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Functionalの検索結果1 - 40 件 / 77件

Functionalに関するエントリは77件あります。 プログラミングprogrammingfunctional などが関連タグです。 人気エントリには 『🙂コンピュータサイエンスと魔法のYコンビネータ』などがあります。
  • 🙂コンピュータサイエンスと魔法のYコンビネータ

    こんにちは、上杉周作と申します。米国在住のプログラマ兼ブロガーです。2019年に日経BP社から発売された『ファクトフルネス』の共訳者でもあります。詳しいプロフィールとブログはこちら。 『ファクトフルネス』 本稿「コンピュータサイエンスと魔法のYコンビネータ」は、プログラミング未経験者向けの、邪道なコンピュータサイエンスの入門書です。どういう意味かは、すぐに説明しますね!

      🙂コンピュータサイエンスと魔法のYコンビネータ
    • オブジェクト指向には、カメラがやっとついたころのガラケーのイメージがある - きしだのHatena

      某所でオブジェクト指向についていろいろ書いたのでまとめておく。 問題意識としては初学者がなにかというと「オブジェクト指向できるようになりたい」のようなことを言うけどそこまでの優先順位でがんばるものではないんでは、というところです。 まず前提として、オブジェクト指向は1980-2000年くらいに流行って発達したものの、それ以降は時代にあわせた進歩はしていない20年以上前の技術ってのがあります。 そのころは今だとCPUのキャッシュにも満たないようなメモリをやりくりしてプログラムを書く必要があったので、オブジェクト指向はメモリ上のデータをコピーすることなくうまく使いまわせるようなプログラム技術になっています。 そしてオブジェクト指向にはそこから目だった更新はなく、タイトルに書いたように、カメラがやっとついたくらいのガラケーのような古い技術という感じがします。 オブジェクト指向について、アプリケー

        オブジェクト指向には、カメラがやっとついたころのガラケーのイメージがある - きしだのHatena
      • 関数型プログラミングが『銀の弾丸』であるという非常識な常識2022

        2024年バージョンの全面改定された新しい本が公開されているので移動してください 関数型プログラミングをゼロからわかりやすく実用的に幅広い視点から解説!〜 圏論からFRPの構築まで a岡部 健Ken Okabekentutorialbook@gmail.com 関数型プログラミングが『銀の弾丸』である という非常識な常識 2022Functional Programming as the Silver bullet, that is the Insane common sense 2022

        • なぜ型ファーストで考えるのか - 貳佰伍拾陸夜日記

          How do you imagine a building? You consciously create each aspect, puzzling over it in stages. Inception 型なし言語に馴染みはあるものの型付言語をいざ使ってみたらどういう気持ちで書いたらいいのかわからなかったと同僚から相談があり, それをきっかけにして社内の勉強会で以下の話をしました. よく型なし vs. 型付の文脈では「型を書くのは面倒だ」「安全の方が大事だ」「でも面倒だ」「それは型推論を前提にしていないからだ」などの議論になりがちな気がしますが、これはあくまで「計算ありきの型」を考えているからで, 「型ありきの計算」だと全く見え方が違います. 「型はある種の仕様」とおもえば, 型ファーストであることと, 型なし言語でテスト駆動開発(TDD)するときに最初にテストを書くこととは, 同じ

            なぜ型ファーストで考えるのか - 貳佰伍拾陸夜日記
          • フロントエンドのパラダイムを参考にバックエンド開発を再考する / TypeScript による GraphQL バックエンド開発

            2022年10月1日に開催された #postdev での発表です

              フロントエンドのパラダイムを参考にバックエンド開発を再考する / TypeScript による GraphQL バックエンド開発
            • パイプライン演算子の歴史 - まめめも

