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Aセクシュアルに関するo_secchanのブックマーク (7)

  • 日本語で読めるAセク研究の文献まとめ|LGBTメディア|Rainbow Life

    前回紹介したジュリー・ソンドラ・デッカー『見えない性的指向 アセクシュアルのすべて』は、一般読者向けの分かりやすく書かれているのに加えて、卒論や修論などでアセクシュアルについて研究しようと思ったときのとっかかりにもなる優れた概説書です。 とはいえ、原著はアメリカで出版されたものですから、文献リストに挙げられている文献はどれも英語文献です。もちろん海外の先行研究も重要ですが、いきなり英語を読むのは難しいという学生の方も少なくないかと思います。 ということで、今回はアセクシュアルについて日語で読める学術文献をすこしだけ列挙してみたいと思います。 レビュー論文 1. 柿沼賢治・布施木誠,2011,「性的マイノリティにおける無性(Aセクシャル)の概念の可能性――Aセクシャル論文のレビュー」『聖マリアンナ医学研究誌』11(86) 2. 柿沼賢治・布施木誠,2013,「Aセクシャルにおける量的研究に

    日本語で読めるAセク研究の文献まとめ|LGBTメディア|Rainbow Life
  • 「『真の』アセクシュアル」という罠|LGBTメディア|Rainbow Life

    今回は、前回までと少し話題を変えて、「アセクシュアル」(asexual)という単語そのものについて考えていきましょう。 ところで、これからお話することは、「自分はアセクシュアルへの偏見なんてない」「アセクシュアル、別にいいじゃん」と思っている方にこそ読んでほしいと思います。あるいは、「なんとなく、私はアセクシュアルのような気がする」と感じている方にも、何かしら役に立つかもしれません。 「『真の』アセクシュアル」という考え方 アセクシュアルは「性的惹かれを欠いた人」のことである。 この定義は、一見すると分かりやすいものに思えます。ところが、「じゃあ、具体的にどんな人をアセクシュアルに含めるの?」という話になると、だんだん雲行きが怪しくなってきます。 たとえば、「性的欲望や性的関心を完全に欠いている人」こそが「『真の』アセクシュアル」だ、という認識をされることがしばしばあります。つまり「性的欲

    「『真の』アセクシュアル」という罠|LGBTメディア|Rainbow Life
  • 【性と愛の概念論議】みんな概念で生きているから|LGBTメディア|Rainbow Life

    はじめまして。今回からレインボーライフ様で記事を書かせていただきます、ゆうと申します。普段は大学院生をしていますが、最近は半分研究・半分趣味でアセクシュアルに関する論文を読んだりもしていますので、今後はそのあたりの話も書ければと考えています。 今回は初回ということで、次回以降どんな記事を書いていくのか、という予告めいたことをお話したいと思います。 「恋をする」と「性的に惹かれる」は同じか? ところで、みなさんは「性的指向sexual orientation」という言葉をご存知でしょうか。(このサイトを利用している方にはご存知の方も多いとは思いますが)「性的指向」とは、簡単に言えば「どの性別の人へと性的に惹かれるか」を指す言葉です。 ですがこれに対して、「性的指向というのは、『どの性別の人に恋するか』を指す言葉だ」という説明をしばしば見かけることがあります。このとき「恋をする」という表現は、

    【性と愛の概念論議】みんな概念で生きているから|LGBTメディア|Rainbow Life
    o_secchan
    o_secchan 2019/04/19
    「近年では、アセクシュアルの人々から「恋愛的指向(romantic orientation)」という言葉が提起されています」
  • 「欲望」と「興奮」と「惹かれ」を切り分ける ――AVENにおけるアセクシュアルの定義|LGBTメディア|Rainbow Life

    前回は、「概念が変われば、ものの見方も変わる」というお話をしました。というわけで今回はその具体例として、「性的欲望」という概念について考えてみたいと思います。 「性的欲望」とは何か? 今回は「性的欲望」という概念について考えてみましょう。 アセクシュアル(Aセクシュアルや無性愛とも表記される)という言葉は、しばしば「性的欲望を抱かないこと」だと説明されます。 ですが、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。ここで言う「性的欲望」とは、いったい何を指しているのでしょうか? 一般的な言葉遣いとして、「~を欲する」「~を求める」という言い回しがあります。「~」の部分には求める対象が入ることからわかるように、「欲求」や「欲望」は何らかの対象に向かうものです。この側面から考えれば、「性的欲望」は「誰か(あるいは何か)に向かって性的に惹かれる」という意味になるでしょう。 ですが他方で、「性的欲求」という

