タグ

批評に関するo_secchanのブックマーク (5)

  • 「批評」を定義するという課題|obakeweb

    批評の定義について。「定義」というのは、やや問題含みなところがあるので、私は「特徴づけ」という表現の方をより好んでいるが、まぁやること同じだ。すなわち、批評という活動(ないしその産物)に特徴的で、その他の活動(ないしアイテム)から批評を区別する要素とはなんなのか、に答えるのだ。芸術に関連した言説はいろいろある(広告、美術史、芸術哲学、キャプションなど)が、そのうちどれがなぜ批評に該当するのか。単純化のために、これらの課題については以下ではとにかく「批評の定義」と言うことにしよう。(また、「批評」はすべて芸術批評を指す。) エントリーは、前半と後半で異なる目的を担っている。第1節、第2節までは短いが教育的意図において書かれたものであり、第3節、第4節は、より特定的な話題に対する私のステートメントである。勉強したい人は1〜2節を読めばよいし、そうでない人は3〜4節だけ読んでもよい。 1 分析

    「批評」を定義するという課題|obakeweb
  • 価値づけとしての批評と、その楽しさ(読書メモ:『批評について:芸術批評の哲学』) - THE★映画日記

    批評について: 芸術批評の哲学 作者:キャロル,ノエル 発売日: 2017/12/01 メディア: 単行 『批評について:芸術批評の哲学』は2年ほど前に図書館で借りて読んではいたが、今年になってからこうして映画ブログをはじめて「批評」活動をはじめたということもあって、改めて読み返してみた。 まず、重要だと思うところをいくつか引用しよう。 すでに遠回しに示唆されたことかもしれないが、こんにち提出されている批評理論の多くは、主に解釈(interpretatiton)の理論である。こうした理論は芸術作品から意味ーーここには兆候として示唆されるような意味(symptomatic meaning)も含まれるーーを引き出そうと努めており、そこでは解釈こそが批評の主要課題だとみなされている。一方わたしは、価値づけ(evaltuation)こそが批評の質だと、それもとりわけ、芸術のカテゴリーやジャンル

    価値づけとしての批評と、その楽しさ(読書メモ:『批評について:芸術批評の哲学』) - THE★映画日記
  • あいトリ「燃やされた天皇の肖像」「放射能最高!」を批判するなら知っておきたいこと | 文春オンライン

    あいちトリエンナーレが終わった。「表現の不自由展・その後」の閉鎖をきっかけに途中多くの作品が展示中止状態となってしまったが、関係者の努力が実り、会期終盤の10月8日から全面再開。10月14日に無事に閉幕した。多くの議論を呼んだこの芸術祭が、最後にひとつの成果を出せたことをまずは心から喜びたい。 今回の騒動では、さまざまなタイプの作品批判が見られた。中でも私が気になっていたのは、作品の一部素材に条件反射的に反応して「不謹慎だ」「傷ついた」と主張するタイプの批判である。この記事では、このタイプの批判について考察したい。 作品の一部に飛びつき、批判する人が続出 今回の騒動では、多くの人たちが作品の表側にある(ごく一部の)部分に飛びつき、それだけを根拠に批判を過熱させていた。キム・ソギョン/キム・ウンソン《平和の少女像》は「慰安婦」をあつかっている点で批判され、大浦信行の《遠近を抱えて Part

    あいトリ「燃やされた天皇の肖像」「放射能最高!」を批判するなら知っておきたいこと | 文春オンライン
  • 「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz

    あいちトリエンナーレ2019が閉幕した。これほど騒ぎになった芸術祭は日ではかつてなかっただろう。話題の中心となったのは最後まで「表現の不自由展・その後」だった。もっと光を当てられるべき良い作品が多数あった中、これは残念なことだ。 当初批判の的となったのは、キム・ソギョン/キム・ウンソンの《平和の少女像》と大浦信行《遠近を抱えて Part II》の2作品だったが、「表現の不自由展・その後」の展示再開後には、「Chim↑Pom(チンポム)」の映像作品、《気合い100連発》も批判され出した。 稿では、今回の騒動があらわにした分断と、その背後にある芸術観について考察する。まずは《気合い100連発》に向けられた批判を見ることから、話を始めよう。 Chim↑Pom《気合い100連発》への誤解 《気合い100連発》は、Chim↑Pomのメンバーが福島県相馬市の若者たちと円陣を組み、順番に気合いの掛け

    「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz
  • アート関連の言葉の耐えられない軽さ - 蠅の女王

    先日電車でぼんやりツイート眺めていたら、こんなnote記事が流れてきたんじゃ。 www.evernote.com 「アートの世界の隠語、通称 インターナショナル・アート・イングリッシュ(略してIAE)」あれは隠語ですらないけども。元の語は“jargon”、直訳風の「特殊な言い回し」とした方が、現状をよく表せるかと。 / “【意訳】アート関連の理解不能な文章、よくないよね” https://t.co/DubDxBTOxl— 涌 (@YOW_) 2019年7月7日 アートあるあるでしかも良記事なんで、これは向かい合ってみないわけにはいかなかった。原文記事にて言及されてた他の記事、映画もチェックしてみた。 【意訳】アート関連の理解不能な文章、よくないよね より 全ての専門分野には、この手の意味不明な専門用語がかたちを変えて存在している。 非常にわかり難い、気取った言い回しの、排他的かつ無意味なこ

    アート関連の言葉の耐えられない軽さ - 蠅の女王
  • 1