              (You can read this article in English.) Ruby の開発版にパイプライン演算子(pipeline operator)が試験的に導入されましたが、いろいろあってプチ炎上になっています(チケット)。 せっかくの機会なので、パイプライン演算子の歴史を調べてみました。付け焼き刃の調査なので、間違ってたら教えてください。 パイプライン演算子とは こんな感じのものです。 x |> f |> g |> h # h(g(f(x))) と同じ意味 h(g(f(x))) という関数適用の式は、関数が呼ばれる順序(f→g→h)と、プログラムの字面上の順序(h→g→f)が逆でわかりにくいとされます。この問題は、特に、関数が大きくなったときに顕著になります。 wonderful_process_h( marvelous_process_g( fantastic_process

                パイプライン演算子の歴史 - まめめも
              • 『なっとく!関数型プログラミング』は読者の理解度の進捗を先読みして作り込まれた”プログラミング入門”の良書 - Magnolia Tech

                なっとく!関数型プログラミング 作者:Michał Płachta翔泳社Amazon 良い、買おう、読もう、(コードを)書こう、以上! めっちゃ良いですよ、この本 中盤のプリミティブじゃやりづらい→直積→直和→二つ合わせてADT→値を取り出すためのパターンマッチの解説の流れの疾走感がいいですね— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2023年8月6日 『なっとく!関数型プログラミング』は、2022年に出版された『Grokking Functional Programming』の邦訳版で、主にScalaを題材として関数型プログラミングを学んでいくための入門書("Grokking"は、完全に理解する、という意味)。あくまで関数型プログラミングの考え方、コードの書き方、良い設計の指針の解説が主眼に置かれているので、Scalaの言語機能の入門書ではない。Scalaの言語仕様を網羅

                  『なっとく!関数型プログラミング』は読者の理解度の進捗を先読みして作り込まれた”プログラミング入門”の良書 - Magnolia Tech
                • 現代のオブジェクト指向の class の割れ窓化と宣言的プログラミング

                  オブジェクト指向には、カメラがやっとついたころのガラケーのイメージがある - きしだの Hatena の件。基本的には同意。ただちょっと切り口が違うので自分の意見を言っておく。ただ、このテーマで何度か書こうとして失敗していて、今回も成功しているとはいえない。 宣言的プログラミングの時代 現代の主流は「宣言的プログラミング」であると思っている。これはリソースの宣言と、その状態遷移の手続きや振る舞いの付与が中心にある。 宣言型プログラミング - Wikipedia その代表的な例がフロントエンドの React と、バックエンドの k8s で、どちらも時系列に基づいた状態の宣言と、フレームワーク側による状態遷移処理、 Reconcillation(調停) が基礎にある。 フロントエンドとバックエンドという両極端な世界で、この変化が起きたのがこの時代を反映したものであると思う。 例えば、jQuer

                    現代のオブジェクト指向の class の割れ窓化と宣言的プログラミング
                  • 関数型プログラミングと型システムのメンタルモデル

                    Qiita Conference 2023 Autumun での発表資料です 発表時間の見積もりが下手で後半全然説明できませんでした、すみません! 実際のプロダクト開発ではどうすればいいのか? というケースは以下のスライドを参照してください。 (本スライドは、こちらのプロダクト開発の経験をベースに基礎を再整理したものになります) https://speakerdeck.com/naoya/typescript-niyoru-graphql-batukuendokai-fa-75b3dab7-90a8-4169-a4dc-d1e7410b9dbd

                      関数型プログラミングと型システムのメンタルモデル
                    • こわくない関数型プログラミング

                      関数型プログラミングは全部理解しようとすると難しいですが、簡単な部分の中にも有用な知見がたくさんあります。 関数型プログラミングにまだ親しんでいない人向けに、明日からのプログラミングにすぐ役に立つ考え方をできるだけわかりやすく伝えます。

                        こわくない関数型プログラミング
                      • ソフトウェアエンジニアとしてモナドを完全に理解する / make-perfect-sense-of-monad

                        モナドを完全に理解する

                          ソフトウェアエンジニアとしてモナドを完全に理解する / make-perfect-sense-of-monad
                        • ビジネスロジックを「型」で表現するOOPのための関数型DDD / Functional And Type-Safe DDD for OOP

