どのようなシステムもそれを作るのも運用するのも人であり(SREが目指すのが運用をなくすことだとしても)、大抵の場合、一人ではなく組織としてシステムを作っていますが、信頼性の低い組織からは信頼性の高いシステムは生まれることは考えにくいです。 SRE NEXT 2022で提起した組織に対してSREを適用することでどうやって信頼性を保つことができるかということについて、実際に組織に起きた問題とそれにどういうプラクティスを適用し、どうなったのかを紹介します。
Kyashで開発をしている@konifarです。 先日、KyashでCRE(Customer Reliability Engineering)の募集を開始しました。 open.talentio.com CRE*1って何ぞや?という人も多いですよね。仕事内容や募集要件は簡潔に記載していますが、もう少し現状の課題や働き方のイメージを伝えた方が興味を持ってもらいやすいと思うので、より噛み砕いて説明します。 言い換えると、「もっと多くの人に興味を持ってもらえるように詳しく解説するよ!興味がわいたら応募してくれ頼む!」という趣旨の記事です。よろしくお願いします。 なぜCREチームが必要か 募集ページの仕事内容を見てみましょう。 CRE(Customer Reliability Engineering)チームは顧客の信頼の最大化がミッションです。決済や送金サービスを開発・運営しているKyashでは、顧
退職から少しのお休みを経て、本日から株式会社はてな https://hatena.co.jp/ のMackerel CRE(Customer Reliability Engineer)としてのキャリアを始めた。 Mackerel https://ja.mackerel.io/ は、はてな社が開発・運用しているサーバ監視SaaSで、オンプレミスや各種クラウドのサーバ群を一貫したインターフェイスで手軽かつ高度に監視できるサービス。 ja.mackerel.io CREチームはこのMackerelのユーザー企業のみなさまへのテクニカルサポートのほか、導入支援やドキュメンテーション、コーディング、そしてユーザー企業の成功のために継続的な活用サポートを提案・提供していくことが主なミッションとなる。 ja.mackerel.io 転職ふりかえりなどはいずれ載せていくつもりだけど、まずは速やかに即戦力と
こんにちは。MackerelチームでCRE(Customer Reliability Engineer)をしている id:a-know です。今年の7月から、岡山県倉敷市よりフルリモートで働いています(そして現在は半育休期間中です)。 はてながCRE職を新設したのが2017年8月。それから約2年たち、同じようにCRE職を立ち上げる企業の数も増えてきたように思います。その様子を見て最近思っているのは、「CRE職に求められていることや在り方は、企業ごとに結構違いそうだなぁ」ということです。というわけで今回は、「はてな(Mackerelチーム)のCREと開発チームとの関わり合い」にフォーカスして、その様子をご紹介できたらと思います。 Mackerel の開発について Mackerel の開発チームでは、スクラムのプラクティスを部分的に取り入れた開発をおこなっています。"プロダクトバックログ" "
こんにちは。Mackerel CREサブディレクターのid:missasanです。 はてなにCRE(Customer Reliability Engineer)という職種が誕生して3年3ヶ月、私がCREとしてジョインしてから2年半が経ちました。 当時は2人だったCREも、今では5名体制になっています。 その間、私たちにとって大きな変化がいくつもありました。 CREのような新しい職種が一つの企業の中でどのように変化しているか? それを新鮮なうちにシェアしておくことは、CREを立ち上げようと考えている方や、今まさにCREで業務やチームの改善に励んでいる方、これからCREになろうという方の参考になるかと思い、この記事で紹介させていただきます。 また記事の後半では、世界そして日本でどのようにCREが広まってきたかを振り返り、さらに企業でCREの導入に取り組んでいる方に向けたヒントをまとめました。こ
