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ゲームデザインの検索結果81 - 120 件 / 1417件

  • 野鳥を集めるボードゲーム「ウイングスパン」はなぜ世界的に大ヒットしたのか?

    鳥類愛好家となって鳥を収集するボードゲーム「ウイングスパン」は2019年度のドイツ年間ゲーム大賞でエキスパート部門大賞を授賞し、2021年3月時点で全世界で売上個数が60万個を突破するなど、大ヒットを記録しました。そんなウイングスパンが作られた経緯とその魅力について、海外ニュースサイトのSlateが解説しています。 Wingspan: Elizabeth Hargrave’s board game is changing how we play. https://slate.com/culture/2021/08/wingspan-board-game-elizabeth-hargrave-review-profile.html ウイングスパンは、以下の記事でレビュー済み。 美しい野鳥をいざなって「鳥のパラダイス」を作り上げるボードゲーム「ウイングスパン」プレイレビュー - GIGAZIN

      野鳥を集めるボードゲーム「ウイングスパン」はなぜ世界的に大ヒットしたのか?
    • PS4/Switch立体重力パズル『マニフォールド ガーデン』は7年をかけて作られた。長期間にわたる開発の苦しみと生みの喜び - AUTOMATON

      ひと目見て心奪われるような、無限に繰り返される神秘的なデザインが特徴の一人称パズルゲーム『Manifold Garden(マニフォールド ガーデン)』。同作のPS4/Nintendo Switch版が、5月20日に弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMより発売される。パッケージ版が現在予約受け付け中だ。 『マニフォールド ガーデン』は、一人称視点パズルゲームだ。プレイヤーは、現実ではあり得ない重力と空間にて構成された、まるでアート作品のような世界の中でパズルを解いていく。ステージとなるのは、真っ白な空間に浮かぶ幾何学的なデザインの巨大構造物。上下左右あらゆる方向に同じ構造物が存在し、構造物から飛び降りると元いた構造物へと落下する、不思議な無限空間である。プレイヤーはさまざまな構造物を進む中で、スイッチを押したり、アイテムを特定の場所に運んだり、あるいは水の流

        PS4/Switch立体重力パズル『マニフォールド ガーデン』は7年をかけて作られた。長期間にわたる開発の苦しみと生みの喜び - AUTOMATON
      • 『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』レビュー。これは「堅実」か、それとも「無難」か。ゲームをクリアさせることに特化させたゲーム - AUTOMATON

        『ファイナルファンタジー』のナンバリングタイトルは、1本1本が、それぞれの個性をもっている。そんな中、3Dバトルアクションというシステムを引っ提げて登場した新星、『ファイナルファンタジーXVI』の個性は古典主義的アプローチに基づく「安定した体験」であった。これは「堅実」か。それとも「無難」か。ただひとつ言えるのは、この「心のなかで賛成と否定が互いに響き合う感覚」こそ『ファイナルファンタジー』の華であるということだ。 古典主義的アプローチ 思えば『ファイナルファンタジー』というシリーズは、常に時代のうねりと共にあった。時に自らムーブメントを生み出し、時にムーブメントに振り回されながら、良くも悪くも1つ1つのタイトルが唯一無二の個性を放っていた。そしてそれは16番目のナンバリングタイトルとして発売された『ファイナルファンタジーXVI』(以下『FF16』と表記)についても同様である。『FF16』

          『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』レビュー。これは「堅実」か、それとも「無難」か。ゲームをクリアさせることに特化させたゲーム - AUTOMATON
        • 『ELDEN RING』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や「スカイリム」をも凌駕する傑作?海外レビューまとめ

          どれほどすごいことなのかというと、97点以上のメタスコアを獲得したゲームは全部で19本しか存在しない。近年、97点を獲得したゲームは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『スーパーマリオ オデッセイ』、『レッド・デッド・リデンプション2』、『Disco Elysium - The Final Cut』くらいだ。ごく控えめに言って、ゲームの歴史に残る評価振りというわけだ。 本稿では、いくつかの媒体のレビューをピックアップし、具体的にどのあたりが評価されたのかを分析してみたい。まずは弊誌で掲載しているレビューの判定部分を引用するところから始めよう。 「圧倒的なボリュームを誇りながらも一瞬たりとも飽きを感じさせない作り込みは驚異的。これほどまでに濃密な冒険、戦闘、RPG要素を兼ね備えたタイトルには出会ったことがなく、きっと多くのプレイヤーにとっても珠玉の一作となることだろう」 記事を担当

            『ELDEN RING』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や「スカイリム」をも凌駕する傑作?海外レビューまとめ
          • Steamサマーセール 2019開幕。『モンハン:ワールド』半額や多数のインディーゲームが値引き、セール対象作品をチェック - AUTOMATON

            ホーム ニュース Steamサマーセール 2019開幕。『モンハン:ワールド』半額や多数のインディーゲームが値引き、セール対象作品をチェック PCゲーマーにはお馴染みとなっている夏の風物詩「Steamグランプリ・サマーセール」が6月26日よりスタートした。今回の大型セールの開催期間は7月10日2時まで、約2週間の間実施されることになる。今回のサマーセールでは、レースをモチーフにした「Steamグランプリ2019」が開催されており、5チーム中上位3チームに入ったプレイヤーの中から、抽選でSteamウィッシュリスト内の人気ゲームがプレゼントされる。 レースへの参加は、イベント特設ページからレースへ参加をクリックするだけ。サマーセールでゲームを購入すると、レースでポイント獲得を可能にするブースターメーターの容量が増加。無料ゲームなどを対象にしたグランプリ・クエストを完了することで、ポイントとニト

              Steamサマーセール 2019開幕。『モンハン:ワールド』半額や多数のインディーゲームが値引き、セール対象作品をチェック - AUTOMATON
            • メガドライブ版「ダライアス」は,なぜ「メガドライブミニ」に収録されたのか。キーマン4人にインタビュー

