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郷土史の検索結果1 - 40 件 / 230件

  • あなたはどの地図アプリを使いますか? - 東京ジオ鹿大学地理学科事務室

    世の中には様々な種類の地図アプリがあります. こんにちは.ジオ鹿です. 地理地図界隈の業界に迷い込んだ私は,ふと「自分の地図の使い方」と「一般の人の地図の使い方」に大きな乖離があるのではないかと感じるようになりました. そこでTwitterで「ゆるふわ」な調査を行ってみました. 友達に「これってどう思う?」みたいな感じの聞き方です. 【ゆるーくお願い】 みなさんが使っている地図アプリに関して聞きたいです。 ・1番目に使う地図アプリ、2番目に使う地図アプリをあげてください ・それぞれ使う理由を教えてください 私の地図アプリの使い方があまりにも世離れしすぎているので、みなさんの使い分けを教えて欲しいです — ジオ鹿さん (@GeoDeer9215c) 2019年5月8日 このツイートは,日本地理学会をはじめ,多くの方に拡散していただいたおかげで,多くの方にレスポンスしていただいたりしました.

      あなたはどの地図アプリを使いますか? - 東京ジオ鹿大学地理学科事務室
    • 『国道16号線 「日本」を創った道』 - HONZ

      私が住む東京都町田市の小田急町田駅の東口の広場には「絹の道」という石碑がある。それをゼミ生に見せてからJR横浜線の下り線に乗り、八王子に向かう。その車中で、なぜ八王子と町田を結ぶこの街道が絹の道と呼ばれるか、学生たちに説明する。 このあたりの多摩丘陵の地形地質が桑畑に向いていて、それが地域の養蚕業を盛んにしたこと。そうして絹製品の産業基盤がこのあたりにあったところに、幕末期に盛んになった生糸輸出で、山梨や長野、群馬の生糸がいったん八王子に集まり、そこから輸出港横浜まで運搬されるルートができたこと。その流通加工拠点であった八王子には富が蓄積されたし、横浜までは生糸を馬の背に乗せて運ぶにも一日では歩ききれないので、行商人たちがその中間地点の町田で一泊してお金を落としたこと。横浜で生糸を売り捌いて懐が暖まった行商人たちが、おそらく帰路についた一泊目の町田で羽根を伸ばしたので町田には町の規模の割り

        『国道16号線 「日本」を創った道』 - HONZ
      • 佐世保の遊郭の本を自費出版した84歳の男性に話を聞いた

        1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:世界一のカスタムナイフ作家から学ぶ「ナイフ入門」 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 当時82歳だった著者の350ページの自費出版本400冊が完売 平成29年に発行された、山口日都志さんの著書「女性哀史 佐世保遊里考」(芸文堂)。副題にもあるように、懸命に生きた女性たちの記録だ。 明治22年。人口3,700人あまりだった一寒村に鎮守府(海軍の拠点)が設置され、広島の呉や神奈川の横須賀と同じく軍港としてめきめきと発展してきた佐世保。新天地求めて近隣から多くの人々がすみ着き、5年後には人口が2倍近くまで膨れ上がった。 そんなゴールドラッシュさながらな発展の裏には、遊郭を舞台に生計を立ててきた女性たちがいた。

          佐世保の遊郭の本を自費出版した84歳の男性に話を聞いた
        • 民俗学っぽいマンガとは何か ——民俗学者が出てくるマンガまとめ - 猫は太陽の夢を見るか:番外地

          しかし、世間では「妖怪は民俗学が扱うものだ」と考えるのがどうも一般的な捉え方のようです。翻って、「民俗学は妖怪を研究する学問だ」と考えている人までいるようです。 これは、明らかな誤解というよりありません。 (京極夏彦『文庫版 妖怪の理 妖怪の檻』角川文庫、角川書店、2011年、32頁) 「独断と偏見で選ぶ〝民俗学っぽいマンガ〟」を選ぶために このように思ったことはないだろうか。 「ホラーとかオカルト系のマンガって、たいてい民俗学者っぽいキャラが出てくるよね」 わかる。 でもじゃあ、実際、民俗学者が出てくるマンガってどんなものがあって、それってどれくらいあるのだろうか? そもそも、ホラーとかオカルトとか伝奇とか妖怪とかのマンガには、どうしてよく民俗学者が出てくるのだろうか? しかし、その問いに答えることは、実は容易ではない。 なぜか。 たとえば、考古学には、櫻井準也『考古学とポピュラー・カル

            民俗学っぽいマンガとは何か ——民俗学者が出てくるマンガまとめ - 猫は太陽の夢を見るか:番外地
          • 岡田更生館事件 - Wikipedia

            岡田更生館事件(おかだこうせいかんじけん)とは、岡山県吉備郡岡田村(現:倉敷市真備町岡田)に1946年(昭和21年)12月から1950年(昭和25年)まで存在した浮浪者収容施設・県立岡田更生館で起きた組織的な監禁、暴行傷害、殺人事件である。 外部からは「模範施設[4]」と評価されて施設の内情が閉ざされていたことから、犠牲者は開設から2年余りで76名[1][注 1]にものぼった。 この実情は、1949年(昭和24年)2月に施設収容者の一人が脱走して毎日新聞大阪本社にリークしたことを契機に、同社社会部の記者であった大森実と小西健吉が潜入取材した結果、社会的に知られることとなった[5]。その後、本件は国会でも取り上げられて、太平洋戦争後の混乱期における弱者支援制度の構造的な問題が指摘された[3][6][7]。事件発覚から1年後には館長や県職員らに判決が下っているものの、罪状は業務上横領ないし私文