                          Object-Oriented Conference 2024で発表した資料です。 https://fortee.jp/oocon-2024/proposal/b31c9818-3cb8-4350-adfe-cbc839cdf829 ビジネスの専門知識(ドメイン)を中心に据えたドメイン駆動設計に代数的データ型などの関数型のパラダイムを加えたよりタイプセーフな関数型DDDを紹介します。 本セッションではドメインモデリングによって発見したモデルやビジネスロジックをソフトウェアに反映する際により型を重視した設計を加えます。 型で表現する範囲が広がることでビジネスロジックをより明確にコードで表現できるようになります。 さらには型で表現されているためコンパイルフェーズで気付けるミスが増え、ソフトウェアの品質向上にもつながります。 関数型の考えをいれるといってもただ単にHaskellなどに代表される関

                            ビジネスロジックを「型」で表現するOOPのための関数型DDD / Functional And Type-Safe DDD for OOP
                          • プログラミング言語論入門 - riswu’s blog

                            第0章. なぜ Scala を使うのか? はじめに 本稿は、John C. Mitchell 氏らによる Concepts in Programming Languages を基に自身の見解を交え、私がなぜ Scala を好んで使うのかを論じた記事になります。 プログラミング言語の歴史 本題に入る前に、プログラミング言語の歴史について紹介します。 年代 言語・イノベーション 1950 Fortran and Cobol 1960 Lisp and Algol 1970 Abstract data types (Simula, C, SQL) 1980 Objects (Smalltalk, C++) 1990 Java, JavaScript, Python, Ruby これは、年代ごとに開発された言語およびイノベーションを表にまとめたものになります。ただし、この表には欠けている事柄があり

                              プログラミング言語論入門 - riswu’s blog
                            • 圏論とプログラミング / Category Theory and Programming

                              シンポジウム「圏論的世界像からはじまる複合知の展望」@慶応大学 (Jan 25, 2020) http://www.inter.ipc.i.u-tokyo.ac.jp/symposium.html 「圏論とプログラミング」発表スライドメモ - Qiita https://qiita.com/inamiy/items/9af1da1faec22cd968f0 Video: https://www.youtube.com/watch?v=Ua6NE48_-1s

                                圏論とプログラミング / Category Theory and Programming
                              • TypeScript 関数型スタイルでバックエンド開発のリアル

                                TSKaigi 2024 のスライドです

                                  TypeScript 関数型スタイルでバックエンド開発のリアル
                                • Rustで真に安全なプログラムを書く方法 - かとじゅんの技術日誌

                                  この記事はRust Advent Calendar 2021の12/8日の記事です。 Rust前提の記事として書きましたが、他の言語にも適用できる考え方なので、ほかの言語勢の方々もよければお付き合い下さい。 今回のテーマは「Rustで真に安全なプログラムを書く方法」についてです。 「真に安全なプログラム」の定義は以下とします。 挙動が安定し、結果が予測可能となる 正しさの基準に基づき、プログラムの間違いを検知することができる 「真に」とはドメイン知識に基づく正しさという意味です。詳しくは後述します。 それと「そもそもRustで実装されるプログラムは安全じゃないのか」という想定質問については「メモリの操作は安全。だが、それだけでは真に安全なプログラムにはならない」が答えになります。これについて興味がある方、ぜひ最後までお付き合いください。 「真に安全なプログラム」を実現するレシピとしては「関

                                    Rustで真に安全なプログラムを書く方法 - かとじゅんの技術日誌
                                  • 💣Webフロントエンドにおける関数型「風」プログラミングに関する個人的まとめ - Qiita

                                    ここ数年の流れについて 技術的側面 Webフロントエンド(ほぼTypeScript&React界隈)において、オブジェクト指向(厳密に言うとクラスの利用)から脱却する流れがあります。原因は以下の2点。 クラスの継承の問題点が(IT業界全体に)広く定着したこと JS/TSの進化、Reactの進化、関数型言語の考え方などの影響により、クラスを用いてデータと関数群を紐づけるメリットが薄くなったこと 現状、設計レベル(実務的にはどの関数を纏めてモジュール化するのか、モジュール同士をどう繋ぎ合わせるのか、フォルダ割りどうするのか等)のノウハウがまだ固まっておらず、既存の設計論はそれなりに有効です。 コミュニティ的側面(政治) これらの流れはWebフロントエンドの中でもTypeScript&Reactの界隈が主導しており、そのノウハウは長年絶対視されてきたオブジェクト指向を解体するような内容であったた