              メガドライブ版「ダライアス」は,なぜ「メガドライブミニ」に収録されたのか。キーマン4人にインタビュー 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 カメラマン:永山 亘 セガゲームスから2019年9月19日に発売される,プラグアンドプレイ型のゲーム機「メガドライブ ミニ」(以下,メガドラミニ)。 メガドライブを縮小サイズで再現した筐体の造形や,不可能だと思われていた版権タイトルの収録など,注目すべきポイントは多岐にわたるが,その中でも特筆に値するのが「ダライアス」の収録だ。このダライアスは当時リリースされたものではなく,SGDK(※1)を用いたファンメイド版がアイデアのベースとなっている。 ※1 githubで公開されている,Stephane-D氏が開発したメガドライブ向けの開発ツール。ライブラリとカスタムツールのセットで,EclipseやCode::blocksなどのIDE(統合開発環境)に対応して

                メガドライブ版「ダライアス」は,なぜ「メガドライブミニ」に収録されたのか。キーマン4人にインタビュー
              • 時代を先取りし過ぎた『がんばれ森川君2号』『アストロノーカ』のゲームAIはどのようにして開発されたのか?:懐ゲーから辿るゲームAI技術史vol.4 | モリカトロンAIラボ

                時代を先取りし過ぎた『がんばれ森川君2号』『アストロノーカ』のゲームAIはどのようにして開発されたのか?:懐ゲーから辿るゲームAI技術史vol.4 1997年に、当時の最新のAIを導入したプレイステーション用ソフト『がんばれ森川君2号』を、翌年には『アストロノーカ』を立て続けに世に送り出した、現モリカトロン株式会社代表取締役の森川幸人氏。学生時代までコンピューターすらまったく知らなかったのに、やがて独学でAIをマスターし、いち早くゲームAIの開発に成功したその功績は、今でこそ広く知られていますが、いずれも発売当時はまったく評価されなかったそうです。 あまりにも時代を先取りし過ぎた『がんばれ森川君2号』と『アストロノーカ』は、いったいどのようにして開発されたのでしょうか? そして日本初のゲームAI専門会社、モリカトロンを設立した動機と目的とは? 森川氏にたっぷりとお話を伺いました。 『がんば

                  時代を先取りし過ぎた『がんばれ森川君2号』『アストロノーカ』のゲームAIはどのようにして開発されたのか?:懐ゲーから辿るゲームAI技術史vol.4 | モリカトロンAIラボ
                • 終末世界探索ADV『ナツノカナタ beyond』発表、Steam/Switchでリリースへ。「圧倒的好評」を受けた、少女との夏の旅が完全版に - AUTOMATON

                  わくわくゲームズは10月5日、『ナツノカナタ beyond』を正式発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。2024年にリリース予定とされている。発表にあわせて、Steamのストアページも公開中だ。 ※ 2021年公開の『ナツノカナタ』のPV 『ナツノカナタ beyond』は、終わってしまった世界の夏を少女と旅するテキストADV『ナツノカナタ』の完全版である。本作のメインキャラクターであるナツノは、半年前まで高校へ通っていた少女だ。彼女の住む世界では、半年前に未知のウイルスによるパンデミックが発生。人間が感染すると理性を失うウイルスの拡大により、社会は崩壊してしまった。ナツノ自身は、故郷の東京から脱出できたものの、同級生や両親とはぐれてしまい、あてのない1人旅を続けてきた。 本作の主人公は、パンデミックの起こっていない平穏な世界の住人だ。主人公はあ

                    終末世界探索ADV『ナツノカナタ beyond』発表、Steam/Switchでリリースへ。「圧倒的好評」を受けた、少女との夏の旅が完全版に - AUTOMATON
                  • 久しぶりに「本能に訴えかける程に面白いゲーム」と出会った──『エルデンリング』レビュー:「死にゲー」×「オープンワールド」が起こした奇跡【ネタバレなし】

                    『エルデンリング』は傑作だ。 すでに今年発売されるゲームの中での最高傑作(GOTY)と言えるのも訳ない程に面白い。筆者Jiniは発売初日に自費で本作を購入したが、まさか初日に10時間、寝食忘れて同じゲームに没頭してしまっていた。全く頭がおかしくなりそうだ。 本作の傑作たる理由は、シンプルにオープンワールドとして完全に別次元の領域に到達した点に尽きる。 すでに20年近く使い古されたこのジャンルを、『エルデンリング』は今までにない全く独自の観点で再構築し、史上かつてない「冒険をしていて発狂しそうなぐらい面白い」という体験を作り出したのだ。 はっきり言おう。本作は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』以来の衝撃である。 では『エルデンリング』はオープンワールドとして何が別次元なのか? それを論じるには、本作がこれまでのフロム作品と同じく、非常に難度の高いゲーム、つまり「死にゲー」であること

                      久しぶりに「本能に訴えかける程に面白いゲーム」と出会った──『エルデンリング』レビュー:「死にゲー」×「オープンワールド」が起こした奇跡【ネタバレなし】
                    • 「ロマンシング サガ3」開発者インタビュー。24年を経てHDリマスターされた本作は,遊びやすくしながらも,当時の体験を尊重したものに

                      「ロマンシング サガ3」開発者インタビュー。24年を経てHDリマスターされた本作は,遊びやすくしながらも,当時の体験を尊重したものに ライター:稲元徹也 カメラマン:佐々木秀二 スクウェア・エニックスから本日(2019年11月11日)発売となった「ロマンシング サガ3」(PC/PS4/Switch/Xbox One/PS Vita/iOS/Android)。これまでWiiやWii Uのバーチャルコンソールに移植されただけだった本作が待望のHDリマスター化され,スマートフォンを含む現行のハードで世界同時発売となる。 発売にあたり,オリジナルのスーパーファミコン版にディレクター,ゲームデザイナー,シナリオライターとして携わり,現在はサガシリーズ総合ディレクターである河津秋敏氏と,本作プロデューサーの市川雅統氏に,本作の魅力やHDリマスターのポイント,当時の開発秘話などを聞いた。 コンセプトは,