    「欲望」と「興奮」と「惹かれ」を切り分ける ――AVENにおけるアセクシュアルの定義|LGBTメディア|Rainbow Life
    o_secchan
    o_secchan 2019/04/19
    「AVENのサイトでは、アセクシュアルは「性的惹かれ(sexual attraction)を経験しない」人だと説明されています。ここで注目すべきは、「性的欲求」や「性的欲望」ではなく、「性的惹かれ」という言葉が使われている点」
  • Aセクも多様です――Aセクシュアルの自慰と性的空想に関する近年の研究動向(後編) - 境界線の虹鱒

    お待たせしました。以前の論文紹介の続きです。(元論文へのリンクは前回の記事にあります) 【内容報告】 前回の記事でも述べたとおり、Aセクシュアルの性的空想とマスターベーションに関する量的調査である。まずは調査結果の概要をまとめておく(今回の論文の知見について、記事終盤に箇条書きで要約しておりますので、忙しい方はご活用ください)。 Aセクシュアルの女性は、セクシュアルの女性やAセクシュアルの男性よりも、最低でも毎月マスターベーションをしているという人の割合が有意に少なかった。またAセクシュアルの女性は、性的悦びや楽しみのためにマスターベーションをしていると答えた人の割合が、セクシュアルの人よりも低かった。 Aセクシュアルの男性は、性的悦びや楽しみのためにマスターベーションをしていると答えた人の割合が、セクシュアルの男性よりも少なかった。 Aセクシュアルの男女は、一度も性的空想を抱いたことはな

    Aセクも多様です――Aセクシュアルの自慰と性的空想に関する近年の研究動向(後編) - 境界線の虹鱒
  • オナニーしたってAセクです!――Aセクシュアルの自慰と性的空想に関する近年の研究動向(前編) - 境界線の虹鱒

    原題:"Sexual fantasy and masturbation among asexual individuals: An In-Depth Exploration"(「Aセクシャルの性的空想とマスターベーション:徹底的な調査」) 梗概(和訳) Aセクシャルの人は一般的に、セクシャル・アトラクション(性的に惹かれる感覚)を欠いている人、と定義される。私たちはオンラインアンケートを用いてマスターベーションの動機について調査し、Aセクシャルの人(Aセクシャル自認尺度を用いて同定した)とセクシャルの人の性的空想を調査、比較した。合計で351人のAセクシャル(女性292人、男性59人)と388人のセクシャル(女性221人、男性167人)が調査に参加した。Aセクシャルの女性は、セクシャルの女性、セクシャルの男性、Aセクシャルの男性と比べてマスターベーションする傾向が有意に低かった。Aセクシャ

    オナニーしたってAセクです!――Aセクシュアルの自慰と性的空想に関する近年の研究動向(前編) - 境界線の虹鱒
  • 無性愛(アセクシュアル)研究への招待――英語圏での研究動向(文献メモ) - 境界線の虹鱒

    Ela Przybylo (2016) "Introducing Asexuality, Unthinking Sex." in Introducing the New Sexuality Studies 3rd Edition (pp.181-191) 当該箇所の全文pdfはこちらのリンク先でダウンロードできる。  https://www.researchgate.net/publication/312664690_Introducing_Asexuality_Unthinking_Sex 今回のブログはあくまでも上の文章のまとめメモである。ブログ内で取り上げていない箇所にも重要な解説があり、また文献リストも充実している。ぜひ原文を活用していただきたい。なおブログ筆者は英語素人なので、例によって誤訳誤解などがあればご指摘ください。 Aセクシュアルとは Aセク自認者がセックスに対して取る態

    無性愛(アセクシュアル)研究への招待――英語圏での研究動向(文献メモ) - 境界線の虹鱒
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