                                      💣Webフロントエンドにおける関数型「風」プログラミングに関する個人的まとめ - Qiita
                                    • TypeScriptでどこまで「関数型プログラミング」するか ─ 「手続き Haskell」から考察する - 一休.com Developers Blog

                                      この記事は 一休.comのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita 10日目の記事です。 昨今は Web アプリケーション開発の世界でも、関数型プログラミングのエッセンスを取り入れるような機会が増えてきました。 とはいえ、一つのアプリケーションを 1 から 10 までがっちり関数型プログラミングで構成するというわけではなく、そのように書くこともあればそうでない従来からの手続き的スタイルで書くところもあるというのが現状で、どこまで関数型プログラミング的な手法を取り入れるかその塩梅もまちまちだと思います。まだ今はその過渡期という印象も受けます。 本稿ではこの辺りを少々考察してみたいと思います。 先日、Qiita Conference 2023 Autumn で以下のテーマで発表を行いました。 この発表では「関数型プログラミング最強!」という話をしたわけではなく、

                                        TypeScriptでどこまで「関数型プログラミング」するか ─ 「手続き Haskell」から考察する - 一休.com Developers Blog
                                      • F# 8 のリリースで F# が最強の言語になってしまった件 - Qiita

                                        おはようございます. 遅ればせながら,11/14/2023 の .NET 8 のリリースの内容を確認し,コードジェネレータの新しい最適化機構(PGO)のデフォルト有効化や AI/LLM のアプリケーションへの統合,各フレームワークのアップデートや,C# の方ではコレクション記法の統合など様々なトピックがある中で,付随してリリースされた F# 8 についても新機能をチェックしてみました. ヤバすぎました. 私は涙しました.これまであらゆる F#er が望んでも得られなかったものがそこにはありました.F# という言語がこれまでの不満点を一気に払拭し,至高の領域に到達しようというヤバみを感じるリリースだったので,今回は以下のブログポストに記載されている新機能から個人的に凄いと思ったものを抜粋して解説します. 11/24/2023 一部サンプルコードのミスを修正しました. F# および F# 8

                                          F# 8 のリリースで F# が最強の言語になってしまった件 - Qiita
                                        • 超関数型プログラミング

                                          この記事はFOLIO Advent Calendar 2022の23日目です。 ソフトウェア2.0 ソフトウェア2.0 という新しいプログラミングのパラダイムがあります。これは Tesla 社のAIのシニアディレクターだった Andrej Karpathy が自身のブログ記事("Software 2.0")で提唱した概念で、 ニューラルネットワーク のような最適化を伴うプログラムを例に説明されています。 従来のプログラム(Software 1.0)は人間が命令に基づいたプログラムを作成し、望ましい挙動を行わせます。それに対してニューラルネットワークのようなプログラム(Software 2.0)では人間はある程度の自由度をパラメータという形で残したプログラムを作成し、「入出力のペア」や「囲碁に勝つ」というような教師データや目的を与えてプログラムを探索させるというものです。 画像出典: "So

                                            超関数型プログラミング
                                          • 関数型プログラミングの復活 - QCon Plusハイライト

                                            Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...