                        「ロマンシング サガ3」開発者インタビュー。24年を経てHDリマスターされた本作は,遊びやすくしながらも,当時の体験を尊重したものに
                      • 『日本デジタルゲーム産業史』著者からみた『ゲームの歴史』|小山友介

                        芝浦工業大学の小山友介と申します。 noteに投稿するのは初ですので、何か変だったら教えてください。 無駄に長い前置きこのたび、『ゲームの歴史』に関するアレヤコレヤの中で、「すでに存在するマトモなゲームの歴史書はある」として何人もの方に拙著『日本デジタルゲーム産業史』を挙げていただき、本当に感謝しております。研究者として身が引き締まる思いです。 ぶっちゃけると、『ゲームの歴史』、出た当初は興味なかったんですよ。発売から数日して色々とネット内で騒がれだして、FB内で「どうでしょう?」って聞かれたときに慌てて電子版を1巻だけ買いました。。。で、パラパラと2章ぐらいまで目を通して「うわぁ・・・」と。 「素人だけど政治問題を考えてみた」というオピニオン系のマンガやエッセイっていっぱいありますよね。アレって専門家はいちいち問題点を指摘したりしません。キリがないですし、もし著者が人格的にアレだったら指

                          『日本デジタルゲーム産業史』著者からみた『ゲームの歴史』|小山友介
                        • 学マスのバズりで久々にオタク覇権コンテンツの交代が起こった

                          ■5/23 23:20追記 思ったよりも色んな人に読んでもらっていて嬉しい。基本的には言い訳で書いたように「おっさんオタクの思い込み」で書いたものなのだが、ちょっとだけ追記させて欲しい。 いくつかのコメントで「覇権じゃなくて単なるソシャゲの流行り」「増田のハマったものリスト」とあったが、一応客観的指標としてコミケのサークル数は参考にしている。興味があればこのリストとコミケのジャンル規模推移を比較してみてほしい。 唐突にホロライブが入ったのはその時期「vtuber」ジャンルが急増していたからだし、ソシャゲが多いのは単に話題提供が定期的にあって流行りが持続しやすい(=同人ネタになりやすい)からである。 その意味で「同人人気指標」というツッコミは仰る通りだが、さりとて他にもっともらしい覇権の指標も思いつかない(かつては円盤の売上が重要な指標であったが、今は完全に形骸化している)。 逆に「この時期

                            学マスのバズりで久々にオタク覇権コンテンツの交代が起こった
                          • 短いプレイで、濃密体験。AUTOMATONライター陣が選ぶ2022年のベスト短編ゲーム - AUTOMATON

                            今年2022年を振り返る、AUTOMATONの年末企画第2弾。ゲームといえば、長大なボリュームの作品ばかりではない。短くとも鮮烈に記憶に残る作品も、数多リリースされている。本稿では「プレイ時間」に着目し、各ライターの心に深く刻まれた今年の短編作品を振り返っていく。なお選出基準としては、初回プレイ時間5時間以下を目安としている。 「贅沢なチュートリアル」 『Aperture Desk Job』 開発元・販売元:Valve 対応機種:PC 初回クリア時間:30分 開発元のValveいわく、本作は“ウォーキングしないのに脳汁が溢れ出す”ウォーキングシミュレーター。『Portal』シリーズと世界観を共有する作品であり、プレイヤーはかのAperture Science社の新入社員となって、製品検査官としての仕事をこなす。その仕事内容はというと、ベルトコンベアで流れてくる便器製品がちゃんと作動し、耐久

                              短いプレイで、濃密体験。AUTOMATONライター陣が選ぶ2022年のベスト短編ゲーム - AUTOMATON
                            • ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomが取り戻した「アタリマエ」だった3Dゼルダの魅力|じーくどらむす

                              ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomを、100時間かけてクリアした。その時の感動は忘れがたく、プレイヤーとしての満足感とともに、一人のゲームクリエイターとして、「こんなものを見せられて、俺はこの後いったい何を作ればいいんだ?」と、打ちのめされる感覚すら覚えた初めての体験だった。 Tears of the Kingdom ようやくクリアしました。 完全に打ちのめされました。 — じーくどらむす/岩本翔 (@geekdrums) June 3, 2023 まずこの記事ではネタバレはしない。ネタバレが含まれる批評については、別記事に分けたうえでそのリンクを貼るので、未クリアの方も安心して読み進めてほしい。 ただそうなると、絶賛部分がほとんどネタバレ含む別記事に取られ、道中の体験を記す本稿においては「自分はこうじゃない方が良かった」という、いわゆるnot for meな点にも言及

                                ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomが取り戻した「アタリマエ」だった3Dゼルダの魅力|じーくどらむす
                              • フロム・ソフトウェア新作『Elden Ring』正式発表。「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者とタッグを組んだファンタジー・アクションRPG - AUTOMATON

                                「Xbox E3 Briefing 2019」にてフロム・ソフトウェアの最新作『Elden Ring(エルデンリング)』が正式発表された。パブリッシャーはバンダイナムコエンターテインメント。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/PCとアナウンスされている。同作はGeorge R. R. Martinが企画参加した新作。R. R. Martinは人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説「氷と炎の歌(A Song of Ice and Fire)」で知られるベストセラー作家である。 (2019/06/10 7:10 追記:以下国内トレイラーが公開され、PS4にも対応することが分かった。あわせて対応プラットフォームの表記を更新) 『Elden Ring』は『ダークソウル』シリーズや『ブラッドボーン』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の

                                  フロム・ソフトウェア新作『Elden Ring』正式発表。「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者とタッグを組んだファンタジー・アクションRPG - AUTOMATON
                                • [TGS 2019]対魔忍が3Dで動く――誰でも対魔忍になれる,対魔忍の新作「アクション対魔忍」が健全に見参!

