中国人技術者によるスマート農業の技術窃取事件 4月3日、国内電子機器メーカーに勤務していた中国人男性技術者が昨年、スマート農業の情報を不正に持ち出したとして、警察当局が不正競争防止法違反容疑で捜査していたと報じられた。 同中国人男性は、中国共産党員で中国人民解放軍と接点があったことも判明しており、SNSを通じて、中国にある企業の知人2人に窃取した情報を送信していたという。 狙われる日本企業の情報 この記事の画像(5枚) この男性は、既に出国済みであり、今後の捜査は極めて難しい。 報道によれば、この男性は別の事件で浮上し、捜査側から同企業に連絡が入り発覚、その中で事情聴取する等の捜査を進めていたということである。 なぜ中国人技術者は情報を持ち出せたのか 男性がなぜ情報を持ち出し得たのか。 男性は、電子機器メーカーの技術者であり、クラウド上で管理されていた「スマート農業」の情報についてアクセス