              岡田更生館事件 - Wikipedia
            • 「一切言うな」隠された大地震…戦争末期に発生 1200人超死亡 報道されなかった理由とは【和歌山発】|FNNプライムオンライン

              太平洋戦争の末期、紀伊半島沖合の南海トラフを震源とするマグニチュード7.9の巨大地震が発生し、1200人以上が亡くなった。 しかし、当時被害はほとんど報道されることなく、“隠された地震”と呼ばれている。 どうして被害は隠されたのか? 終戦77年を迎え、その背景に迫る。 今では当たり前の災害報道 戦争末期の「昭和東南海地震」では… 災害があった時、新聞社が駅を行き交う人に「号外」を配ったり、テレビでは「地震情報」などの速報を出したりするなど、視聴者や市民に対して、さまざまな形での災害報道が今では当たり前に行われている。 この記事の画像(21枚) 1944年12月、太平洋戦争末期に発生したマグニチュード7.9の「昭和東南海地震」。 大きな被害が出たにもかかわらず、ほとんど報道されなかった 8歳の時、和歌山・那智勝浦町でこの地震を経験した田中弘倫さん(86)。 学校から帰宅した後、“すさまじい揺

                「一切言うな」隠された大地震…戦争末期に発生 1200人超死亡 報道されなかった理由とは【和歌山発】|FNNプライムオンライン
              • うちの近所に原さんが多すぎる理由を探った

                1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:型抜きをズルせずマスターした! > 個人サイト ほりげー 同じ姓が偏る地域のルーツを調べたら面白そう みなさんには「このあたりやたら同じ姓の家があるなぁ」という経験はないだろうか。たとえば、いま私が住んでいる場所の近所には、原さんがとても多い。あくまでも予想だが、きっとその昔、原さんという大地主が住んでいたに違いない。そういう記録は図書館で見つかるのだろうか。もし見つかったら面白いので調べることにした。 調べた結果については後述するので、まずは私の住む場所の近所にいかに原さんが多いのかについて語らせてほしい。 近所に原さんがとても多い 私は武蔵小杉駅からやや離れた場所に住んでいる。駅から歩くと結構遠い。昔っぽい建物と新しい建物が混在する地域だが、妙な違和感がある。原

                  うちの近所に原さんが多すぎる理由を探った
                • 刃物男を警察官が一撃で対応する映像を見て、『現代の達人なのでは?』と思った話。「実践的な小手」「そもそも熊本県警は剣道がくそ強い」

                  橙。 @orange_kinoko 九州の片隅で細々と剣道をしています。近代剣道史や郷土史について勉強中。神社仏閣や美術館を巡って小さな旅行に出るのが大好き。古いものも新しいものも好きです。web漫画胎界主応援してます。レプタイルファンだったりもします。フォローするのは110人までです。 橙。 @orange_kinoko 凄いなあ。警棒を肩にかけた状態からちょっと緩めて見せて、一瞬で包丁を叩き落としてる。現代に於ける実戦での小手打ちですよ。凄く逮捕術上手い方なのかなあ。 news.yahoo.co.jp/articles/0a739… 2021-12-17 23:48:16 リンク Yahoo!ニュース 交番に刃物男 にらみ合いのなか警察官が…(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース 17日午後、熊本市の交番に刃物を持った男が現れました。警察官に囲まれる男の右手には包丁が。に

                    刃物男を警察官が一撃で対応する映像を見て、『現代の達人なのでは?』と思った話。「実践的な小手」「そもそも熊本県警は剣道がくそ強い」
                  • 元国立国会図書館司書が教える「最高の図書館」ベスト5

                    独学大全 古代ギリシアから最新論文まで、ありとあらゆる「知」を全網羅。 著者が独自に収集・開発した技法「ベスト55」を厳選した『独学大全』から、勉強の具体的な悩みに答えます。 バックナンバー一覧 『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんが、「調べものの師匠」と呼ぶのが、元国会図書館司書の小林昌樹さんだ。同館でレファレンス業務を担当していた小林さんが、そのノウハウをまとめた『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』は、刊行直後から反響を呼び、ネット書店ではしばらく品切れ状態が続いた。今回は全3冊にわたり、調べもののテクニックと図書館の活用術について、両氏が語り合う。対談の最終回に、二人の推し図書館を聞いた。第1回、第2回はこちら(聞き手/書籍オンライン編集部) 2022年7月に移転、リニューアル開館後、ネットで「映える図書館」として

                      元国立国会図書館司書が教える「最高の図書館」ベスト5
                    • 映画『福田村事件』感想 - 小野マトペの納豆ペペロンチーノ日記

                      9月1日、ユーロスペースで『福田村事件』を観た。 www.youtube.com 関東大震災直後の千葉で香川からの行商15名のうち子供と妊婦を含む9名が、地元の自警団に朝鮮人と間違えられて殺害された実在の事件を基にした劇映画。 事件が起きたのは1923年(大正12年)9月6日、つまり100年前の今日だ。 監督は著名なドキュメンタリー監督の森達也氏。失礼ながらドキュメンタリー作家の初劇映画ということで正直期待していなかったが、観てみると意外にもしっかりした映画で驚いてしまった。 前半は狭い村でのドロドロとした愛憎が組み立てられていき、その情念が後半での虐殺事件に流れ込んでいく。冒頭から鍬や包丁など、日常の中に暴力の予感を忍ばせるのも上手いし、豆腐、白磁の指輪、朝鮮飴といった純白モチーフの使い方も手慣れている。 実はこの作品、森達也監督と同時期にたまたま劇映画畑の脚本スタッフ3名も「福田村事件