                                  [TGS 2019]対魔忍が3Dで動く――誰でも対魔忍になれる,対魔忍の新作「アクション対魔忍」が健全に見参! 編集部:楽器 人の世への不干渉が破られ,闇夜に魑魅魍魎が跋扈したとき,人魔外道の悪にせいぎの刃を下す者あり。人は彼らを,対魔忍と呼んだ――。 東京ゲームショウ2019のインフィニブレインブースに,硬派なゲームシリーズでお馴染み“対魔忍”の新作として,スマホゲーム「アクション対魔忍」(iOS / Android)が出展された。対魔忍が3Dで動く。この簡潔な一文が秘めている熱たるや,なんとエネルギッシュなことか。 ※以下,プレイの感想は会期前にゲームを触らせてもらったときのもので,記事中の画像はTGS出展映像のものとなります。 公式のジャンル名は“近未来くノ一アクション”。プレイヤーは近未来の日本を舞台に,人の身で魔に対抗する超人的な忍たち,すなわち対魔忍の活躍を3DアクションRPG

                                    [TGS 2019]対魔忍が3Dで動く――誰でも対魔忍になれる,対魔忍の新作「アクション対魔忍」が健全に見参!
                                  • スーパーマリオRPGの面白さが未だに分からない人間に教えて上げる

                                    「タンスを漁ってアイテムを獲得」→「ジャンプして隠しブロックを発見」への変換もうマジでこれが究極的には全てなんだよ。 マリオRPGの何が面白いってここ。 マジでここ。 ここに全てが詰まっている。 ユーザーが能動的に世界に対して働きかけることで世界の謎を解き明かす機会が与えられていることが素晴らしいわけ。 RPGってのは冒険のロールプレイだけど、冒険ってのは探索なわけだよ。 フリーレンが「クエストアイテム一直線なら5分で終わるスカイリムの洞窟を3時間かけて探索する。勇者ヒンメルならそうした」と語っていたように、探索の楽しみとは一直線に正解に至ることではなく、寄り道してでも世界を隅々まで知りつくそうとする好奇心によって生み出されるわけだ。 ドラクエが出た当時であれば人類はまだまだRPGについて詳しくなかったから「民家のタンスも調べられるんだ!スゲー!なんか強い防具みつけた!」で感動できた。 で

                                      スーパーマリオRPGの面白さが未だに分からない人間に教えて上げる
                                    • ウマ娘プリティーダービーに片思いしていた。愛されてはいなかった。つらい - シロクマの屑籠

                                      『ウマ娘プリティーダービー』というゲームを好きになって、頑張って時間とお金を費やしてきましたが、片思いだったことが最近やっとわかってきましてね。 (ソーシャル)ゲームの世界では近頃、「環境」だの「人権」だの物騒な言葉が聞こえてくるけれども、『ウマ娘プリティーダービー』にもそのような「環境」や「人権」に位置づけられるサポートカードがある。いわば、かつての『Fate/Grand Order』でいう諸葛孔明やキャスター・アルトリアのような存在、将棋でいえば飛車角に相当する存在だ。 そして11月、まさにその飛車角に相当するサポートカードのひとつ、「キタサンブラック」のサポートカードピックアップガチャが到来した。 まさにこの時のためにひたすらジュエルを貯めていた!よって、これをひたすら回すことにした。回すしかない。今回さずに、いつ回す。 ところがジュエルを費やしてもまったく「キタサンブラック」が出な

                                        ウマ娘プリティーダービーに片思いしていた。愛されてはいなかった。つらい - シロクマの屑籠
                                      • ネコ用おもちゃアプリ5作品を2匹のネコがガチレビュー。忖度なしの「ネコゲーグランプリ」を勝手に開催!

                                        ネコ用おもちゃアプリ5作品を2匹のネコがガチレビュー。忖度なしの「ネコゲーグランプリ」を勝手に開催! ライター:ドラゴンワサビポテト この世にはネコのキャラクターが登場するゲーム(広義のネコゲー)が多く存在し,その数は時とともに増え続けています。4Gamerにおいては,「猫」のワードで記事を検索すると8万件以上がヒットすることからも,ネコとゲームの関係の深さがうかがえます。 しかし,「ネコゲー」の多様さはそれだけに留まらないようです。ゲームメディアに携わっている身としてネコゲー情報にはアンテナを張りめぐらせているのですが,「ネコの遊び用に開発されたおもちゃアプリ」なるものがスマホやタブレットなどのモバイル端末向けに配信されているのを知り,人間以外の立場からプレイした際にどのような反応が現れるのか興味が湧きました。果たしてネコは本当にネコゲー(まさしくネコのためのゲーム)を楽しめるのでしょう

                                          ネコ用おもちゃアプリ5作品を2匹のネコがガチレビュー。忖度なしの「ネコゲーグランプリ」を勝手に開催!
                                        • ルールズ・オブ・プログラミング

                                          TOPICS Programming , Game , C/C++ 発行年月日 2023年08月 PRINT LENGTH 452 ISBN 978-4-8144-0041-6 原書 The Rules of Programming FORMAT Print PDF EPUB 全世界で1,000万本に迫る実売数を誇り、日本でも累計実売数100万本を突破(2023年5月時点)した大ヒットゲーム『Ghost of Tsushima (ゴースト・オブ・ツシマ) 』をはじめ、『怪盗スライ・クーパー』などで著名なゲーム制作スタジオ、Sucker Punch Productions(サッカーパンチプロダクションズ)の共同創設者であるChris Zimmermanによる、プログラミングのベストプラクティス集。 全部で21の「ルール」から成り立っており、すべてのプログラマーが知っておくべき本質的な知恵と、

                                            ルールズ・オブ・プログラミング
                                          • なぜエルデンリングは「オープンワールド」として失敗したのか

