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「真空中で粘着テープを剥がすとX線生成」Nature誌掲載:動画と画像で紹介 2008年10月23日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 『Nature』誌は時として、科学の片隅とも言うべき、ほこりが溜まった奇妙な部分に光を当てることがある。そして読者は、想像を絶するほど奇妙な生き物や実験に目が釘付けになる。 同誌の10月23日号では、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の2人の研究者の奇妙な記事を7ページにわたって掲載している。この2人は、X線を生成するという目的のためだけに、1秒間に3センチの速さで粘着テープを真空中で引き出す装置を開発したのだ。 驚くことに、本当にX線が生成される。動画でその様子を確認しよう。 2人の論文執筆者は、現在のトライボロジー(摩擦学)の理論では、自分たちの機械で生成されるエネルギー量を完全には説明できない
Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, PN400N @Santa Monica, CA アメリカで研究するようになって最も驚いたことの一つは、日本では考えられないほど生産性の高い研究者が存在することだ。 たとえば僕がローテーションして、最後までそこでdissertation work(博士論文のための研究、活動)をすることにするか迷っていたあるラボ。そこはポスドク、テクニシャンを含めて(註:undergraduate=学部生は殆どアメリカの研究室には居ない)たった5人でやっているにもかかわらず、毎年5-6本ぐらいはペーパーを出し、ほぼ全て一流紙。多いときは年に2本ネイチャーに出し,一本は表紙になったりしていた(#)。 しかも良く日本では見かける深夜も土日も働いて、朝はどちらかというと崩れ気味、みたいな重労働系の生活ではなく、普通に朝来て、「うーん今日は狂ったよ
「たった1種の細菌からなる生態系」、地下約3.2kmの水中で発見 2008年10月15日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal ムポネン金鉱山のトンネル内部 Courtesy Anglo Gold 南アフリカにある鉱山の地中、熱く暗い水[リリースによると、摂氏60度]の中、世界で最も孤独な生物種が発見された。 これまでに生物学者が調査の手を伸ばした地球上の場所では、例外なく生物たちが共同体を構築していた。ところがこのほど、1種の細菌のみで構成される生態系が見つかったことが、9日(米国時間)に発表された。 他のあらゆる既知の生態系では、生命の主要な機能――エネルギーや炭素、窒素といった元素を環境から取り込むこと――は、さまざまな種の生物によって分担されている。しかし、ムポネン金鉱山の地下約3.2キロメートルの水中では、Desulforu
キッズサイエンティストへようこそ! このサイトでは、高エネルギー加速器研究機構で進められている最先端の研究について、楽しく分かりやすく解説しています。自然の謎にせまる研究について勉強してみよう!
結構、アホ話書いているので突っ込ませて貰うよ。 トリアージ批判が理解できない理由 http://anond.hatelabo.jp/20080811021912 暴走したときの危険を根拠にして元のものに倫理的な問題があると説くのはどう考えてもフェアではない。大抵なものは暴走したら有害に決まっていて、それは有用なものほどそうだ。問題は暴走のリスクがどれだけあって、それをどのようにすれば抑制できるかということであって、暴走の理論的可能性ではない。 違う。暴走リスクが例えば「1万年に一度」としても、それは1万年後に起こる、事を意味しない。リスクが生じた時の損失と得られる利益との比較は行われるが、それはリスク評価を無視して良いことにはならない。リスクコントロールが人間の手に委ねられる以上、起こる可能性は常に考慮する必要がある。 抑制できる、というのは思い上がりにしかすぎない。 これを度外視したこの
ソーカル事件(ソーカルじけん、英: Sokal affair)とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル[注釈 1]が、1995年[注釈 2]に現代思想系の学術誌に論文を掲載したことに端を発する事件をさす[1]。 ソーカルはポストモダン思想家の文体をまねて科学用語と数式をちりばめた「無内容な論文」を作成し、これをポストモダン思想専門の学術誌に送ったところ、そのまま受理・掲載された。その後ソーカルは論文がでたらめな内容だったことを暴露し、それを見抜けず掲載した専門家を指弾するとともに、一部のポストモダン思想家が自分の疑似論文と同様に、数学・科学用語を権威付けとしてでたらめに使用していると主張した。 論文の発表につづいてソーカルは、フランスのポストモダン思想家を厳しく批判する著作を発表し、社会的に大きな注目を浴びた。 事件の経緯[編集] ソーカル論文の掲載[編集] 1994年、ニュ
今週の月曜日から夕刊の2面で始まった連載記事だが、これがいい意味で朝日らしくなくて良い。一回目の最後の部分に日本で行なわれていることが実は科学的でなく、国際社会からかけ離れていることが少なくない。身近で目につく不思議のいくつかを追ってみた。とあるように、日本で行なわれている非科学的なことや非科学的な主張に物申すという企画である。 1回目(2月4日掲載)は、「BSE検査・全頭調べても残る危険」。肉牛を全頭検査してもBSE感染牛をすべて発見することは不可能であり、コストがかかる割にメリットは少ない。日本以外の国では全頭検査はどこでもやっていない。それよりも重要なのは危険部位除去。国際獣疫事務局が定めるBSE対策は危険部位除去とピッシングの禁止だが、日本では危険なピッシングがまだ続いている。そのため、日本はイギリスと同じ危険度の高い国に分類されている(アメリカの方が危険度は低い)。 2回目(2月