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog みなさんこんにちは。 システム統括本部に所属し、プライベートクラウドのKaaS(Kubernetes as a Service)の担当をしている藤江です。 私は2007年にヤフーに新卒で入社し、会計システムや社内認証システムなどの業務システムの開発・運用経験を経て、2017年4月から今のKaaS運用業務をしています。 現在のプロジェクトではScrumを導入しており、プロダクトオーナーとして働いています。 さて、いきなりですが最初に質問です。Kubernetesというツールを知ってますか? 実際に業務で使っていますか? 去年の1月に開催されたYahoo! JAPAN Tech Conferenceの登壇で、この質問をした時、会場で手
こんにちは!Mackerelチーム CRE の井上(id:a-know)です。 先日はMackerel初のオンラインセミナーの開催をお知らせしましたが、 mackerelio.connpass.com それと似た新しい取り組みとして、「あなたの会社のオンライン社内勉強会に、Mackerel CRE がお邪魔します!」というものを開始します!無償です! この取り組みについて、以下にその内容をご紹介します。 そもそも "CRE" って、どんな人? CREとは Customer Reliability Engineer の略称で、はてな のCREは「お客様に寄り添い、お客様が抱える真の課題にフォーカスし、その課題を技術を軸としてお客様と共に解決を図る」ことをミッションに掲げ、日頃の活動をおこなっています。 はてなの CRE チームは、私も含め、エンジニアリングのバックグラウンドを持つメンバーで構
株式会社ログラス エンジニアの山﨑(@zaki___yama)です。 ログラスではフロントエンドエンジニアとしてプロダクト開発を担当する傍ら、CRE(Customer Reliability Engineer)というロールも兼務しており、業務時間のうち一定割合をこの CRE としての活動に充てています。 本日はこの CRE というロールを立ち上げた経緯と、立ち上げにあたり具体的にどんなことをやってきたのか、そして今後取り組みたいことを紹介します。 CRE 立ち上げの経緯 ログラスにおいてカスタマーサクセスは非常に重要な要素です。 ログラスが扱う「経営管理」という領域は非常に複雑なドメイン知識が求められます。弊社のカスタマーサクセス(CS)チームには、元々お客様と同じ経営企画業務を経験していた者も多く、単なるプロダクトの使い方にとどまらずお客様の業務に踏み込んだ支援を可能にしています。経営企
ウオオオオオオ!!! はてなのCREが新たなステージに突入するぞ!! https://t.co/itwjrAu9ae— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2020年2月5日 上記の引用リツイート元のツイート主である id:syou6162 は、社(はてな)の同僚なのですが、この2月から、僕と同じ職種・CRE(Customer Reliability Engineer)になってくれることになりました。 元のツイートにある通り、彼はこれまで、はてなのアプリケーションエンジニアとして、Mackerelのサービス開発、特にロール内異常検知に代表されるような機械学習アルゴリズムを活用した機能開発を担当していました。そんな彼が、CREという職種に魅力や可能性を感じてそこにベットしてくれたこと、大変うれしく思うと同時に、はてなでのCREという職種の立ち上げに携わった者とし
第3回 データアーキテクト(データ整備人)を”前向きに”考える会という勉強会で、CREとしてデータ基盤を整備する活動についてオンライン登壇しました。 カスタマーサクセスのためのデータ整備人の活動記録 from syou6162 イベント登壇はまあまあやってきたはずなんですが、今回の登壇は初めて要素が満載でした。 CREとして初めての登壇 これまでは研究者 or アプリケーションエンジニアとして登壇 今年の2月にCREになったばかりなので、私がCREについて語ってもいいんかいな...みたいなところはありますよね と言いつつ、偉そうに語ってしまった データ基盤に関する初めての登壇 これまでは機械学習や自然言語処理に関する登壇がメイン 関連: データに関連するいくつかの見方と私 - yasuhisa's blog 初めてのオンライン登壇 意図せず(?)YouTuberデビューを果してしまった..
