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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (10)

  • 【読書感想】ルポ ひきこもり未満: レールから外れた人たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルポ ひきこもり未満: レールから外れた人たち (集英社新書) 作者: 池上正樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/09/14メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 ルポ ひきこもり未満 レールから外れた人たち (集英社新書) 作者: 池上正樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/10/19メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 派遣業務の雇い止め、両親の多重債務、高学歴が仇となった就職活動、親の支配欲…。年齢も立場も、きっかけも様々な彼らに共通するのは、社会から隔絶されて行き場を失ってしまった現状である。たまたま不幸だったから?性格がそうさせているから?否。決して他人事ではない「社会的孤立者」たちの状況を、寄り添いながら詳細にリポート。現代社会の宿痾を暴き出し、解決の道筋を探る。制度と人

  • 【読書感想】なぜ時代劇は滅びるのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書) 作者: 春日太一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/09/16メディア: 新書この商品を含むブログ (32件) を見る Kindle版もあります。 なぜ時代劇は滅びるのか(新潮新書) 作者: 春日太一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/03/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 書は、死に瀕した時代劇への〝檄文″である――。 かつて映画テレビドラマで多くの人々を魅了した時代劇も、2011年には『水戸黄門』が終了し、民放のレギュラー枠が消滅。もはや瀕死の状態にある。その理由はひとこと。「つまらなくなったから」に他ならない。 「高齢者向けで古臭い」という固定観念、「自然体」しか演じられない役者、「火野正平(=いい脇役・悪役)」の不在、マンネリ演出を打破できない監督、何もかも説明してしまう饒舌

    【読書感想】なぜ時代劇は滅びるのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    peppers_white
    peppers_white 2016/11/02
    時代劇も未来をやればよかったんだ、子供向けだと戦隊ライダーだって近いし
  • 【読書感想】ルポ 子どもの貧困連鎖 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルポ 子どもの貧困連鎖 教育現場のSOSを追って 作者: 保坂渉,池谷孝司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/05/18メディア: 単行購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (12件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 駅前のトイレで寝泊まりする女子高生、車上生活を強いられる保育園児、朝を求めて保健室に行列する小学生…大人たちからハンディを背負わされた子どもに今、何が起きているのか。 なんでこんなことになってしまったのか…… 読んでいて、なんだかやりきれなくなってきました。 これまで「子どもの貧困」に関する新書も読んできましたが、このの場合は、実際の子どもたちのエピソードが紹介されているだけに、なおさらこのあまりにも厳しい現実に打ちのめされてしまうのです。 このでは、定時制高校に通う子どもたちから、中学校、小学校とどんどん年齢が下がっていって、

    【読書感想】ルポ 子どもの貧困連鎖 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言

    (株)貧困大国アメリカ (岩波新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/28メディア: 新書この商品を含むブログ (47件) を見る 内容紹介 1% vs 99%の構図が世界に広がる中、元のアメリカでは驚愕の事態が進行中。それは人々の卓、街、政治、司法、メディア、人々の暮らしを、音もなくじわじわと蝕んでゆく。あらゆるものが巨大企業にのまれ、株式会社化が加速する世界、果たして国民は主権を取り戻せるのか!? 日の近未来を予言する、大反響シリーズ待望の完結編。 堤未果さんの『貧困大陸アメリカ』シリーズの最新作(完結編だそうです)。 この新書を読んでいる途中で、「あーはいはい、そんな感じだよなー」と、特に驚くことすらなく、読み流している自分に気づき、愕然としました。 シリーズの第1作『貧困大陸アメリカ』を読んだときには、「自由の国」で行われている、「貧困

    【読書感想】(株)貧困大国アメリカ - 琥珀色の戯言
    peppers_white
    peppers_white 2013/07/09
    所詮、前々から警告されてた事なんだよあ・・・/そうか、アメリカの作物ももうダメか、明らかにおかしい遺伝子組み換えと除草剤という二段構えもなかなかディストピアっぷりを醸し出してる
  • 「赤の他人には、何もわからない」という傲慢 - 琥珀色の戯言

    「人を殺すぐらいなら自殺しろ」という言葉の傲慢さについて - デマこいてんじゃねえ! 僕もこの大阪府知事の発言は、「居酒屋のオッサンレベル」だと思いました。 でも、僕も同じ「居酒屋のオッサン」なので、共感してしまいましたし、僕の周囲にも、同じように「死にたきゃ他人を巻き添えにせずに、自分で死ね!」と言う人ばかりだったんですよね。 いやもちろん、そういう場では、とりあえず「そうだそうだ!」って言っていただけなのかもしれないけれども。 「人を殺すぐらいなら自殺すべき」これは個人の生き方についての話だ。もしも殺人もやむなしというぐらいに追い詰められたら、最悪の選択をする前に自殺したい――特定の条件を満たしたときにヒトはどのような行動をとるべきかを論じている。つまり個人の行動指針にすぎない。 「殺人も自殺も減らすべき」これは世の中のあり方についての話だ。事件はなぜ起きたのか、死ぬべきでない人がなぜ