                        映画『福田村事件』感想 - 小野マトペの納豆ペペロンチーノ日記
                      • 『伝 阿弖流為 母禮之塚』-由緒不詳の首塚に生まれた虚構の伝承|makishi

                        偽史、フェイクロア、創られた伝統といった背景を持つ場所や存在を、現実と妄想が交差する「特異点」と捉え撮影する記事。今回は、大阪府枚方市にある『伝 阿弖流為 母禮之塚』(通称アテルイの首塚)を取り上げる。 阿弖流為(アテルイ)と母禮(モレ)アテルイとは、8世紀末から9世紀初頭に、陸奥国胆沢(現在の岩手県奥州市)で活動した蝦夷(えみし)の族長である。モレとは、アテルイと同時期に蝦夷の族長の一人であったとみられている。 蝦夷とは、本州東部や以北に居住し、政治的・文化的に、大和朝廷やその支配下に入った地域への帰属や同化を拒否していた集団を指す。 蝦夷は、時の朝廷の国土統治にあたり派遣された征討部隊に、激しい抵抗を繰り返していた。しかし、朝廷の戦力に圧され、いよいよ進退窮まった蝦夷は(諸説あるが)、802年、アテルイとモレが同族5百余人を引き連れ、征夷大将軍坂上田村麻呂の下に降伏した。その後坂上田村

                          『伝 阿弖流為 母禮之塚』-由緒不詳の首塚に生まれた虚構の伝承|makishi
                        • 二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。 - SUUMOタウン

                          著者: 上田誠 ヨーロッパ企画という劇団をやっていながら京都に住んでいる。 京都に生まれ、京都に育ち、京都の小中高大学に通い、始めたのがヨーロッパ企画である。 劇団名だけはエキゾチックだけれど、それは詐欺で、そこで作・演出をやっている男はヨーロッパが本当に実在するかも知らない。どころか他府県も知らない。劇団名はメンバーと響きで付けたんであった。 よその町へ住んだことは一度もなく、実家が家族経営の焼き菓子工場だったので両親と出かけることも少なく、旅行へも行く家族ではなく。車も配達用のワゴンしかなく、それもなんだかニカワ臭かったので乗せてもらうのが好きではなく。免許は今も持っていなく、飛行機などは飛んでいる道理が分からなく。 出不精なんである。全然動きたくないんです。 実家が好きだし実家周辺が好きだし、今も実家近くに住み、そして実家を使って劇団をやっている。実家の焼き菓子工場が数年前に廃業し、

                            二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。 - SUUMOタウン
                          • 「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

                            椿井文書を模写したとされる「笠置山之城元弘戦全図」。椿井文書が山城地域に波紋を広げている(京田辺市田辺・中央公民館) 京都府山城地域の自治体史に数多く引用されてきた史料「椿井文書(つばいもんじょ)」を偽文書と指摘する新書が先頃出版され、地元の歴史関係者らに波紋を広げている。たった1人の男が質の高い偽文書を大量に作り出した手法などを明らかにしており、特に関わりの深い山城地域では定説が覆りかねないためだ。郷土史が再検証を迫られるだけでなく、「日本最大級の偽文書」の作者かもしれない男の人物像にも注目が集まる可能性がある。 椿井文書は、山城国相楽郡椿井村(現木津川市)の有力農民、椿井政隆(1770~1837年)が制作した文書の総称。椿井は山城や近江、河内、大和などで、武家につながる家系だと示したい豪農や山の支配権争いなどに関わり、歴史的な正当性を与えるために多くの文書を創作したとされる。 以前から

                              「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
                            • 図書館について - 内田樹の研究室

                              「最終講義 韓国語版 あとがき」としてこんな話を書いた。 みなさん、こんにちは。内田樹です。 『最終講義』韓国語版お読み頂きまして、ありがとうございます。 これは講演録です。講演録といっても、録音を文字起こししただけだと、話がくどすぎたり、逆に説明が足りなかったり、言いかけた固有名詞や年号や数値が思い出せなかったり、間違えたりというころがあるので、読みやすくするために少しは加筆しています。でも、だいたい話すときは「こんな感じ」です。 「あとがき」に書いてある通り、講演のときに僕はあまり準備をしません。その場に行って、看板を見上げて「あ、今日はこんな演題なんですか」と驚くことさえあります。それでも、「どういう演題でお話頂けますか?」という問い合わせに対して自分で選んだ演題ですから、その時点では「こういう話をしよう」という腹案があったはずです。自分の腹の中のどこかにあるものなら、探せば出て来ま

