近年、「生物多様性」というキーワードをよく耳にする。いわく、「生物の種類が年々減っている」「絶滅危惧種を守らなければいけない」……至極ごもっともに思えるこれらの主張。だが、果たしてそれは本当か? 話…「生物多様性」の偽善 ブラックバスが不人気なのは味のせい 6月16日16時00分 提供:NEWSポストセブン Tweetmixiチェックコメントする11ブログに書く 近年、「生物多様性」というキーワードをよく耳にする。いわく、「生物の種類が年々減っている」「絶滅危惧種を守らなければいけない」……至極ごもっともに思えるこれらの主張。だが、果たしてそれは本当か? 話題の新刊『生物多様性のウソ』(小学館101新書)を著わした武田邦彦氏が、そこに潜む偽善と欺瞞を喝破する。 * * * いまや「生物多様性」は先進国と途上国の利権争いとなっており、「トキがかわいそう」などと情緒的に考えている国は世界