はじめに 私は普段、検証用のLinux環境として、個人のWindows PC上に導入した仮想化ソフトウェア(VMWare Workstation Pro)内にゲストOSとしてインストールしたLinuxを使用しています。 一方、仕事用のWindows PCの場合は、基本的に社内で承認されたソフトウェアのみ利用可能であるため、簡単に社外のサイトから仮想化ソフトウェアを導入し、その中にLinuxをインストールするということができません。ただ、Linux環境があると、Linuxでしか対応してないコマンド等があるので、何かと便利です。 そこで、仕事用のPCに限り、今回WSL(Windows Subsystem Linux)を導入してLinux環境を作成しました。 ただ、仮想化ソフトウェア上にLinuxをインストールする場合と違い、色々つまずきポイントがありましたので、WSLを導入・使用する上で、よく
概要 WSL2 を使って,Python3 の実行環境を整備する方法をまとめました. 本記事では pip を用いた仮想環境を構築していきます. 利用可能になるまでの所要時間 Python3:0分 ($\because$ インストール済み) pip3:10分 実行環境:Windows 11 WSL2 のインストール方法については以下の記事をご覧ください. 目次 WSL2 上での Python3 の利用 pip3によるライブラリ管理のための準備 仮想環境の構築 仮想環境下での pip3 を用いたライブラリ管理 1. WSL2 上での Python3 の利用 WSL2 では python3 がデフォルトで実装されており,インストール不要です. 試しに Ubuntu のターミナルから python3 --version と入力してみましょう.
普段、WindowsPC上でWSLやVM wareを使用してLinux用のソフトウェアを開発しているのですが、しょうもないところでハマってしまい、イイやり方の記事があまり見つからなかったのでメモに残しておきます。 Windowsではファイル名の大文字と小文字は区別"しなかった” Windowsユーザーとしては当たり前といえば当たり前の話で、ファイル名の大文字と小文字は区別しないファイルシステムになっています。 例えば、下記2つのファイルはWindows上では区別してもらません。 aaa.txt AAA.txt もし"aaa.txt"があるところに、まったく違う内容の"AAA.txt"というファイルをコピーしてしまうと、"AAA.txt"が"aaa.txt"として上書きされるのが仕様です。 つまり、Linux環境下で作ったファイルで"aaa.txt"と"AAA.txt"という全く異なる用途の
Windows Subsytem for Linuxの2023年9月アップデートでは、WSLのファイアウォール対応がなされた。これは、Windows 11 Ver.22H2以上で利用可能で、デフォルトで有効になっている。このため、WSLのネットワークに関しては、ファイアウォールを気にする必要がある。 このファイアウォールには、Win32側のファイアウォール(セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール、以下Defenderファイアウォール)も関係するが、WSL専用に「Hyper-Vファイアウォール」と呼ばれる、「ややこしい名前」の専用ファイアウォールが新設されている。このため、WSLのファイアウォールはこの両方を扱わねばならない。 Hyper-Vファイアウォールとは? Windows 11 Ver.22H2に装備された「Hyper-Vファイアウォール」は、Hyp
Windows Subsystem for Linux(WSL)に新機能。使用メモリや仮想ディスクの自動縮退、LAN経由でWSLへ直接アクセス可能など マイクロソフトは、Windows上でLinuxの機能を利用できるWindows Subsystem for Linux(WSL)の2023年9月版となる新バージョン「WSL 2.0.0」で、使用メモリをWindowsに返却して自動的に縮退する「autoMemoryReclaim」や仮想ハードディスクを自動的に縮退する「Sparse VHD」、従来のNATに代わる新しいネットワークモード「Mirrored」によるLANからWSLへの直接アクセスなどの新機能を搭載したことを明らかにしました。 下記は今回の新機能を説明するブログの作者であるCraig Loewen氏のツイートです。 WSL has a new update with some b
Microsoftは6月27日(米国時間)、「Running WSL GUI Apps on Windows 10 - Microsoft Tech Community - 1493242」において、Windows 10のWSL(Windows Subsystem for Linux)で動作するLinuxのGUIアプリケーションを利用する方法を紹介した。 Microsoftは近い将来サードパーティ製ソフトウェアを使わなくてもLinuxのGUIアプリケーションが実行できるようにすると説明しているが、記事で紹介されている方法はサードパーティ製ソフトウェアを利用する従来の方法。Microsoftが対応するまでのつなぎとして利用することができる。 記事では、次の2つの方法が紹介されている。 Windows 10にXサーバをセットアップする方法 Windows 10に「VcXsrv Windows
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