デバッグ報告は、伝える側が正しい報告をしないと、現場が混乱します。如何に必要な情報のみを簡潔に報告するのが肝要となります。ここでは、どのようにデバッグを行い、どう報告して、最後にどう決着するのかまでを解説します。 バグを見つけるバグ。名前だけは有名になり、誰もがバグバグと叫ぶ世の中ですが、このバグ、簡単に言えば制作者が意図しない動作を指します。例え問題なく動いていたとしても、制作者が意図していなければ、それはバグなのです。そのため、バグの発見には対象のシステムの仕様を正しく理解する必要があります。 また、事前に何を調査するのか、表にまとめておくと良いでしょう。行き当たりばったりでバグを探しても、最初は出るかもしれませんが、そのうちバグが見つからなくなっていきます。100個のアイテムがあったとして、99個まで正常でも、最後の1個で問題が出る、それがバグなのです。 バグが出やすい箇所はあります