                                              関数型プログラミングの復活 - QCon Plusハイライト
                                            • HaskellとRustを足して2で割ったような関数型言語Fixを作っている話 - Qiita

                                              はじめに ここ1年ぐらいかけて、Fixという名前のプログラミング言語を作っています。 コアとなる機能の実装がある程度落ち着き、実際にFixを使ってプログラムを書けるようになってきたので、そろそろ言語の紹介をしてみようと思います。 本記事はFixのチュートリアルではなく、どういう思想で設計されていて、どういう特徴を持つ言語なのか、という点を紹介するものです。 意見・提案・助言などをいただけるとうれしいです。 リポジトリはこちらです。 ※ コメントやコミットメッセージは一応拙い英語で書いていますが、日本語でissueを立てたりdiscordで意見・質問してもらっても大丈夫です。 ※ 急いで作った部分もあるため、コンパイラのコードは結構汚いです。ご容赦ください。 現状、Fixをローカルで実行するためにはLLVMのインストールが必要で時間がかかりますが、Fix playgroundを使えばブラウザ

                                                HaskellとRustを足して2で割ったような関数型言語Fixを作っている話 - Qiita
                                              • 4歳娘「パパ、constしか使わないで?」 - Qiita

                                                休日ワイ ワイ「(カタカタカタカタカタ・・・)」 ワイ「(ッターーーーン!!!)」 ワイ「あっ、ぜんぶ消えてもうた」 娘(4歳)「パパ?」 娘「私のお願いしたシステム、作ってくれた?」 娘「曜日によって色々なメッセージが表示されるシステム」 ワイ「おお、鋭意製作中やで(震え声」 ワイ「今、休日かどうかを表示する機能のコーディングを開始したところや」

                                                  4歳娘「パパ、constしか使わないで?」 - Qiita
                                                • よわよわエンジニアがTAPL(型システム入門)を読んだら

                                                  こんにちは,sititou70です.私は社会人2年目のよわよわWebフロントエンドエンジニアであり,「数学」とか「証明」とは無縁の人生を送っています. そんな私ですが,がんばって型システム入門(通称:TAPL)という本を読み終えました.全32章,503ページ,牛乳パック1本分の重さがあり, 自立します. 自立する本は大抵やばいです. TAPLの序文を見ると,想定読者は プログラミング言語と型理論を専門とする大学院生および研究者 プログラミング言語の鍵となる概念に触れたい,計算機科学の全分野の大学院生および習熟度の高い学部生1 となっています.本記事では 「そんな本を,学生や専門家でない人間(私)が読んだらどうなるのか」 について書きます.専門的な用語は避けますので,TAPLの雰囲気だけでも感じ取ってもらえたら嬉しいです. どうなったのか 宇宙語が読めるようになった 「型安全」を説明できるよ

                                                    よわよわエンジニアがTAPL(型システム入門)を読んだら
                                                  • 10年間使ってみて見えたHaskellの闇と光 - Qiita

                                                    はじめに わたしがHaskellを使い始めてもうそろそろ10年目になります。(タイトルは多少サバを読んでいますね) これまで使ってきた感想をまとめます。 Haskellのつらいところ まずは愚痴らせてください。 コンパイルが遅い 依存モジュールはすべてソースコードからビルドする必要があります。(バイナリ形式のモジュールはありません) 最初のビルドに20分くらい待つのはザラです。 複雑な型システムをつかうと型推論や型レベル計算に時間がかかります。 高速なHaskellプログラムを書くためには多くの関数をインライン化する必要があります。最適化ビルドではインライン展開によってコードサイズが大きくなるので時間がかかります。 デバッグが難しい 公式のGHCiデバッガはありますが、今のところIDEから簡単に利用できるわけではないですし、コンパイル済みのライブラリはデバッグできないです。 近年スタックト

                                                      10年間使ってみて見えたHaskellの闇と光 - Qiita
                                                    • アーキ部:強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」会に参加してきた! - そこに仁義はあるのか(仮)

                                                      kawasimaさん主催のアーキ部に参加しました! architect-club.connpass.com テーマの発端になったツイート 部門に社員を配属するとか、カートに商品追加するとか、コレクションを集約としてアイテムを追加する訳だが、件数多くいちいちコレクション全体をメモリにロードしてられないこともある(というかそういうケースの方が多いのでは?) 。そういう時にどういう設計パターンが考えうるか、まで論じて欲しい。— kawasima (@kawasima) 2023年1月13日 これまでドメイン駆動設計やクリーンアーキテクチャとかを勉強してきましたが、このツイートを見て「実際に『性能』を意識してコードを書いていくってどうしたら良いんだろう?」と謎になりました。 この勉強会では、『性能』は重視しつつ、どうやってドメインをコードに表現していくのか、というお話をkawasimaさんからして

