共有地としての言葉―仲俣暁生 ※inflorescencia=inf. 仲俣暁生氏=仲俣 ced氏に関しては雑記帳をご覧ください。 inf. でも一方でyomoyomoさんのインタビューで印象的だったのは、こう、共時性の文脈を超えた文章を書きたいという欲求があると仰っていて。確かに毎日思っているけれどなかなか……。共時性のある、一週間くらいで消えていく話題を追っかけて行った方がブックマークも取りやすくページビューもすごく伸びると。逆に普遍的な話をしだすと、あまり見てくれない。確かに長い目で見るとたぶん見てくれるんですけど。反応は返ってこないということが感じられて。で、たぶん出版社の方も同じだと思うんですよ。 仲俣 うん、同じですよ。 inf. ですよね。 仲俣 出版社はとくにインターネットのなかの同調圧力は受けていないだろうけど、一般の世の中の同調圧力は感じている。それだから、やっぱり共