                              • アイヌの実態、進まぬ教育 「負の歴史」知って ウポポイ開業1年 | 毎日新聞

                                校内にある郷土資料室で、アイヌ民族伝統の住居「チセ」などを観賞する旭川市立北門中の郷土史研究部員ら=松本賢尚教諭提供 北海道白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)が12日で開業1年を迎える。「大勢で歌う」を意味するウポポイ。差別せず権利を認め合い、みなが肩を組んで歌うような世界の実現に何が必要か。この節目に、アイヌの人々を取り巻く課題を探る。 「またやったのか」。札幌アイヌ協会会長の阿部一司さん(74)は携帯電話を耳に当てながら愕然(がくぜん)とした。「日本テレビがアイヌについて差別的な内容を放映した」。知人からの連絡を受け、あの日の出来事が脳裏をよぎった。「あれから27年もたったのに」 日テレは3月12日、情報番組「スッキリ」でアイヌ民族の女性をテーマにしたドキュメンタリー作品を紹介。お笑い芸人の脳みそ夫さんが「この作品とかけまして動物を見つけたととく。その心は、あ、犬」と謎かけを披露した

                                  アイヌの実態、進まぬ教育 「負の歴史」知って ウポポイ開業1年 | 毎日新聞
                                • 「カラーだった」幻の江戸期の一級史料、高校生が90年ぶり再発見 | 西日本新聞me

                                  弥生時代、現在の福岡県筑紫野市に有力な首長墓が存在したことを示す江戸時代後期の記録「鉾之記(ほこのき)」が約90年ぶりに“再発見”された。長らく所在不明となっていたが、市内の九州産業高の生徒たちが郷土史研究の過程で、鉾之記を書いた庄屋の子孫宅から見つけた。市は実物の可能性が高いとして、子孫から古文書を譲り受けた。 二日市村の庄屋だった鹿島九平次は1857(安政4)年、地元で甕棺墓(かめかんぼ)を発見し、入っていた銅剣と銅鏡の絵とともに当時の状況を鉾之記につづった。市文化財課によると、甕棺墓の発見場所や遺物の行方は不明だが、村は有力なクニだった奴国の域内にあり、ランクの高い首長墓だったと考えられている。 ...

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                                  • 土浦市立博物館が郷土史論争を拒絶!《吾妻カガミ》158

                                    【コラム・坂本栄】土浦市立博物館と市内の郷土史研究者の間で論争が起きています。争点は筑波山系にある市北部(旧新治村の一角)が中世どう呼ばれていたかなどですが、博物館は自説を曲げない相手の主張に閉口し、この研究者に論争拒絶を通告しました。アカデミックディスピュート(学術論争)を挑む市民をクレーマー(苦情を言う人)と混同するかのような対応ではないでしょうか。 「山の荘」の呼称はいつから? 博物館(糸賀茂男館長)と論争しているのは、藤沢(旧新治村)に住む本堂清さん(元土浦市職員)。社会教育センターの所長などを務め、退職後は市文化財審議委員、茨城県郷土文化振興財団理事も歴任した歴史通です。「山の荘物語」(私家版)、「土浦町内ものがたり」(常陽新聞社)、「にいはり物語」(にいはりの昔を知り今に活かす会)などの著作もあります。 争点はいくつかありますが、主なものは現在東城寺や日枝神社がある地域の呼び方

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                                    • 愛媛で出会った"性のインディ・ジョーンズ"

                                      1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:ベトナムではタピオカを麺にしていた > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる 世界最高の"性文化財資料宝物館" まずは今回の舞台である資料館「凸凹神堂」。その鬼のような蒐集(しゅうしゅう)ぶりを見てほしい、なによりその方が話も早い。いつもは撮影禁止だが特別に許可をいただいたので、gifでドバーッと!ご覧ください。 多賀神社の入口から凸凹神堂館内の展示品に至るまで 個々の詳細はおいといて、とんでもない数の展示品があるということは伝わっただろう。見るからにというものもあるが、これらほぼすべて「性」にまつわるもの。 春画、吉原にあった縁起物、部族の信仰対象となった偶像…。しかも日本国内だけでなく世界各地

                                        愛媛で出会った"性のインディ・ジョーンズ"
                                      • 2012年に参加した郷土史勉強会の領収書について | 活動ブログ | つじもと清美公式サイト #比例はつじもと清美

                                        ご 報 告 2022年9月27日 辻元清美 10年前の2012年4月28日、知り合いが講師を務める、高槻の郷土史を語り継ぐ勉強会に、当時の秘書と参加しました。 その時、2名分の参加費2000円を同行した秘書が勉強会で支払いました。今般、この領収証を改めて確認したところ、領収証の発行者は個人の名前と住所になっていたのですが、その上に「WFWP大阪10連合会」と記載されていました。 以下、過去の記録などからわかった事実関係です。 ○当時、高槻の郷土史家(故人)で私もよく存じ上げている方が本を出版して、各所で昔話の語り部活動や講演を行っていました。 ○その郷土史家の方から、ご自身が講師を務められる郷土史勉強会が地元公民館で行われるとのお誘いを受けました。この郷土史家の方には初当選時からご支援をいただいており、またこの方のお仕事に私自身敬意を抱いていたことから、当時の秘書といっしょにこの勉強会に参

                                          2012年に参加した郷土史勉強会の領収書について | 活動ブログ | つじもと清美公式サイト #比例はつじもと清美
                                        • 最後にどうしても | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―

