シャープは7月17日、マスクの生産効率が向上し、日産60万枚に到達したと発表した。マスク1枚あたりを生産する時間を短縮した他、良品率も改善した。これを受け、次回のマスク抽選販売では販売数を1000箱増やして8万7000箱とする。 シャープは、政府の要請を受けて3月24日にマスク生産を始めると表明。液晶パネルなどを作っていた三重工場のクリーンルームにマスク製造装置を運び込み、不織布マスクの生産を始めた。当初の生産枚数は一日15万枚だった。 当初2つだった生産ラインは徐々に増強し、現在は「数倍の規模」に。マスクの生産枚数は6月下旬に目標だった一日50万枚を突破し、7月16日に初めて60万枚を超えたとしている。