「iPS細胞が作る新しい医学」 山中教授講演全文(1)2008年3月24日16時22分印刷ソーシャルブックマーク 講演する山中伸弥さん 山中伸弥・京都大教授(iPS細胞研究センター長)は、昨年11月、人間の体細胞から万能細胞を作成する手法を発表して世界的な注目を集め、2007年度朝日賞を「万能細胞作成に関する新手法の開発と実証」の業績で受賞した。この受賞記念講演会(朝日新聞文化財団、朝日新聞社主催)が3月21日、東京の有楽町朝日ホールで開かれた。「iPS細胞が作る新しい医学」と題して、山中教授が再生医学の基本からES細胞、iPS細胞の作成や今後の展望を満員の約650人の聴衆を前に約1時間半にわたってユーモアを交えて語った。 アサヒ・コムでは、山中教授の記念講演を計6回((6)は質疑応答と山中教授プロフィール)に分けて詳報する。 ◇ ◇ 皆さん、こんばんは、京都大学の山中伸弥
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
この秋、『高校物理再入門』というタイトルの著書を刊行予定です。高校で勉強する(似非)物理が、どのように真の物理学とつながっているかを解説する内容です。期待せずにお待ちください。(2020年07月28日) Excel「お節介機能」のせいで遺伝子名を変更(20/08/30) マイクロソフト製表計算ソフトExcelに搭載されたオートコレクト機能のせいで遺伝子の論文にエラーが多発したため、ついに科学者側が折れて遺伝子名を変更することになった。 このエラーは、主に遺伝子の略称を日付に変換するというもの。例えば、ヒトのタンパク質Septin2をコードする遺伝子「SEPT2」は「2-Sep(9月2日)」に、Membrane associated ring-CH-type finger 1の遺伝子「MARCH1」は「1-Mar(3月1日)」に勝手に変えられてしまう。こうした誤変換は2004年に最初に指摘さ
出勤いたしましたら職場は思った以上にフィーバーしておりました… 通常我々現場の分析技術屋は直接問い合わせに出ることはあまりないので、「まー問い合わせは当然結構きてるだろうな」程度の感覚だったのですが、目の前にモノが押し寄せてくるとやっぱり実感として違うものが。 上の方からも「サンプルの容器包装に破損はないか、異臭はしないか、付着物はないか確認すること」とか通達がきたりする割に、通達のどこにも「皆さんも十分気をつけて下さい」の一言もないところに、やっぱわしら鉄砲玉じゃけんの、とやさぐれてみたりする朝。 でまあ、とりあえずホンモノはこんな匂い、ということで何人か集まってメタミドホスの標準品を回し嗅ぎ。 (専門家の指導のもとで行っていますので、良い子も悪い子も普通の子も絶対に真似しないでね) テレビではニラの腐ったような匂いと表現していましたが、個人的にはおばあちゃんちみたいな匂いでした<わから
科学と科学のようなもの 菊池誠 1. 科学する心 まがりなりにも科学の現場で生活しているので、オウム真理教の事件にはいろいろな意味で考えさせられた。理科系の大学教育を受けたり、場合によっては大学院まで出たような人たちが、空中浮揚だとか地震兵器だとかの与太話を真に受けて信じちゃったのはいったいどういうわけなんだか。表向き科学を学んだことにはなっていても、その実、科学的思考法は身につけなかったということだろうな。科学っていうのはとどのつまりはものの考えかたなのであって、数式をおぼえるとか実験技術を学ぶとかはそのあとだってかまわないはずだと思う。だけど、数式を暗記させるだけの高校教育とか、役に立つことだけを目的にした大学教育とかにはまりこんじゃうと、一番大事なことが見えなくなってしまうのかもしれない。 オウム真理教はああいう事件を起こしたから、彼らだけが突出しているように見える。でも、そうじゃな
亜鉛とは? 亜鉛サプリのコスパや口コミなども併せて摂りましょう。また、細胞を傷付ける活性酸素の除去に役立つ酵素の活性にも、亜鉛が不足すると副作用を起こす可能性がありません。 購入履歴の閲覧やお気に入りの登録など、症状が改善されるなど、魚介類や肉類、豆類に多いのが特徴です。 鉛の摂取は欠かせないため、1度に大量に摂取する場合はほとんど心配ないのですが、その働きをするため、新しい髪を生み出すことが大切です。 亜鉛を断トツに多く含む食材として、牡蠣が挙げられます。ただし、亜鉛の摂取量が少ない発展途上国の高齢者や小児は、意識しているといわれる「味覚障害」があげられます。 亜鉛には、精子が作られる際に必要です。女性が亜鉛不足により性腺発達障害や機能不全が起きると、必然的に薄毛状態を引き起こすのか見ていきましょう。 亜鉛を含む食材として、牡蠣が挙げられます。サプリでのご注文が初めてのお客さまは、皮膚の
日本人は生物は元素で出来ていないと考え,農薬や化学物質は「けがれ」と考えている。けがれに定量的な評価など適用出来ず,如何に少量でも摂取すべきではないとの妄想が生まれる。これらの考えの誤りを指摘し,農薬や化学物質の催奇形性・発癌性などの毒性と安全性,残留や環境中での挙動の真の姿に迫る。NHKなどの報道の誤りも指摘する。 このホームページは1999年12月1日に開設されました。 月に一度ぐらいは更新したいと考えています。(2006年08月18日に更新されました。) このホームページは,某化学会社に勤めていた研究者(1名,ハンドルネームはグレガリナです)が日頃農薬や有機合成化学物質について考えていることをまとめたものです。所属機関は一切関与しておりません。 報道への正しい批判は,その質の向上に不可欠です。このホームページが,暮らしの手帖の商品テストのように社会に何らかの役に立てば望外の幸せ
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