こんにちは。MackerelチームCREの id:tukaelu です。 Mackerelでは、テクニカルサポート/カスタマーサポートをCRE(Customer Reliability Engineer)が担当しており、ユーザーからのさまざまな問い合わせに対応しています。 本記事では、Mackerelのようなエンジニア向けのSaaSにおいて、サポート業務の改善をどのように進めたか、その裏側をご紹介します。 サポート業務が抱えていた4つの課題 Zendeskへの移行と体制の変更 新しいサービスレベルの指標も計測 テクニカルサポート業務の専任 エフォートレスなサポート体験を提供する ユーザーの困りごとをFAQに落とし込んでいく 適切なタイミングでFAQをサジェストする セルフサービス化を評価する指標を設計する 最後に サポート業務が抱えていた4つの課題 私は2019年5月に入社し、同月からサポ
The Art of SLOsは、GoogleのCustomer Reliability Engineeringチームによって開発されたワークショップです。このワークショップの目的は、Googleがサービスの信頼性を計測する方法 サービスレベル指標(SLI) とサービスレベル目標 (SLO)を参加者に紹介し、実際にこれらの計測方法を作成することを体験してもらうことです。これらは重要で土台となる概念です。サービスの信頼性を客観的に測定する方法があれば、サービスの信頼性について有意義な会話をすることがはるかに簡単になります。 ワークショップの理論編では、開発チームと運用チームの間でしばしば生じる組織的な緊張を、サービスの望ましい信頼性を表す目標値を設定することで解決する方法を学びます。また、SLOとエラーバジェットを使って、データ駆動で、客観的、かつユーザー重視の方法でサービスの信頼性を測定・
参加しました。 動画 ハッシュタグは #hatena_freee_andpad 以下メモです。 テクニカルサポートをプロダクトの強みにするMackerel CREの取り組み サポートのフロー CRE内にテクニカルサポートとカスタマーサクセスがある 今日はテクニカルサポートの話が中心 どう対応しているか すでに情報があるもの:セルフサービス化 独自のセルフサービススコアという指標で、お客様がどれぐらい自己解決できたかをモニタリング FAQの検索語監視君 FAQで検索したけど検索結果が0件だったものを、検索回数が多い順に定期的に Slack に流す 定形の回答がないもの CREによる調査:環境の情報提供、ソースコード確認、アプリケーションログ CREでもだめならエスカレーション。開発チームにもサポート担当がいる 応用的な活用方法の提案 課題 ヘルプとFAQのプラットフォームが異なるので相互にサ
はじめまして、新卒からCREグループに配属されて2年目のWakaです。 この記事では、CREのエンジニアチームが「日々取り組んでいること」と「心がけていること」をご紹介いたします。 そもそもリンクアンドモチベーションのCREとは? エンジニアチームって何しているの? プロダクト対応 仕様確認 障害対応 イレギュラー対応 顧客が迷わず利用できるようにするための改善 プロダクト改善 ヘルプページの更新の依頼 CSのケイパビリティ向上 CREエンジニアとして、心がけていることは? お客様のお困りごとを想像すること 技術で解決することに誇りをもつこと そもそもリンクアンドモチベーションのCREとは? チームでは、「顧客の信頼性を最大化する」をミッションに掲げ業務をしております。 具体的な業務は、得意な領域により以下のような役割分担で対応をしています。 アプリケーション開発・改善を通して、顧客の不安
こんにちは。CREの山本です。 今回はCREがエンジニアリングで業務効率化をおこなった話について書こうと思います! 私は誰か 今回初めてブログを書きますので簡単に自己紹介させてください! 2022年にアンドパッドへ入社し約1年半の間、ANDPAD施工管理を担当しています。 前職では自社開発のデータベースの監査アプリケーションやデータベース移行補助ツールなどのテクニカルサポートをおこなっていました。 常日頃「プロダクトと顧客」の間に立つものとして、課題に対して技術的に向き合っています。 大工一筋の父親のもとで育ちましたので、私なりに建築・建設業界の役に立ちたいとアンドパッドで充実した日々と共に業務に励んでいます! 前提 アンドパッドのCREは、外形監視として利用しているDatadogを活用して異常に重いリクエストの確認、集計を行なっています。 そして検知回数、遭遇ユーザー数、全体のログ数など