                                          もうこの件について書かないといいましたが、詳細をご存じない方の「もやもや」を解くために、私のライフワークと関わるところでもあるゆえ、最後に記すことにします。 現地では人吉が「かくれキリシタン」の町であり、相良清兵衛はキリシタンであったと信じている人々がいます。史料による証拠は「一切」存在しません。少し変わったマークのある石造物の存在がその根拠となっています。その説を提唱し、著作もある郷土史家がいます。「宮原銀山は銀山ではなかった」説を『日本歴史』にコラム掲載したのと同じ方です。このコラムは一見説得的な内容ですが、重大な史料の読み誤りがあります(と著名な中世史研究者が指摘しております)。その方の著書によると、郷土史研究会の会員の多くは、今回の呼びかけ人はじめ、自説を支持してくれている、とあります。これが今回の混乱の最大の原因です。 最初の朝日新聞やABEMAニュースの報道に使われたように(私

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                                          • 東急沿線 古墳めぐり

                                            1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ドメインガールと冗談がタスクになることについて > 個人サイト webやぎの目 古墳の横を東急が通っている 冒頭でも書いたが、多摩川の東側、大田区~世田谷区は古墳エリアである(荏原台古墳群と呼ばれている)。その横を東急線が通っているのだ。 今回はまず多摩川駅近くの古墳に行き、北上して別の古墳を満喫しよう。 今回のルート。マンションの広告のように古墳を光らせてみた メンバーは僕のほかにデイリーポータルZのライター、西村まさゆき、伊藤健史、きだてたくの合計4名である。4月に廃線跡を見てはしゃいだDPZ郷土史クルーだ。そこに動画撮影の西垣Dも同行している。 この華のないメンバーの

                                              東急沿線 古墳めぐり
                                            • 日本vsアイヌ…という単純な話ではない?「シャクシャインの戦い」について解説 - 草の実堂

                                              江戸時代 日本vsアイヌ…という単純な話ではない?「シャクシャインの戦い」について解説 江戸時代 アイヌ, 北海道, 松前藩 コメント: 1 投稿者: 草の実堂編集部 2022/2/10 現在の北海道が日本人による統治を迎えたのは日本の歴史の中で見れば比較的最近のことで、1885年(明治18年)のことである。 それまでは、日本人(和人)は「松前藩」にとどまり、また外の藩からは交易という形で現地の人々「アイヌ」と関わりを持ってきた。しかし、交易は双方の利害に関わることであり、片方が損失を被るような交易はもう一方への敵対心を煽ることになる。そしてそれがこじれれば戦争に至ることもある。 比較的文明の進んだ国が、自己の勢力下にない場所で現地住民と「交易」という名の不平等な取引を持ちかけ、最終的にその地を支配するというやり方は人類の長い歴史においていくらでもその事例が挙げられる。 今回は、北海道に住

                                                日本vsアイヌ…という単純な話ではない?「シャクシャインの戦い」について解説 - 草の実堂
                                              • 草の根で文化活動をやること/“やっていき”のこと - 屋上より

                                                引用が多く、スクラップブックのようにまとまりのない文ですが、ここ一年の活動を通して、文化をつくること・お客さんをつくることについて感じた雑記です。 = = = = = ・草の根で文化活動をやること 約一年まえのこと。わたしは小雨が降って肌寒い九月のある一日に、ミツメとシャムキャッツのライブを観ようと福岡まで来ていた。しかし当日は“猛烈な”強さの台風二四号が北上を続けており、アーティストたちが到着するかどうかは運次第というところ。ライブのチケットを買った誰もが気を揉んで、逐一SNSをチェックしていた。 告知を待つあいだ、わたしと友人はだらだらビールを飲む、サイゼリヤの間違い探しを全クリするなどの活動に勤しんでいたが、結局、大事をとったJALの飛行機は直前で引き返してしまい、わたしたちはボッティリチェリの画のまえで悲嘆に暮れた。前日の公演が札幌だったことも災いし、飛行機がダメとなると、新幹線だ

                                                  草の根で文化活動をやること/“やっていき”のこと - 屋上より
                                                • 忍者の逆手刀も卍手裏剣も、1人のテレビマンの創作が常識化した【創作系譜論】 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                  何の気なしに図書館で借りて読んでみた、この本から。 テレビヒーローの創造 作者:樋口 尚文筑摩書房Amazon『月光仮面』『ウルトラマン』『金曜日の妻たちへ』は、テレビのアヴァンギャルドだった。テレビドラマ、テレビ映画の面白さの秘密はどこにあるのか?新たなテレビ表現論への試み。 自分はこのへんのことをもう知っているかな?という前提だったのだけど、考えてみたらせいぜい自分の知識は「ゴジラ」や「ウルトラマン」であって、その前の白黒テレビ…月光仮面や快傑ハリマオはほとんど知らないのだ。 しかし、実はファンタジー的な創作の系譜は、テレビという大枠で語るならこちらのほうが源流のものも多い訳で、大いに蒙を啓かれました。 しかし、月光仮面は最初期待されない=製作費がほとんど出ない、であり…10分番組で10万円、駆けずり回って増額して15万円!! 当時のアメリカテレビ映画は30分で400~700万円の製作

                                                    忍者の逆手刀も卍手裏剣も、1人のテレビマンの創作が常識化した【創作系譜論】 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                  • ロシア軍によるウクライナの文化財「略奪」の規模が明らかに | 行方は知れず、戻ってくる保証はない