                                            エルデンリングは優れたアクションゲームであるが、オープンワールドゲームとしては完全に失敗している。 どこが失敗しているのか、なぜ失敗しているのかを以下に述べる。 オープンワールドゲームにとって最も重要な問題は「壁に登れるかどうか」である。 この「壁」とは、建物の壁だけに限らず、崖、岩、草木、あるいは「見えない壁」まで、あらゆる障害物を指している。 「ここは通ってほしくないから壁を置いておこう」 「こちらに進んでほしいから他の道は行き止まりにしておこう」 そうしてゲームクリエイターがプレイヤーをコントロールしようとして設置されるものが「壁」である。 オープンワールドという「どこまでも自由に行けるゲーム」とはまったく正反対の性質のものであることがわかるだろう。 しかしその「壁」を登ることができるならば、障害物だった「壁」は、すべてが立体的な「道」へと変貌する。 たとえるなら、 お化け屋敷です、

                                              なぜエルデンリングは「オープンワールド」として失敗したのか
                                            • 5年分の店舗経験をゲームで――サイゼリヤに聞く,ボードゲームを活用した社員教育。「オリジナル店舗運営ゲーム」の顛末を制作陣に聞いた

                                              5年分の店舗経験をゲームで――サイゼリヤに聞く,ボードゲームを活用した社員教育。「オリジナル店舗運営ゲーム」の顛末を制作陣に聞いた ライター:瀬尾亜沙子 レストランチェーン「サイゼリヤ」のことは,皆さんもご存じだろう。そのサイゼリヤが,ボードゲームを使った社員教育を始めたという。 企業におけるゲーミフィケーションの1つとして,研修用のボードゲームというものはときおり耳にするものの,実際に見たり遊んだりできるチャンスは限られている。企業向け研修用ゲームはたくさん作られているというが,企業側にメリットがないため,「こういうものを社員向けに作りました」とアピールされることがないからだ。 先日掲載した「サイゼリヤがボードゲームで店舗マネジャー(店長)の研修をしている」というニュースは,そのためか話題を呼び,多くの人の興味を惹いたようだ。そこでこの度,サイゼリヤに取材を申し入れたところ,快諾いただい

                                                5年分の店舗経験をゲームで――サイゼリヤに聞く,ボードゲームを活用した社員教育。「オリジナル店舗運営ゲーム」の顛末を制作陣に聞いた
                                              • 「風来のシレン6」が、とても「良質な失望」をプレイヤーに提供してくれる傑作だったのでおすすめします

                                                風来のシレンシリーズって、とても「良質な失望」を味わうことが出来るゲームだと思っているんですよ。 先日、「風来のシレン6 とぐろ島探検録」がSwitchにて発売されました。「5」から数えると約14年ぶりの本シリーズ続編となる「シレン6」、どんなものかと思って遊んでみたらこれがまためっちゃくちゃ面白くて、「4」の浜辺の魔洞以来かなって思うくらいハマりこんでおります。 ヤマカガシ峠、50回くらいチャレンジしてようやくクリア出来ました。 クリアした瞬間「うぉっしゃぁぁあああ!」とテレビの前で全力ガッツポーズをする40代三児の父です。 ということで、難関を越えた勢いで「シレンについて書いていいでしょうか!?」とBooks&Appsさんにお願いしてみたらOKをいただいたので、今回は風来のシレン6について主に書いていきたいと思います。 とてもビジネスパーソンを励ましそうにない記事で申し訳ありませんが、

                                                  「風来のシレン6」が、とても「良質な失望」をプレイヤーに提供してくれる傑作だったのでおすすめします
                                                • “炎上”したクリエイターはどうしたらいいのか? 『FGO』塩川洋介が『ニーア』ヨコオタロウに教えを乞う。ヨコオ氏「塩川さんはもうダメかもしれない」

                                                  “炎上”したクリエイターはどうしたらいいのか? 『FGO』塩川洋介が『ニーア』ヨコオタロウに教えを乞う。ヨコオ氏「塩川さんはもうダメかもしれない」 「人から好かれるには、どうしたらいいんでしょうか……」 ある日、『Fate/ Grand Order』のプロデューサーなどで知られる塩川洋介氏から、こんなダイレクトメッセージが届いた。 塩川氏といえば、ディライトワークス在籍時代に、たびたび物議を醸す発言を繰り返し、ネット上で大きな炎上騒ぎを引き起こしたことでも知られる。また、そうした彼の発言に含まれる、ある種の“いけすかなさ”から、ユーザーからは未だに根強い反感を持たれている。 「それもプロデューサーの役割、仕事のうちだから」と、長年それを受け入れてきた塩川氏であるが……独立して新たなプロジェクトを立ち上げているいま、そうした問題・課題に直面している、なんとか解決できないか? と言うのだ。 自

                                                    “炎上”したクリエイターはどうしたらいいのか? 『FGO』塩川洋介が『ニーア』ヨコオタロウに教えを乞う。ヨコオ氏「塩川さんはもうダメかもしれない」
                                                  • コミケに電子マネー決済を導入したら、参加者が笑顔で本を買ってくれた。あらためて考える「キャッシュレス」の便利さ|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活

                                                    こんにちは。(資)自転車創業というゲーム開発会社を運営し、企画やゲームデザインやシナリオを作成している「かざみみかぜ。」と申します。趣味で同人イベント(コミックマーケットなど)にも出展しています。 ご存じの方も多いと思いますが、同人イベントは主にサークル(出展側)が来場者(買い物にくる参加者側)へ本や物を頒布する場として運用されています。 主に自作の紙媒体を直接取引するというアナログなやりとりがメインで、金銭のやりとりもほぼ現金です。 私はそんな同人イベントで、初めて「非接触方式による電子マネー決済」を導入(こちらで調べた限りでは、企業を含めて初でした)。これが大きな話題となり、多くの方にTwitterでツイートされ、WEBメディアにも取り上げていただきました。 そこでこの記事では ・現金でのやりとりがほぼすべてだった同人イベントでなぜ電子マネー決済を導入したのか ・導入当初に電子マネー決