こんにちは!CREのmayuzo(@nanaka1103)です。 ANDPADのブログに寄稿するのも3回目となりました。 今回はCREがこの半年で取り組んできたことについて書いていきます! CREの今の状況は? 明らかになってきた課題 課題に対応するために取り組んできたこと 1. 現状を可視化し目標を定めた 計測のための準備 結果分析→目標設定へ 2. 調査ナレッジを溜める(簡単に!かつ便利に!) 3. 仕様FAQを作成する 4. CRE以外が調査できるダッシュボードを公開する おわりに CREの今の状況は? 基本的には、2020年に記事に書いた時と変わらず、問い合わせ業務を中心に行っています。 ユーザーが困ったことに遭遇すると、まずはCX(カスタマー・エクスペリエンス。以前のカスタマーサポート)やCSS(カスタマーサクセス)などの担当者宛に問い合わせが発生します。このうち開発に確認したい
こんにちは!カスタマーサクセスエンジニア改め、カスタマーサクセスマネージャーの井上です。Autify には昨年・2021年3月の入社で1年ちょっと在籍しているのですが、こちらのブログでは初めまして!となります。ちなみに前職では、サーバーモニタリングSaaSの「カスタマーリライアビリティエンジニア」としてお仕事をしていました 😃 このたび Autify では、これまでの「カスタマーサクセスエンジニア」職を「カスタマーサクセスマネージャー(CSM)」と「カスタマーリライアビリティエンジニア(CRE)」という2つの職種に生まれ変わらせる、という決定をしました。今日はその背景や舞台裏のようなお話を、こちらでご紹介します。 「カスタマーサクセスエンジニア」とはどのような職種だったのか 「カスタマーサクセスエンジニア」職だった私達は、主に以下のような業務に取り組んでいました。 カスタマーサクセス業務
はじめに minneでWebエンジニアをしている hikari です。 minneでは2020年7月にCREチームを立ち上げました。CREとは Customer Reliability Engineering(顧客信頼性エンジニアリング)という、2016年にGoogleによって提唱された専門職を指します。 Google Cloud Platform Japan 公式ブログ: Google の新しい専門職 : CRE が必要な理由 ペパボでは2018年にEC事業部がCREチームを立ち上げておりHRブログでも発足以降の取り組み・歴史が紹介されています。minne事業部のCREチーム発足から約1年近くが経過しましたので本記事で実績と今後の取り組みについて紹介します! はじめに minne CREとは? やってみてうまくいったこと Redash Alertモニタリング活用によるサービス健全性の強化
はじめに CSE とはなにか? 3年前からテックタッチCSEの役割はどう変わった? もうすこし整理する もっと業務の詳細を紹介してみたい! テックタッチにおける不具合対応とは? 拡張機能の一括配布って何をするの? 最後に、CSE の魅力とは CSE チームでマネージャーをしている kirai です。 生まれてから35年間住んだ東京を離れ、埼玉に引っ越す事になりました。新たなライフステージを、埼玉で翔んで楽しみたい思っています! はじめに 2021年に 「CSE って何だ。Techtouch の Customer Success Engineer 職を紹介してみる」 という記事を執筆しました。 あれから3年が経過し、当時とチーム状況や役割の変化、他社でも CRE(Customer Reliability Engineer) や Customer 系エンジニアと、名前は違えど同様の職種の記事や
こんにちは、株式会社ROBOT PAYMENT(以下、ロボペイ)でCREを担当している山下です。 私が所属するCREチームは発足してもうすぐ1年が経過し、手探りではありますが少しずつ存在意義が明確になってきました。 そこで今回は、ロボペイのCREチームについて書いていきたいと思います。 ■CREってなに? ■ロボペイのCREのはじまり ■目指すCREの形 ■最後に ■CREってなに? そもそもCREとは何か・・・。 (CREチームが発足した当初、 メンバーみんなでCREについて考えたのを思い出します笑) CREとは、Googleから始まった専門職で、 Customer Reliability Engineer(顧客信頼性エンジニア) 『お客様の基幹アプリケーションにおける主要な要素を、コードからデザイン、実装、運用手順に至るまで綿密に調査します。そこで見つけたものを取り出し、アプリケーショ