                                                    紀元前4世紀、スキタイ人の黄金の弓矢ケース。メリトーポリ郷土史博物館に所蔵されていた Photo: VoidWanderer, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons 「取り返しのつかない災難」 ロシア軍は、占領した地域で、組織的にウクライナの文化遺産を破壊したり「略奪」したりしている。その被害が想像を超えるものであることが明らかになってきた。ウクライナの文化大臣や関係者たちはロシア兵のこの暴虐行為を非難するとともに、さらなる被害の防止に努め、国際社会にも支援を呼びかけている。 ロシアが略奪したり破壊したりしているものは、現在のウクライナという国のアイデンティティと結びつくものだけではなく、現地で発掘された古代の遺物も多いという。 ロシアによって占領されているメリトーポリでは、郷土博物館の職員がロシアによる処罰を恐れて匿名で取材に応じ、1700以上の所蔵品が持ち去ら

                                                      ロシア軍によるウクライナの文化財「略奪」の規模が明らかに | 行方は知れず、戻ってくる保証はない
                                                    • 「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書

                                                      京都府山城地域の自治体史に数多く引用されてきた史料「椿井文書(つばいもんじょ)」を偽文書と指摘する新書が先頃出版され、地元の歴史関係者らに波紋を広げている。たった1人の男が質の高い偽文書を大量に作り ... 記事全文を読む

                                                        「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書
                                                      • 本当は怖い『椿井文書』と日本の郷土史 -学者と「うちら」の戦争編-

                                                        嶺本八美 @Ryoumoto008 『椿井文書』/馬部隆弘 やっと買えた。偽文書が他の偽文書と相互に補完し合いつつ、利害関係者の思惑も絡んで歴史として既成事実化していく様はちょっとしたホラー。それが市町村史レベルの研究や学問の範囲内に収まっているうちはまだマシで、町おこし的なもので行政がいっちょ噛みしてくると地獄 pic.twitter.com/XlRMDrZT7Z 2021-02-22 11:48:08

                                                          本当は怖い『椿井文書』と日本の郷土史 -学者と「うちら」の戦争編-
                                                        • 丸山・島根知事が自民批判 国立大授業料の適正化に向けた党提言に:朝日新聞デジタル

                                                          自民党の教育・人材力強化調査会が、国立大学について「適正な授業料の設定」を検討すべきだとする提言をまとめたことに対し、丸山達也島根県知事は21日の定例会見で、提言は値上げを想定していると指摘し、「こんな経済環境が悪い時にやろうと考える人たちの思考回路がわからない」と批判した。 調査会は16日、質の高い高等教育の実現に向けた提言をまとめた。それによると、国立大が国際競争力の強化をめざすなかで教育コストの増加なども踏まえ、「適正な授業料の設定や負担軽減について検討」すべきだとした。 丸山知事はこの提言について「(授業料を)適正な数字に見直すと言う時に、下げることはない」と指摘した。 実質賃金は24カ月連続で下落し、子ども・子育て支援金の財源確保のために国民負担も増すことが想定される。丸山知事はこれらの家計を取り巻く厳しい状況を挙げ、経済的負担が比較的少ない国立大の授業料の値上げも視野に入ってい

                                                            丸山・島根知事が自民批判 国立大授業料の適正化に向けた党提言に:朝日新聞デジタル
                                                          • 祖母の頭は運搬機

                                                            1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:東シナ海と太平洋に挟まれたい > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる まずはそのときの写真を見てくれ 落下物直撃の瞬間じゃないよ 食材を冷蔵庫にしまい、コタツでひと息ついて、さっそくたずねる。 私「今まであんな持ち方?したことなかったよね」 祖「重たいもん持つときにたまにするよ」 私「知らんかったわ」 祖「昔塩運ぶときみんなこうしてたんや」 私「塩?あ、あー」 塩についてはまたのちほど。その前に。 ここは奄美群島のひとつ、沖永良部島。 祖母と、今私がいる島は沖永良部島(おきのえらぶじま)、ユリと洞窟で有名。ウミガメの産卵地でもあります。最近はすごい絶景が見れるとかでテレビによく取り上げられるので

                                                              祖母の頭は運搬機
                                                            • 2023年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                              今年読んだ本のトップ10を選びます 2023年度ももうすぐ終わりですということで、毎年やっていますが、今年度に私が読んだ本の中で面白かった10冊というのを選んでみます。 今年読んだ本なので、2023年以前に発売された本も含まれています。あらかじめご了承くださいませ。 また面白かった私のYouTubeチャンネルで紹介している書籍も多く、よろしければそちらも合わせてご覧いただけるとうれしいです。 1. 『越境の中国史』 菊池秀明 講談社選書メチエ リンク こちらは2022年12月初版の本です。 黄河流域、長江下流を中心に語られがちな中国の歴史ですが、特に近代以降、例えば太平天国の乱やアヘン戦争のように、華南の動向から歴史が動くことがありました。本書は特に近現代の華南の歴史から現代中国を読み解く本です。 歴史的に北部中国は政治・軍事の中心で、南部中国は経済・文化の中心でした。一方で特に福建省や広

                                                                2023年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                              • 早朝の花火に「やめて」の声 運動会知らせる東北の風習、仙台では見送る学校増加 | 河北新報オンラインニュース