                                                      コミケに電子マネー決済を導入したら、参加者が笑顔で本を買ってくれた。あらためて考える「キャッシュレス」の便利さ|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活
                                                    • 宮本茂はどうやって「ゲームの映画化は面白くない」に立ち向かったのか――『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がちょっと面白すぎたので、宮本さんに直接訊いてみた

                                                      「マリオがやっと人間になった」宮本さんが語る、今作の立ち上がり──今回の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、初代『スーパーマリオブラザーズ』の発売から約40年近く経っての公開となりました。この長い年月があった中で、なぜこのタイミングでの映画化となったのか……ということを最初にお聞かせください。 宮本氏: 昔アメリカで「ミッキーマウスとマリオの人気調査」というアンケートがあったんです。その時のアンケートでは、マリオの人気がミッキーマウスを上回りました。でも、その当時は「何十年も先に生まれているミッキーマウスと、新参者のマリオを比べるのはおかしい」と考えていたんです。 ただ、その機会に、「ミッキーマウスはアニメーションの進歩と一緒に育ってきたし、マリオもデジタル技術の進歩と一緒に育ててみようかな」と、ふと思ったんです。そのアンケートが良いきっかけになり、「新しいハードがひとつ出たら、

                                                        宮本茂はどうやって「ゲームの映画化は面白くない」に立ち向かったのか――『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がちょっと面白すぎたので、宮本さんに直接訊いてみた
                                                      • 野球ライセンスとゲームの歴史 ―コナミへの風評は正しいか?|初心カイ

                                                        さて皆さんクイズです。「ゲームにおいての野球の実名ライセンスを独占契約した初の企業」はどこでしょう? ヒントは、コナミではありません。 …… …… …… はい、正解は「バップ」でした。 これをX上に投稿したところ結構な正解率で驚きました。皆さんはわかりましたか? この記事ではゲームと、日本のプロ野球の実名ライセンスとの関わり合いと、コナミのやらかしについて深く解説していきます。よろしくおねがいします。 1.野球ゲームと実名選手の登場の歴史 まず、野球ゲームの大まかな歴史を辿ってみましょう。 日本の野球ゲームといえばファミリーコンピュータ(以下ファミコン)の任天堂ベースボールが有名です。 これより前にセガがアーケードゲームで「チャンピオンベースボール」を稼働させており、その移植版としてSG-1000/SC-3000でも発売されました。 さらにこの前……となると、カセットビジョンで「ベースボー

                                                          野球ライセンスとゲームの歴史 ―コナミへの風評は正しいか?|初心カイ
                                                        • “『エルデンリング』ゴテゴテUI化画像”が反響集める。ユーザーから、とある開発者への皮肉アンサーか - AUTOMATON

                                                          『エルデンリング』のUIを“普通のオープンワールド風”にした画像が、海外ユーザーの話題を呼んでいる。ゴテゴテのゲームUIを揶揄するかのような画像へのユーザー反応からは、興味深い心理も垣間見える。 『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが手がけた新作アクションRPGだ。本作は広大なオープンフィールドを舞台としており、メインのダンジョンのほかにも坑道・廃墟・洞窟などさまざまな興味深いロケーションが随所に散りばめられている。また、商人や戦技・アイテムを落とすスカラベのほか、個性豊かなキャラクターと関わる一連のサイドクエストなどの要素もある。 一方で、本作のUI/UX(ユーザーインターフェイス/ユーザー体験)は比較的シンプルだ。UIとは、ユーザーとゲームの間を取り持つ画面表示などのことだ。そしてUXは、そうしたUIを通じてプレイヤーが得られる全体的な体験のことを指す。例として、本作のUIにはク

                                                            “『エルデンリング』ゴテゴテUI化画像”が反響集める。ユーザーから、とある開発者への皮肉アンサーか - AUTOMATON
                                                          • 中年がスプラトゥーン3をやりこむ際に注意すべきこと - シロクマの屑籠

                                                            スプラトゥーン3 |オンラインコード版 任天堂Amazon 世界じゅうでゲーム愛好家に楽しまれている『スプラトゥーン3』が我が家にやってきて、1か月が経った。 我が家は夫婦・親子そろってこれをプレイしていて、部活動のように励んでいる。雑貨屋のパル子をはじめ、前作には無かった楽しみが色々あるうえ、肝心のバトルは相変わらず「もっと上手になりたい」気持ちを刺激する仕掛けに満ちている。ブキそれぞれの強弱やマップの形状には賛否両論あろうけれども、それらはアップデートで微調整されようし、その微調整も含めてのスプラトゥーンなのだろう。 ところで私は中年だ。 子ども時代にファミコンブームに出会い、ゲーム人生を歩んできた。昔は「30代になったらゲームなんてやめている」と思っていたし、実際、フィジカルな部分では若いプレイヤーに敵わなくなった。それでも遊ばせてくれるのが『スプラトゥーン3』のありがたいところだ。

                                                              中年がスプラトゥーン3をやりこむ際に注意すべきこと - シロクマの屑籠
                                                            • 【AIのべりすとインタビュー】小説を書くAIをひとりで作った日本人がいるらしい | オモコロ

                                                              それがこちら! 「AIのべりすと」というサービスです。 空欄にサンプルとなる文章を入れると、勝手に続きを生成してくれるというものらしいです。さっそくサンプルを入力してみましょう。 どうせAIが続きを書くなら適当でいいか……。 よしお伝説 俺の名前はライスボールよしお。 今日は待ちに待った「炊飯器ドッジボール」全国大会決勝の日だ。 炊飯器ドッジボールとは、ボールの代わりに炊飯器をぶつけあう危険きわまりないスポーツである。 俺はそのスポーツの関東代表エースなのだ。 「いよいよか……」 「よしお、お前も勝ち残っていたのか」 声をかけてきたのは、 ここまで書きました。無責任に書いたので炊飯器ドッジボールがなんなのかは私にもよくわかりません。 書けたら入力欄の下にある「続きの文を書く」を押します。しばらく待つと、続きが生成されます。 声をかけてきたのは、俺のライバルであり親友でもある男だった。 「お