はじめまして、リンクアンドモチベーション CREグループの渡辺です。 CREグループは、「顧客の信頼性を最大化する」というミッションを掲げ、3つのチームで構成されています。 今回はサポートデザインチームで行った、システム変更を通したカスタマーサポート生産性向上PJTのご紹介と学びを共有できればと思います。 CREのチームとミッション サポートデザインチーム カスタマーサポート全体の品質向上とROIを最大化する UXライティングチーム サポートコンテンツ・プロダクトのライティングを通して、顧客への提供価値を最大化する エンジニアチーム アプリケーション開発・改善を通して、顧客の不安を取り除き、サービスへの信頼を最大化する 他チームの取り組みは以下の記事をご参照ください。 CRE のおしごと - Link and Motivation Developers' Blog CREのおしごと〜エンジ
転職して一年経過した CREとしてTDに転職して、一年経過したので今の所感とどんなことやったのかをまとめる。 一人目ロールのCRE 前々職ではAWSインフラに詳しくなって、前職でデータ基盤の開発・運用をした。データ基盤の開発運用は基本的には保守的な活動である。次の職では、会社のKPI改善をより直接サポートできるような領域をやっていきたいと思い、これまでの知見を生かしてデータ基盤の上のレイヤーの活用領域を出来れば良いなと思っていた。TDで募集していたCRE職は、サポートチーム内の一人目ロールで自由度が高く、期待されることも希望に近かったためちょうど良かった。Pre IPOのグローバルSaaS企業の求人はそんなに多くはない。 とりあえずの基本方針として、ICであり特に指示できるメンバーもいないため、各チームのニーズを受けて自分の動ける範囲で手を動かし、まずは短期的に結果が出るタスクに注力した。
Customer Reliability Engineering とは 現在の自分は B2B SaaS の技術サポートを提供するチームの中で Customer Reliability Engineer (CRE)として働いている。 Customer Reliability Engineering は 2016 年に Google が提唱し始めた職務領域で、Google 社内で蓄積した Site Reliability Engineering のノウハウを Google Cloud ユーザーのアプリケーション(サイト)にも適用してコミットしていこうというアプローチだ。つまり、Google が提唱する CRE は Customer('s Site) Reliability Engineering のようなものと言える。 そのミッションは、 Drive Customer Anxiety -> 0
3月25日(水)に、技術を駆使してカスタマーサポートの課題解決事例を紹介する「Customer Support Tech Meetup #1」を開催しました。 mixi.connpass.com オンライン開催にもかかわらず、当日はYouTubeの視聴者数が70人を超え、多くの人のCS課題への関心の高さが感じられました。 このエントリでは、Customer Support Tech Meetupの発表資料や開催時のツイート、付録資料、ブログをまとめます。 YouTube www.youtube.com 発表資料 プロダクトと同時にバージョンアップは当たり前、これからの管理ツール作りとは / How to create cs tools to support creativity - Speaker Deck 一人ひとりに寄り添ったCRMツールによるカスタマーサポートの新しい形 / New
こんにちは。freee CREチームのマネージャーをしているkishimotoです。 早いもので、前回「freeeのCREチームとは」という記事を書いてから1年ほどが経ちました。 CREチームのミッションは変わらず、エンジニアリングのスキルを活用して、「お問い合わせを減らす」「お問い合わせの解決時間を短くする」ということを掲げています。 developers.freee.co.jp 今回は、CREチームを含めた組織横断でのお問い合わせ対応について、今考えているイメージをアウトプットしていこうと思います。 お問い合わせ対応の横断対応イメージ 大きな粒度で考えたときの僕のイメージをアウトプットしたものです。実際はもっと複雑に絡み合っていると思いますが、今はこんな感じでイメージしています。 現状のCREは、カスタマーサクセスからエンジニアへエスカレされるお問い合わせ対応と、ヘルプページ、チャット