                                                        アーキ部:強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」会に参加してきた! - そこに仁義はあるのか(仮)
                                                      • 関数型ドメインモデリング ドメイン駆動設計とF#でソフトウェアの複雑さに立ち向かおう

                                                        ドメイン駆動設計と関数型プログラミングを組み合わせることで、顧客満足度の向上、開発サイクルの短縮、無駄な作業の削減を実現できます。本書では、ビジネスドメインの例とF#のコードで、ビジネスに焦点を当てた、柔軟で高品質なソフトウェアを構築する方法を紹介します。たとえば、F#の型システムを使って複雑なドメインをモデル化し、読みやすいドキュメントにもなるコードを作成します。また、ビジネスルールをエンコードして「コンパイル時ユニットテスト」を作成することで、不正な状態を表現できないようにして潜在的なバグを排除します。関数型プログラミングの核となる原則を適用することで、実世界の要求をエレガントかつ簡潔にモデル化したソフトウェア設計を実現できます。 ドメイン駆動設計と関数型プログラミングを組み合わせることで、顧客満足度の向上、開発サイクルの短縮、無駄な作業の削減を実現できます。本書では、ビジネスドメイン

                                                        • 関数型はプログラミングスタイル

                                                          「関数型プログラミングは関数型言語じゃないとできないんでしょ?」という質問をたまに受けます。答えは「いいえ」です。もちろん、言語のサポートはあれば越したことはないです。 そもそも命令型及び関数型はプログラミングスタイルです。そして、命令型と関数型の間は0/1ではなく、グラデーションがあります。 なので、関数型プログラミングは関数型言語以外でも使えますし、プログラムをよい設計へ導く考え方ですよ、というのがこの記事の主張です。コード例も交えて説明してみます。 関数型へのアプローチ ロジックを書くとき 可変の変数(var)を使わず、不変の変数(val)を使う 可変のオブジェクト(mutable)を使わず、不変のオブジェクト(immutable)を使う voidやUnitなどの戻り値のない関数は使わず、戻り値を返す(高階)関数を使う 関数を定義するとき 参照透明な関数を定義する 必ず意味のある戻り

                                                            関数型はプログラミングスタイル
                                                          • 『プログラミングHaskell 第2版』の発売を開始しました

                                                            ご来店ありがとうございます。 ラムダノートでは、Grahum Hutton氏によるプログラミング言語Haskellの定番教科書、 "Programming in Haskell" の改訂にあたる『プログラミングHaskell 第2版』(山本和彦訳)の発売を当直販サイトにて開始いたしました。 『プログラミングHaskell 第2版』(紙書籍+電子書籍)(税別3200円) 『プログラミングHaskell 第2版』(電子書籍のみ)(税別3000円) 「紙書籍+電子書籍」版のお求めでも、「電子書籍のみ」版のお求めでも、いますぐPDFのダウンロードが可能です。紙書籍については、8月22日(木)以降の発送開始を予定しています。書店(オンライン書店を含む)での紙書籍の発売も8月22日以降を予定しております。 なお、直販サイトでのお求めにあたってユーザ登録などは不要です(ただ、ユーザ登録をしていただくと、

                                                              『プログラミングHaskell 第2版』の発売を開始しました
                                                            • 関数の再帰的な定義に名前付けは必要か - 貳佰伍拾陸夜日記

