら戦慄を禁じ得ない。 確かに、“友達”の定義次第では、“友達1000人”も不可能ではないかもしれない。顔見知りをつくるとか、携帯のメアドを交換する相手を増やすとか、そういうレベルまで“友達”と呼ぶのであれば、ある程度の根性と体力があれば実現できるかもしれない。 しかし、当に“友達1000人”になっちゃったらどうなるのか? 人脈ネットワークを急速に拡張していったら何が起こるのか? 先の先まで考えると、バラ色の未来とは限らないような気がする。例えば、若くて器量の良い女性が“友達1000人”を目指したら?器量さえ良ければ上手くいきそうにみえて、よほど思慮深く振舞わない限り、彼女の前途は多難ではないだろうか。 以下に、例え

    力量も無いのに“友達”“人脈”を膨張させれば自滅が待っている - シロクマの屑籠
    nekosichi
    nekosichi 2009/07/06
    じんみゃくはっくす。
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