はじめに freee CREチームのKishimotoです。 2014年に入社以来開発チームに所属していて、現在はCREチームで仕事しています。 入社当初は、お問い合わせの調査、修正からデプロイ作業などを担当していました。 その中で、お問い合わせ対応の効率化を考えるようになり、当時のマネージャーとテクニカルサポートチームを作り、その後、CREチームへ改名しました。 今回はそんな自分から見た、freeeにおけるCREを軸に書いていこうと思います。 freeeのCRE CREという職種はGoogleが発表した専門職を参考にさせていただきました。 Google Cloud Platform Japan 公式ブログ: Google の新しい専門職 : CRE が必要な理由 Customer Reliability Engineering(カスタマー リライアビリティ エンジニアリング)の頭文字を取
こんにちは。FiNC TechnologiesでCREバックエンドエンジニアをしている河口と申します。2020年に誕生したFiNCのCREチームについて、2020年下半期の振り返りと2021年の抱負をお伝えしたいと思います。 CREはCustomer Reliability Engineering(顧客信頼性エンジニアリング)の略で、Googleが提唱した専門職です。※Googleの記事はこちら。 FiNCのCREの業務は主にユーザー対応を行うカスタマーサービスグループ(以下、CS)と連携し、日々サービスの改善に取り組んでいます。 なぜCREチームを作ったのか、チーム結成〜2020年上半期の成果については下記のブログ記事をぜひご覧ください。 カスタマーサクセスの実現のためCustomer Reliability Engineering(CRE)チームを立ち上げました FAQ刷新による問い合
こんにちは!経営管理SaaSのログラスでカスタマーサクセスチームのマネージャーをしている浅見と申します。 今回はカスタマーサクセスチーム視点で、ログラスのプロダクト開発について書いてみました。 一般的にBtoB事業では、「誰の、いつ発生する、どんなペインに応えるのか?」という具体的なユースケースを想定していきながら開発を進めていくのが非常に重要です。 これはログラスの領域である経営管理SaaSにおいても言えることであり、特に顧客の声(VoC)の中には、真摯に向き合うべき要素がたくさんあります。 それらに対してしっかりと向き合い、すでに走っている開発案件とも並走させながらよりよいUXを実現していくために、主にカスタマーサクセスチームとCRE(Customer Reliability Engineer)がどんなことをやっているのかを記していきます。 主に読んでいただく方の想定として、 ・カスタ
こんにちは。 この記事は freee 基盤チーム Advent Calendar 2023 12/09(9日目)の記事です。 昨日は imariku さんの TerraformのAWS ProviderでRoute Table Resourceを利用するときに気を付けたほうがよいこと - freee Developers Hub でした。tfstate の変化を確認することの大切さが書かれていますね。 今日は今年の7月に基盤側の開発組織である「共通Admin 基盤開発チーム」に異動した にいおか が書きます。 freee の「異動戦国」制度を利用した経緯やら思いやら、そういうのを書いていきます。やっていきましょう。 こういう話を書くよ freee の異動戦国とは どうして異動しようと思ったんよ 異動してから何していたの 異動してみての感想 異動戦国 is なに 異動戦国とは、1年に1回自分
オペレーション部 江口です。 去る8月27日、ミクシィさん主催のMeetup 「Customer Support Tech Meetup」がオンライン開催されました。 最近当社オペ部メンバーでは「CRE」(Customer Reliability Engineering)に興味を持っています。このイベントではミクシィさんのCREへの取り組みのお話も聞けるとあって、オペ部有志でSlackでリアルタイムに実況しながら視聴させていただきました。というわけで折角なのでその模様をブログでレポートしたいと思います。 ※1つ1つセッションの感想など書いていたら結構なボリュームになってしまったので、前半と後半の2回に分けて投稿します。 Customer Support Tech Meetupとは 以下、Conpassのイベントページ(下記参照)からの引用となります。 カスタマーサポート(CS)の現場には、
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