                                                                ビルやマンションに囲まれた仙台市東二番丁小(手前中央)。運動会で花火は打ち上げず、メール送信などで対応する 「どうして宮城県では運動会の日の朝に花火を鳴らすの?」。聴覚に障害があり、破裂音が苦痛だという訴えが「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。取材を進めると、花火の打ち上げは県内全域に広がる風習だが、音に過敏な最近の社会風潮を反映し、都市部を中心に途絶えつつあることが分かった。 宮城県の小中学校では毎年春か秋に、学校独自の運動会や地域住民も参加する学区民(地区民)運動会が開かれる。打ち上げ花火は当日早朝、校長や町内会長らが気象情報を勘案して決行を決めたことを住民に知らせる合図。複数の学校関係者によると通常午前6時~6時半ごろ、花火業者が打ち上げる。費用は1回につき約1万円で、各自治体の公費で賄われる。 だが、その破裂音に苦悩する住民がいる。 自閉スペクトラム症で聴覚が過敏な家事手伝い

                                                                  早朝の花火に「やめて」の声 運動会知らせる東北の風習、仙台では見送る学校増加 | 河北新報オンラインニュース
                                                                • 世界遺産に廃墟が!沖縄の中城城跡にあるホテルの謎を解く

                                                                  約50年間廃虚のまま残されていたホテル。沖縄に観光に来たことがある人なら、もしかしたら目にしたことがあるかもしれない 琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産登録されている中城城(なかぐすくじょう)に隣接する場所にある廃ホテル「中城城跡高原ホテル」は別名チャイナタウンとも呼ばれ、沖縄県民ならば誰もが知っている廃墟である。 心霊スポットとしても有名で開業前に死亡事故が起きて結局開業しなかったとか、プールで子供が溺れたとかいう話がまことしやかに語られていたのだが、実際は1972年の沖縄の本土復帰前後に数ヶ月だけ営業していたそう。 約50年間廃虚のまま残されていた中城城跡高原ホテルだが、今年ついに取り壊しが決定した。 なぜホテルは2ヶ月で営業を辞めたのか。なぜ世界遺産にホテルが建って、廃墟のまま残されているのか。ホテルを建設した人はどんな人だったのか。歴史の蓋を開けたら沖縄の本土復帰前後の映

                                                                    世界遺産に廃墟が!沖縄の中城城跡にあるホテルの謎を解く
                                                                  • 地元で「小字」という地名を調べてみた|安田大輝

                                                                    大字(おおあざ)・小字(こあざ)と類される地名。「字(あざ)」という地名があることを知った。 まったく知らない地名かと身構えていたが、バス停や橋、踏切に使用されている地名も多く、聞き馴染みのある地名が多かった。 それらの地名が一体何なのか、いつからあるのか、詳しく調べてみることにした。 小字という地名の単位そもそも字とは、何なのか。 意外にも現在でも字地名は使用されている。 私が調査した京都府京丹後市周辺の住所を参考に説明すると… ①都道府県 ②市区郡 ③町村 ④大字 ⑤丁目・番・号 ①京都府 ②京丹後市 ③大宮町 ④善王寺 ⑤〇丁目〇番〇号 ①京都府 ②与謝郡 ③与謝野町 ④下山田 ⑤〇丁目〇番〇号 ①京都府 ②与謝郡 ③伊根町 ④平田 ⑤〇丁目〇番〇号 ①京都府 ②宮津市 ④文珠 ⑤〇丁目〇番〇号 ①京都府 ②舞鶴市 ③南浜町 ⑤〇丁目〇番〇号 ①京都府 ②福知山市 ④内記 ⑤〇丁目〇

                                                                      地元で「小字」という地名を調べてみた|安田大輝
                                                                    • 在野に学問あり 第7回 山下ゆさん

                                                                      この連載は在野で学問に関わる人々を応援するものだ。 第7回は、ブロガーの山下ゆさんに話を聞く。新書ブログ「山下ゆの新書ランキング」は、新書業界においては知らぬものがいない。まさに「新書の目利き」として知られている人物だ。かく言う私も、本屋に行った時に「この本、そういえば山下ゆさんが9点って言ってたなぁ」と、新書を買ったことが何度もある。 ブログは2005年2月から、2022年現在まで週に1本のペースで更新されている。政治経済や思想、歴史に関する新書から1冊を取り上げ、山下さん自身による10点満点の採点と、5000字以上にも及ぶ新書の丁寧な要約と書評を掲載する。 プロフィールの欄には「通勤途中に新書を読んでいる社会科の教員です」とある。 在野研究を考える上で、教員の存在は重要だ。例えば郷土史や生物分類学・生態学の分野では、地元で働く先生たちが研究者となり、大学や博物館と連携しながら、その一端

                                                                        在野に学問あり 第7回 山下ゆさん
                                                                      • 元有名書店員が編み出す新プラットフォーム

                                                                        「止まらない本離れ」「街から本屋が消える」……。暗い話が目立つ出版業界だが、そんな“衰退論”を覆そうとする人々がいる。顧客が本に出合う場を変え、出合い方を変え、出合う意味までも根本から考え直す。そこには他業界にとっても価値がある、人口減時代に生き残るマーケティングのヒントがある。 今年1月31日~2月1日に開催された「二子玉川 本屋博」の会場で、元書店員の田口幹人氏は「本屋始めませんか」と来場者に呼びかけていた。田口氏が現在勤務する出版取次会社、楽天ブックスネットワークが提供する書籍の少部数卸売りサービス「Foyer(ホワイエ)」を使えば、誰でも地域の交流のハブになる「まちの本屋」の役割を担えるという思いからだ。 >>前回記事はこちら ただし、こうした普及活動は楽天ブックスネットワークでの業務というより、田口氏の個人活動の側面が強い。本屋博で田口氏が立っていたブースの名前は「語夢万里文庫」