                                                                【AIのべりすとインタビュー】小説を書くAIをひとりで作った日本人がいるらしい | オモコロ
                                                              • 厳選80本!『Steamウインターセール』からベテランゲームブロガーが選ぶオススメはこれだ! - 絶対SIMPLE主義

                                                                Welcome to Steam Steamウインターセールいよいよ開催! 日本時間で12月21日~1月4日の午前10時まで。数えきれないほどのゲームが大安売りだ! 日本語対応した話題作『Baldur's Gate 3』も早速7649円(-10%)に。 今回も19年ブログを運営して1000本以上のレビューを書いてきたゲームブロガーとして、とにかく物量押しで厳選したオススメタイトルを紹介していくぞ。以前書いたオータムセールの記事に加筆修正する形で、ざっくりだがジャンル分けもしておいた。 過去に書いたレビューやコラムへのリンクも貼っておくので、より内容を知りたい方はそちらを参照だ。リンクが無いものもあるがご容赦を。 好きだけど値引き率が低いタイトルや、同じメーカーが多くなりすぎるなどの理由で省いたタイトルも多く、今回も泣く泣く選んだ80本になっているぞ。本当は100本にしたかったけどページが重

                                                                  厳選80本!『Steamウインターセール』からベテランゲームブロガーが選ぶオススメはこれだ! - 絶対SIMPLE主義
                                                                • AUTOMATONライター陣が選ぶ「ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2023」 - AUTOMATON

                                                                  今年2023年を振り返る、AUTOMATONの年末企画第4弾。年末最後の企画となる本稿では、1年の総括として各ライターの個人的なゲーム・オブ・ザ・イヤーを紹介する。2023年も怒涛のように素晴らしいゲームたちが登場した。そのうち、ライターごとの個人的なベスト作について語ってもらった。 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』 ――伝説は再び紡がれた 開発元・販売元:任天堂 対応機種:Nintendo Switch 前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が2017年以後のゲームコミュニティに与えた影響は決して小さくないだろう。Nintendo Switchの登場とともに衝撃をもたらした作品は多くのプレイヤーに遊ばれた。そしてプレイヤーたちは続編を望んだ。筆者もそんな続編を望んだプレイヤーのひとりだ。 前作は面白かった。今でもオープンワールドの金字塔足りうる作品だと思ってい

                                                                    AUTOMATONライター陣が選ぶ「ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2023」 - AUTOMATON
                                                                  • 正直、『ファイナルファンタジー』というのは、100%自由には作れないものでもある ─ 『FF16』企画の始まりからアクションになった理由までを吉田Pら開発陣に訊いた

                                                                    2023年1月末、スクウェア・エニックス本社にて日本のゲームメディアを対象とした『FINAL FANTASY XVl』(以下、FF16)の「メディアツアー」が実施されました。既にプレイレポートをお届けしていますが、なんと、同ツアー内で本作の開発陣にインタビューする機会を得ました。 「吉Pと髙井さんに『FF16』についてインタビューすることができる」と決まった時、私が一番聞いてみたかったのは「なんでイフリートはFF16のメイン召喚獣なの?」ということです。 『FF16』公式サイトより 逆に読者のみなさまにお聞きしてみたいのですが、「FFのイフリート」にはどんなイメージがありますか? 最初に出てくる召喚獣、最初に倒される召喚獣、最初に仲間になる召喚獣……そう、大体イフリートは、「最初の召喚獣」なのです。 そして、いつの間にやらイフリートよりも強い召喚獣が手に入って、バハムートやらオーディンやら

                                                                      正直、『ファイナルファンタジー』というのは、100%自由には作れないものでもある ─ 『FF16』企画の始まりからアクションになった理由までを吉田Pら開発陣に訊いた
                                                                    • 書籍「ゲームの歴史」について(5) | Colorful Pieces of Game

                                                                      このテキストは岩崎夏海・稲田豊史両氏による『ゲームの歴史』の1、2、3の中で、ゲームの歴史的に見て問題があり、かつ僕が指摘できるところについて記述していくテキストだ。 該当の本は、ハッキング・箱庭・オープンワールド・疑似3D・2Dなどの通常のゲーム&コンピュータ用語に筆者の独自解釈が含まれていて、それを筆者の都合に応じて定義をいじりながら論を展開するために、極めて独特の内容になっている。 例えば3D描画で背景をテクスチャで埋めると3D+2Dの疑似3Dになると言われたら、普通のゲーム屋なら目を白黒させるだろう。ただ、それは筆者の主張なので「自分はそこは批判はしないが、筆者の見方には全く同意できない」とだけ書いておく。 なお、該当の本の引用部は読みやすさを考慮してスクリーンショットからonenoteのOCRで文字の書きだしをしたものを僕が修正したものになっている。なので校正ミスで本文と若干ずれ

                                                                      • "The Essence of Software"が提唱する全く新しいソフトウェア設計の考え方|Idein株式会社

                                                                        (6/22 注:書き足りないと思っていた箇所を補って加筆修正しました) エンジニアのbonotakeです。Ideinに入ってかれこれ3年以上経ちますが、Ideinでブログ記事を書くのは初めてです。 今日は、ソフトウェア設計の全く新しい考え方について書かれた "The Essence of Software" という本の紹介をしたいと思います。 この本の著者はMIT教授でソフトウェア工学の世界的な研究者であるDaniel Jacksonです。形式手法Alloyの発明者、と言ったほうが通じる人には通じるかもしれません。形式手法とは、ありていにいえば、数理論理学を駆使してソフトウェアに潜むバグを論理的に駆逐する手法です。 (個人的な宣伝ですが、彼の書いたAlloyの本を以前翻訳して出版しました。) そんな彼が昨年11月に新著を出版したというので、ほぼその日に買いました。……ですが、本を開いてみる