    「赤の他人には、何もわからない」という傲慢 - 琥珀色の戯言
  • 2012-02-01 香山リカさんを「無能」と切り捨ててしまうことへの違和感 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:いま、香山リカ女史の無能さがヤバい: やまもといちろうBLOG(ブログ) 僕もあの『朝まで生テレビ』を録画して観たのですけど、それはもう、胸がすくくらいの打ち負かされっぷりでした、香山さん。 なんかもう、「さんせいのはんたいは、はんたいなのだ!」って感じにも見えましたし。 でも、こういうネットでの香山さんへの厳しい反応をみていると、「そこまで言わなくても……」という気がしてくるんですよね。 1年ほど前、香山さんの自伝が新書として発売されました。 『「だましだまし生きる」のも悪くない』感想(琥珀色の戯言) この中で、香山さんは、こんなふうに語っておられます。 自分の半生について、語る。 なんとむずかしいことか。いや、複雑すぎてむずかしいわけではない。 私の場合、人生があまりに単純すぎて、語るべきことも何もないのだ。 「約半世紀前に生まれて、大きな病気もせず、これといって目立った業

    2012-02-01 香山リカさんを「無能」と切り捨ててしまうことへの違和感 - 琥珀色の戯言
  • 「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「踊る大捜査線」は日映画の何を変えたのか (幻冬舎新書) 作者: 日映画専門チャンネル出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 一九九八年一〇月三一日、有楽町「日劇」は前日から徹夜で並ぶ何重もの行列に囲まれていた。「踊る大捜査線 THE MOVIE」公開。その日から日映画歴史は「踊る以前」と「踊る以後」に大きく画されることになる―物語構成、撮り方、宣伝方法、資金調達など、あらゆる面で日映画の伝統を打ち破った「踊る大捜査線」。なぜそのような作品が生まれたのか?それは日映画の進化なのか堕落なのか?「踊る」を知り尽くす一〇人の証言から、空前絶後のモンスターヒットの正体が初めて明らかになる。 目次 序 限りない愛と悔しさをこめて 第1章 不倒の興行収入は

    「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 世の中には、天性の「イジメ上手」がいる。 - 琥珀色の戯言

    ※2012年10月1日追記。 当エントリに関する大久保博元氏に対する言及は、2010年7月のサンケイスポーツの記事に基づくものです。 大久保氏や菊池選手、その他の西武ライオンズの選手の「菊池選手イジメ」について僕が書いた内容は、すべてこの記事や当時のその他の報道からの僕個人の想像ですので、ご承知いただいたうえお読みいただければと思います。 なお、この件に対する大久保氏人へのインタビューをこちらで紹介しています。 サンケイスポーツの記事より。 プロ野球の西武は29日、選手に対する暴行行為や指導方法に問題があったとして大久保博元2軍前打撃コーチ(43)を解雇したと発表した。大久保前コーチは22日にコーチを解任され、球団部長付となり自宅謹慎となっていた。さらに暴行を受けていたのはドラフト1位の雄星投手(19)=岩手・花巻東出=であることも明らかになった。 埼玉県所沢市内の球団事務所で記者会見

    世の中には、天性の「イジメ上手」がいる。 - 琥珀色の戯言
  • ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 (ちくま新書) 作者: 青砥恭出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10メディア: 新書購入: 14人 クリック: 191回この商品を含むブログ (62件) を見る 家族みんな中退、二世代にわたる母子家庭、先行きのない若年出産。貧困スパイラル!…高校を中退していく生徒の家庭には、ひとり親の家庭も少なくない。離婚した母親たちが働く場所もパート等の不安定雇用しかない。少しでも高い収入を求めて、夜は水商売へ働きにでる母親も多い。毎日、昼働いた後、夜遅くまで店で客と飲み、体をこわして水商売すらできなくなり、いっそうの貧困へ落ちていく。 公立中学から、それなりの進学校経由で大学に行き、資格を取って就職した僕は、いわゆる「底辺高校」を、「勉強しないで遊んだり暴力ふるってばっかりのバカとヤンキーの集まり」だと内心嘲っていたのです。将来困っても、自

    ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 1歳になりました。 - 琥珀色の戯言

    今日で息子が生まれてから1年。 これまでは「いくつですか?」と尋ねられたら、「○ヶ月です」って答えていたのが、1年間ずっと「1歳です」になるというのは、ちょっと不思議な気がします。 これまでは、5ヶ月と6ヶ月のたった一ヶ月でも、できることが全然違っていたから。 息子が生まれて、失ってしまったもの、あるいは、不自由になったな、と感じるものは、けっこうあります。 気軽にと出かけられないし、「ちょっとそこまで送って」というのも難しい。DVDもも、寝静まった夜にがんばって観たり読んだりしようとしても、翌朝6時になると、「うあ?」とか言ってニコニコしながら、眠くてしょうがない僕の髪を引っ張ります。「痛い痛い!」と叫ぶと、またニヤリ。 パソコンが大好きで、ノートパソコンのディスプレイにしょっちゅう突撃してきます。のカバーをめくってボロボロにするのが大好きです。DVDは、見つけ次第そこらじゅうにぶ

    1歳になりました。 - 琥珀色の戯言
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