                                                                          元有名書店員が編み出す新プラットフォーム
                                                                        • 富士吉田にあるブックオフは富士山の本が多い

                                                                          1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:歌舞伎町でモンスターめぐり > 個人サイト Note 富士吉田市へようこそ 新宿からバスで二時間ほど。山梨県富士吉田市の河口湖インターチェンジが近づきます。 この場所の観光スポットといえば、なんといっても富士山でしょう。 富士山の眺望がすばらしいのです 富士山五合目に通ずる「富士スバルライン」の起点でもあり、富士山世界遺産センターもこの場所にあります。登山シーズンには多くの人でにぎわいを見せています。 富士山世界遺産センター。富士山に関する豊富な展示を見ることができます また、富士急ハイランドも見逃せません。 私たちを出迎える入り口 絶叫マシンの多さでは日本有数で、無骨な鉄骨

                                                                            富士吉田にあるブックオフは富士山の本が多い
                                                                          • 口伝系の伝承の衝撃的な末路『最後の継承者が音痴だった』記録することの大事さを噛みしめる人々

                                                                            ゲッター・ショーン @GetterShown 駆け出しフォーティアン 超常現象▶懐疑派 高知郷土史▶花取り踊り、民俗芸能、いざなぎ流、介良事件、土佐の神楽など トークイベントODD・ZONE▶cafe de blue @bluenozzy アイコン切り絵▶寅ヲ @tretigre 次回ODD・ZONE24▶2024/9/13金曜日

                                                                              口伝系の伝承の衝撃的な末路『最後の継承者が音痴だった』記録することの大事さを噛みしめる人々
                                                                            • 「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書 | 京都新聞

                                                                              Published 2020/05/08 10:02 (JST) Updated 2021/03/03 12:31 (JST) 京都府山城地域の自治体史に数多く引用されてきた史料「椿井文書(つばいもんじょ)」を偽文書と指摘する新書が先頃出版され、地元の歴史関係者らに波紋を広げている。たった1人の男が質の高い偽文書を大量に作り出した手法などを明らかにしており、特に関わりの深い山城地域では定説が覆りかねないためだ。郷土史が再検証を迫られるだけでなく、「日本最大級の偽文書」の作者かもしれない男の人物像にも注目が集まる可能性がある。 椿井文書は、山城国相楽郡椿井村(現木津川市)の有力農民、椿井政隆(1770~1837年)が制作した文書の総称。椿井は山城や近江、河内、大和などで、武家につながる家系だと示したい豪農や山の支配権争いなどに関わり、歴史的な正当性を与えるために多くの文書を創作したとされる。

                                                                                「日本最大級の偽文書」か 郷土史の定説ひっくり返るかも…京都・山城の古文書 | 京都新聞
                                                                              • 紀藤弁護士の発言の変遷

                                                                                立憲民主党の議員の関与が明らかになると、濃淡を強調 紀藤正樹 MasakiKito@masaki_kito そろそろ政治家と統一教会との関係の濃淡/線引きの基準を作るべき時期ではないか。個別取材ではなく記者会見で世界日報から取材を受けて記事になった程度は避けようがなく問題ないと思います。超党派で基準作りをするなら協力したい>紀藤正樹弁護士、超党派での基準作成求める daily.co.jp 立民も14人が旧統一教会と接点 紀藤正樹弁護士、超党派での基準作成求める 午後2:53 · 2022年8月25日 さらに職務権限にも差があると指摘 紀藤正樹 MasakiKito @masaki_kito 一般人ならともかくこの論点を理解できない知識人がいることに大変驚かれます。統一教会との関係では人的濃淡だけでなく職務権限=権力性を考慮すべきことがわからない。フランスでも公権力への浸透の問題が10

                                                                                  紀藤弁護士の発言の変遷
                                                                                • 140年前「コレラ」との闘い 通達文書発見、新型コロナと共通点多く 恐怖に震えた日本人 - 丹波新聞

                                                                                  140年前「コレラ」との闘い 通達文書発見、新型コロナと共通点多く 恐怖に震えた日本人 2020.05.04 新型コロナウイルスが猛威を振るっているが、過去に人々を恐怖の底に落とした感染症はいくつもある。その一つが江戸期から幾度となく流行した「コレラ」だ。兵庫県丹波市の歴史を調査する「氷上郷土史研究会」の古文書部会(山内順子代表)が、同市内の円通寺で進めるふすまや屏風の下張り文書はがし作業で、1877年(明治10)に流行していたコレラに関する県や内務省の通達文書を見つけた。住民への啓発文書で、感染しても無症状の場合があるといった、新型コロナのニュースと錯覚するような文言が並んでおり、約140年前の日本人も現在と同じような恐怖に震えていたことがうかがえる。 治療法探る医療従事者の奮闘、患者数の公表も 一枚の屏風からはがした115枚のうち、23枚がコレラ流行に関する文書だった。いずれもB4サイ

                                                                                    140年前「コレラ」との闘い 通達文書発見、新型コロナと共通点多く 恐怖に震えた日本人 - 丹波新聞