                                                              結論から言うと, 名前を付けることなく再帰的な関数を定義することは可能. 特定のプログラミング言語でどうかというよりは抽象概念としての関数の再帰を名前なしに実現可能かどうかという話(名前なしに実現できるプログラミング言語は存在するかという話). 発端 id:naoyaさんがこういうツイートをしていた. 再帰を書くときに何気なく関数に名前つけたり let で束縛したりしてたけど「再帰には三項関係が必要でありその実現には記号が本質的に関わる」とあり、名前づけの行為が必然だったことが分かった。プログラミングするときの視点が変わるな— naoya (@naoya_ito) 2022年8月12日 たとえば以下のように書いたときのlet fact =みたいな話. let fact = n => n <= 1 ? 1 : n * fact(n-1) ちなみに, 話は一見逸れるけど, こう書けると必然的に

                                                                関数の再帰的な定義に名前付けは必要か - 貳佰伍拾陸夜日記
                                                              • Pythonを使って関数型プログラミング Part.1

                                                                2019年9月16、17日、日本最大のPythonの祭典である「PyCon JP 2019」が開催されました。「Python New Era」をキャッチコピーに、日本だけでなく世界各地からPythonエンジニアたちが一堂に会し、さまざまな知見を共有します。プレゼンテーション「Pythonで始めてみよう関数型プログラミング」に登壇したのは、株式会社SQUEEZEの寺嶋哲氏。講演資料はこちら なぜ関数型プログラミングを愛するようになったのか 寺嶋哲氏:それでは発表を始めます。まず「おまえ誰よ?」。はい、寺嶋哲といいます。Twitterなどでは「@meganehouser」というIDでやっています。 所属は株式会社SQUEEZE(スクイーズ)で、ふだんはPython、Django、Django REST frameworkでバックエンドを書いて、AngularJS、Angularでフロン

                                                                  Pythonを使って関数型プログラミング Part.1
                                                                • TypeScriptで関数型プログラミングしたい勢に推したいPipeline operatorの良さ - タオルケット体操

                                                                  前置き Rubyで一瞬だけ湧いて出てきて消えたPipeline風演算子については忘れてください。あれはメソッド呼び出しの演算子であって今回取り上げるPipeline operatorとは似て非なるものです。 JavaScripterでも、Ramda.jsやRxJSを普段から使っている人には既知の内容だと思うのでこの記事は読まなくて大丈夫です。 ちなみに僕のステータスは関数型にわか勢なので認識に間違いがあったらなんらかの訂正もらえるとうれしいです。 Pipeline operatorとは 古くはML系の言語で定義されてF#やElixirの流行で一般に有名になった演算子こと |> です。 f a を a |> f と書けるようになります。 詳しくはこちらで: https://mametter.hatenablog.com/entry/2019/06/15/192311 覚えた方がいい理由 Ty

                                                                    TypeScriptで関数型プログラミングしたい勢に推したいPipeline operatorの良さ - タオルケット体操
                                                                  • Pythonを使って関数型プログラミング Part.2

                                                                    2019年9月16、17日、日本最大のPythonの祭典である「PyCon JP 2019」が開催されました。「Python New Era」をキャッチコピーに、日本だけでなく世界各地からPythonエンジニアたちが一堂に会し、さまざまな知見を共有します。プレゼンテーション「Pythonで始めてみよう関数型プログラミング」に登壇したのは、株式会社SQUEEZEの寺嶋哲氏。講演資料はこちら 不変/永続データ構造を提供するパッケージ 寺嶋哲氏:続いて、不変/永続データ構造についてです。 listを操作する関数の問題点について、例題で見ていきましょう。add_mangoは果物名の文字列のlistをとって、mangoをそのlistに足して返します。change_from_apple_to_bananaは、同じようにlistをとってappleを探して、bananaに入れ替えて返します。 その

                                                                      Pythonを使って関数型プログラミング Part.2
                                                                    • Domain Modeling Made Functional (DevTernity 2022)

                                                                      (video at https://fsharpforfunandprofit.com/ddd/) Statically typed functional programming languages encourage a very different way of thinking about types. The type system is your friend, not an annoyance, and can be used in many ways that might not be familiar to OO programmers. Types can be used to represent the domain in a fine-grained, self documenting way. And in many cases, types can even be

                                                                        Domain Modeling Made Functional (DevTernity 2022)
                                                                      • Pythonで始めてみよう関数型プログラミング

                                                                        Migrating From Spring Boot 2 To Spring Boot 3 - What's Jakarta EE Got To Do with It?