                                                                          "The Essence of Software"が提唱する全く新しいソフトウェア設計の考え方|Idein株式会社
                                                                        • ビデオゲームにとってストーリーテリングとはなにか?――『A Mind Forever Voyaging: A History of Storytelling in Video Games』- Dylan Holmes - 最後の短篇企鵝の剥製

                                                                          A Mind Forever Voyaging: A History of Storytelling in Video Games (English Edition) 作者:Holmes, DylanCreateSpace Independent Publishing PlatformAmazon ■0.著者紹介と概要 ■イントロ ■1.The Adventure Begins: The Secret of Monkey Island(1990)ーーアドベンチャー・ゲームの発展史 ■2. Can a computer game make you cry?: Planetfall(1982)ーーゲームは「死」を描くことができるのか? ■3.Moral Gaming: Ultima IV(1985)ーーゲームは道徳を体現できるのか? ■4.Immersive Sim: System Shock

                                                                            ビデオゲームにとってストーリーテリングとはなにか?――『A Mind Forever Voyaging: A History of Storytelling in Video Games』- Dylan Holmes - 最後の短篇企鵝の剥製
                                                                          • 夢の世界を悪夢のようなゲームデザインが破壊する問題作 それでも遊んだ時間は無駄じゃない「バランワンダーワールド」レビュー

                                                                            ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 結論から言ってしまうと、今回レビューする「バランワンダーワールド」は非常に悲しいと言わざるを得ない作品でした。駄作ではありませんが、かと言って今の時代に遊べる完成度にはなっていなかったのです。現代に適応できないまま古いセンスで作られた3Dアクションであり、プロが集まって手掛けたにもかかわらず、失敗に終わってしまった夢の残骸。そう形容する他ない、惜しい作品でした。しかしながら、そこには確かな「夢」があり、やろうとしていたことの片りんが見えたのです。 今回、この作品をレビューするかどうかは非常に悩みました。「バランワンダーワールド」は現在、世界中のメディアレビューで酷評されていて、自分が忌憚(きたん)のない感想を述べても追い打ちにしかなりません。しかし、私は小説版も購入してゲームで語られなかった物語を読み、この世界を捨て去ってしまうのは

                                                                              夢の世界を悪夢のようなゲームデザインが破壊する問題作 それでも遊んだ時間は無駄じゃない「バランワンダーワールド」レビュー
                                                                            • ナンプレ (いわゆる数独) の問題生成アルゴリズムの話。 | blog.dnpp.org

                                                                              概要 iOS と macOS ネイティブなアプリを作った ので、技術的な話を書きます。 詳細 拠所無い事情からコンピュータサイエンスというか基本的なアルゴリズムの実装の勉強を leetcode でやっていた時期が 2023 年の 9 月頃にありまして、「折角勉強したんだし何か作るか」という気持ちでアプリを作りまして…。 リリースまでなんとか持っていった訳なんですが、実装だけならいいものの、ゲームデザインとか、 Web サイト作成とか、アイコン含むいわゆるデザイン的なものとか、そういうのも本当に 1 人で全部やってたからなんやかんや 3 ヶ月かかってしまって、まぁ大変だったんですがそこそこ満足な出来栄えになったので是非ダウンロードして触ってみてください。 数独はニコリの登録商標となっているためアプリの名称はナンプレとしていますが、この記事はアルゴリズムの技術的な解説やゲームデザインの話といっ

                                                                              • Steamのおすすめゲーム ※追記2回目

                                                                                最近友達とか家族とSwitchのヌルいゲームばっかやってるせいか、この間はじめたSEKIROが面白すぎる。 猿を追っかけてたら彼女のお迎え行く時間過ぎてて怒られたわ。 Switchは陽キャのゲームすぎるから、Steamとかいう陰キャのプラットフォームのほうが水があうなと思ったということで 陰キャらしく一人でシコシコ楽しんでる、または楽しんでたゲームを紹介する。 ・SEKIRO 18時間 進行中 アクションゲー好きで自称でいいからハードコアゲーマー名乗ってるやつはメチャクチャ面白いからおすすめ。 ダクソは途中でレベル上げだるくなってやめたけど、SEKIROはメチャクチャ面白くて続けられてる。 敵のパターンに対して経験積んで攻撃見切って倒した時の快感が素晴らしい。 今のとこ山羊頭のデーモンみたいな理不尽だったりクソゲー感ある敵が居ないのも良い。 ・エースコンバット7 15時間 ノーマルクリア

                                                                                  Steamのおすすめゲーム ※追記2回目
                                                                                • 幻想水滸伝のスタッフによる精神的続編「百英雄伝」発表。クラウドファンディングが7月27日に開始

                                                                                  幻想水滸伝のスタッフによる精神的続編「百英雄伝」発表。クラウドファンディングが7月27日に開始 編集部:荒井陽介 Rabbit & Bear Studiosは本日(2020年7月25日),新作RPG「百英雄伝」を発表し,Kickstarterでのクラウドファンディングを7月27日に開始すると明らかにした。PC向けに2022年秋リリース予定で,Kickstarterのストレッチゴール達成によるプラットフォームの追加も予定されているとのこと。 “PlayStation時代に輝いたJRPGに捧げる、讃歌となるタイトル”を謳う本作の開発には,村山吉隆氏,河野純子氏,小牟田 修氏,村上純一氏といった,かつて「幻想水滸伝」シリーズを手がけたメンバーが参加している。 村山吉隆氏 河野純子氏 小牟田修氏 村上純一氏 「百英雄伝」のキービジュアル 幻想水滸伝シリーズは,東洋と西洋が混じり合ったような世界で1

                                                                                    幻想水滸伝のスタッフによる精神的続編「百英雄伝」発表。クラウドファンディングが7月27日に開始