インテルのプロセッサーとして初めてNPUを搭載したことで注目を集めるCore Ultra。だが、そのほかの部分でも革新的な技術が数多く投入されている(図1、図2)。
インテルのプロセッサーとして初めてNPUを搭載したことで注目を集めるCore Ultra。だが、そのほかの部分でも革新的な技術が数多く投入されている(図1、図2)。
今のIntel 14nm++が抱える致命的な2つの問題点 1つは価格。インテルのプロセスはTSMCの同等プロセスに比べて3~5割以上、下手をすると倍近く高い。もちろんその代わりTSMCにない特徴もある。TSMCのN16やその改良型のN12は3GHzくらいで駆動できるし、がんばれば4GHzの連続駆動も可能だが、14nm++みたいに5GHzの連続駆動などは絶対できない。 ただ普通の顧客は14nmあたりでそんな無茶をしない。今なら5nmを使うだろう。TSMCの16/12nmに顧客が求めているのは、そこそこのロジック密度を低消費電力、かつ低価格で実現することで、インテルの14nm++はまるで性格がニーズに合っていない。 もう1つの問題はライブラリー関係である。2016年にインテルがIFSの前身となるFoundry Serviceを行なおうとしていた時に、ArmがインテルのCell Libraryを
こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)! Raptor Lake-Sこと第13世代IntelのCPUのミドルクラスCore i5 13400Fをレビューしていきます。
Alder Lake以降のIntel CPUでは、P-coreとE-coreの2種類のコアが搭載されている。 P-coreは性能重視、E-coreは省電力重視という位置づけで、OSがうまくこれらのコアを使い分けることで、消費電力と性能の両立が図られている。 ここまでの話は広く知られているが、実際にどのようにしてOSに対してコアの使い分けをさせているのかの実装レベルでの解説は (少なくとも日本語では) ほぼ存在しないようなので調べてみた。 OSから見たP-coreとE-core OSの役割の一つとしてプロセススケジューリングがあり、どのプロセスをいつどれぐらいの期間どのCPUコアで実行するかを決める。OSができるだけ効率よくプロセスをスケジューリングするためには、CPUコアの性能や消費電力の違いを考慮したスケジューリングが必要になる。そこで、Intel CPUではOSに対して次の2つの情報を
インテルのハイエンドCPUはもう性能限界。来年初頭に発表の第11世代デスクトップ用プロセッサはどーなるの?2020.10.09 14:0047,404 Joanna Nelius - Gizmodo US [原文] ( 塚本直樹 ) クロック数はどれくらいに? Intel(インテル)は今朝、第11世代のデスクトップ向けプロセッサこと「Rocket Lake:コードネーム」を2021年第1四半期(1月〜3月)にリリースすると発表しました。その特徴はPCIe 4.0(1レーンあたりの物理帯域幅が3.0の2倍)をサポートしていることで、今後数ヶ月のうちに詳細が明かされます。 第10世代デスクトップ向けプロセッサ「Comet Lake」は新しいソケットとチップセットとともに登場しました。それからたった1年なわけですが…それらを搭載したComet Lake対応のマザーボードはRocket Lakeに
最近読んだ米国証券市場関係者の記事が目を引いた。「x86アーキテクチャーの歴史は終焉を迎えるのか?」と題するその記事は昨今のArmアーキテクチャーの躍進の例を挙げて、 Armはスマートフォンの巨大市場を基盤に他の市場に進出しつつある。 Appleが最近Macに採用したAppleシリコンはその兆候を示す最初の例である。 x86が独占するパソコン市場はさらなるパフォーマンスと、バッテリー寿命、本体の重量が重要課題である、またサーバーは省電力とパフォーマンスの両方を追及する、これらのアプリケーション分野でトランジスタ数が多いx86は限界を迎えている。 過去のコンピュータの歴史を見れば主役の交代は何度も起こったし、x86が主役の座を降りるのも時間の問題だ。 「歴史は繰り返す」という主題で書かれたこの記事は長年x86アーキテクチャーの業界で働いた私にとっては大変に興味深いものであった。 巨大な市場規
Intel,Tiger LakeことノートPC向け「第11世代Coreプロセッサ」を正式発表。新CPUコアと新GPU搭載で性能向上を実現 編集部:小西利明 北米時間2020年9月2日,Intelは,独自開催のオンラインイベントで開発コードネーム「Tiger Lake」と呼ばれていたノートPC向け第11世代Coreプロセッサを正式に発表した。第11世代Coreプロセッサ搭載のノートPCは,2020年の年末商戦にPCメーカー各社から登場する予定だ。 第11世代Coreプロセッサは,既存の同社製10nmプロセスを改良した「10nm SuperFin」を用いて製造するSoC(System-on-a-Chip)で,新しい「Willow Cove」マイクロアーキテクチャのCPUコアを最大4基と,開発中の単体GPU「Xe」の低消費電力版である統合型グラフィックス機能(以下,統合GPU)「Iris Xe
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