                                                                          Pythonで始めてみよう関数型プログラミング
                                                                        • Scalaで圏論チョット学ぶ

                                                                          AWS CDKとZodを活用したバリデーションパターン集 / validation patterns with cdk and zod

                                                                            Scalaで圏論チョット学ぶ
                                                                          • Levelsモナドを使った幅優先探索の仕組み

                                                                            Haskellは関数型プログラミング言語と呼ばれますが、関数だけでなく型も重要な役割を担っています。アルゴリズムを考える時、手続きの最適化だけでなく、正しいデータ型を選択することがシンプルなアルゴリズムを導き、実装をコンパクトにできるというのはよくある話です。今回は非常に単純な型でありながら幅優先探索というアルゴリズムのエッセンスを詰め込んだ Levelsというデータ型 について紹介したいと思います。 ピタゴラス数を列挙する ピタゴラス数とはピタゴラスの定理における関係式 a^2 + b^2 = c^2 を満たす自然数の三つ組です。 Haskellのリストは遅延評価なので 全ての自然数の三つ組を列挙する 列挙した自然数の中から関係式を満たすものだけ抽出する という手順でピタゴラス数を列挙することを考えてみましょう。 実際この方法は有限な探索範囲ではうまく機能します。 pyth :: [(I

                                                                              Levelsモナドを使った幅優先探索の仕組み
                                                                            • 関数型言語で DDD - Domain Modeling Made Functional: Tackle Software Complexity with Domain-Driven Design and F# - Shin x Blog

                                                                              オブジェクト指向言語でドメインモデルを実装することが当然のように行われていますが、Go で開発したり、Haskell で遊んだりしている中で、他のパラダイムの言語で実装するのはどうなんだろうかという想いがありました。 そんな時に出会ったのが、Domain Modeling Made Functional: Tackle Software Complexity with Domain-Driven Design and F# という本です。 概要 構成 ドメインを理解し、モデリングする 端的なフレーズ Database-Drive-Design や Class-Driven-Design との違い 型、型、型 関数型言語による実用例 恐怖のモナド さいごに 参考 概要 本書は、とある会社の受注とその関連業務をドメインとし、モデリングして、実装していくという内容です。紙ベースで行われている業務

                                                                                関数型言語で DDD - Domain Modeling Made Functional: Tackle Software Complexity with Domain-Driven Design and F# - Shin x Blog
                                                                              • 高階関数は何であるかを簡潔に説明する - Qiita

                                                                                はじめに なんか、高階関数で、一部界隈が盛り上がっているぽいので、なんとなくエントリを書いてみました。一言で言うと、「関数を引数に取る関数」あるいは「関数を返り値とする関数」が、高階関数と呼ばれます。それだけです。 あとは、各言語で、引数や返り値になれるような「値としての関数=第一級関数」をどのように実現するかが問題になります。ここで、「関数を引数に取る」というのは、「値としての関数」を引数に取る、という意味であることに注意してください。 というわけで、以降、いくつかの言語で、第一級関数をどのようにして表現しているかについて述べてみたいと思います。他にも方式があると思いますが、ツッコミ歓迎。 いわゆる「関数型プログラミング言語」の場合 多くの「関数型プログラミング言語」では、「関数」それ自身がプリミティブでかつ値なので言うまでもないのですが、いくつか例を挙げます。 たとえば、Schemeで

                                                                                  高階関数は何であるかを簡潔に説明する - Qiita
                                                                                • Functional programming is finally going mainstream

                                                                                  Paul Louth had a great development team at Meddbase, the healthcare software company he founded in 2005. But as the company grew, so did their bug count. That’s expected, up to a point. More code and more features mean more defects. But the defect rate was growing faster than Louth expected. “We were seeing more and more of the same types of bugs,” Louth says. “It was clear that there was an issue

                                                                                    Functional programming is finally going mainstream

                                                                                  新着記事