マクロミルは2010年1月25日、メールマガジン(メルマガ)に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、受信していたメルマガを購読しなくなる最大の理由として挙げられたのは「興味の無い広告宣伝が多い」で63.6%にも達していた。第二位の回答「内容がつまらない」と合わせ、読み手の興味・ニーズとマッチしない内容を配信してしまうと、容易に読者が離れてしまうメルマガ事情を表す結果といえる(【発表リリース】)。 今調査は2009年12月2日から3日にかけてインターネット経由で実施されたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1で年齢階層比は20代・30代・40代でほぼ均等割り当て。 受信していたメルマガを読まなくなる・なった理由について複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの回答が寄せられた項目は「興味のない広告宣伝が多い」で2/3近くに該当する63.6%にも達していた。 昨今のメルマ
今までこのブログで「ネットで無料で公開したコンテンツにお金を払う人がいる」ということを飽きられるほど繰り返し語ってきた。で、実際のところそのお金を払う人というのはどれくらい存在するの?ということでここしばらくいろいろな資料を当たっていたのだが、その結果、実際にコンテンツやサービスに興味を持って利用した人のうち5%くらいが積極的に対価を支払うアクションを取るのではないかという感触を得ている。あくまで仮説の域は出ないがいくつかの検証を元に、推論をしてみようと思う。 ソーシャルサービスの場合 一つは、ニコニコ動画のプレミアムアカウントの増加率。ニコニコ動画は08年の9月まで、月50万人のペースで会員増加していたにもかかわらず、有料会員が20万人で頭打ちになるという苦境にあった。それが一転、赤字が話題になり運営自らが有料会員になって欲しいと呼びかけた途端、無料会員増は同じペースのまま、有料会員が月
April 08, 200902:07 カテゴリイントラブログより番組の途中ですがマジレスです 例えば1年後にユーザ数が100万人になるとしたら、半年後の時点のユーザ数は50万じゃなくて1000だよな?(副題:プラクティカル指数・対数) 例えばあるサービスのユーザ数が常に一定の倍率で増加し,一年で100万人に達したとすると,6ヶ月目の時点でのユーザ数は 100万x(6/12) = 50万人 ...ではなく、 100万(6/12) = 1000人 ...である。 つまり、「毎月ユーザ数が前月の約3.16倍になる、という増加率をキープすれば、半年後にはユーザ数が1000人になり、さらにその半年後には100万人に達する」ということ。 ただしこれは、最初に述べたように、ユーザ数が一定数ずつではなく、一定倍で増加するというモデルを前提にした計算結果だ。 ■ なんでこういう話をしだすかというと, no
Disclaimer このブログは高広伯彦の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。 Powered by Movable Type 3.17-ja 色々仕事をしていくうちに、ネット系広告代理店の人々はなぜ「獲得系」しか理解できないか、ようやく一つの答えが出た。 それは、取引のある広告主がいわゆる「コンバージョン系」「獲得系」の広告主だったり、そういう部署だったりするから(場合によっては広告費じゃなく販促費だったりする)。 なので、ネット系広告代理店に渡される予算が結局は、 (一人当たりの獲得コスト)x(人数)=広告費 となっており、 一方、普通の広告費は、 (目標売上)ー{(各種コスト)+(利益)}=広告費 として算出されてるのであって、こうした広告主においては、「広告費」というコストにおいて、認知や理解など
日本の高齢者がお金を貯蓄に塩漬けにして消費しない理由を、「将来が不安だからお金を使わない」という一点だけで説明しようとする人もいるのですが、ちきりんはそれがすべてだとは思っていません。 高齢者向けの消費プロモーションが医療・介護分野を除き盛り上がらないのは、モノを売る側、特に広告、マーケティング側の業界や人達に「消費をするのは若者である」という固定観念が強く残っているからです。 高度成長期、人口増大期に形成されたこの感覚は、高齢社会を迎え、若者の所得が非常に低く抑えられている今でも根強く残っています。 「アクティブシニア」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。旅行や趣味、さらには恋愛にまでアクティブに行動する高齢者層を指す言葉です。 この概念は「若者=アクティブ、高齢者=非アクティブ」という前提から発し、「最近は高齢者の中にも若者のようにアクティブな生活を送る人がでてきた」というこ
20年前の表参道は今とは違って人通りもまばらな閑静な場所だった。その頃、知人の仕事場が伊藤病院の裏にあったので、よく辺りをぶらつき、散歩の途中でよく立ち寄って覗いて見たのが同潤会アパートだった。 同潤会アパートは、関東大震災後、大正期に建設された日本のコンクリート住宅の草分け的建物で、既にかなり老朽化が進んでいたが、アーティストやデザイナーが入り込み、ブティックや雑貨店を開き、表参道のランドマーク的存在になっていた。再開発の話が持ち上がった時に、何とか残したいという声が方々から上がったが、最終的には取り壊されてしまい、3年前に森ビルが経営する「表参道ヒルズ」に生まれ変わった。 設計を担当した建築家の安藤忠雄氏も同潤会アパートの記憶を今に遺したいと考え、アパートの一部をそのまま復元し、そこに接続させる形で現在の表参道ヒルズの建物を完成させた。 オープンして半年ぐらいした時に、建築好きな知人に
愛読しているインサイターさんの昔のエントリーでユニクロのちらしに関するエントリーがあり、たしかにユニクロの広告チラシってあまり格好良くないなという印象を持っていました。 インサイター : ユニクロの弱点 週末の新聞に折り込まれた、紳士服のアオキのチラシと全く大差ないクオリティのユニクロのチラシを見て、ユニクロというブランドの弱点は新聞チラシだと思った。 別にアオキのチラシがひどいということじゃない。むしろアオキのチラシのクオリティは年々アップしている。そうではなくて、ユニクロックだとかUTだとか佐藤可志和だとか、世界に通用するクールなブランド作りに熱心なユニクロが、一番購買に直結するはずの肝心のチラシに注力していないのは如何なものか、ということだ。競合である無印良品はチラシにまで原研哉のセンスを行き届かせているからなおさらだ。 で、この前カンブリア宮殿でユニクロの柳井正社長が特集されており
「どんなサイトのどんな広告をユーザーは見るのか」――これは、広告主もメディア運営者も非常に興味ある事項ではないでしょうか。 今回は、いくつかの大手サイトを男女計5人の被験者に自由に閲覧してもらい、ユーザーがどの広告に目を引かれていたのかをアイトラッキングマシン(被験者の視線の動きを追跡するツール)を使って検証しました。はたしてどんな結果が出るのでしょうか。 口コミに夢中で広告見ず 図1は@cosme(アットコスメ)を見ていた被験者A(女性、20代後半)の視線です。右側に配置された広告は全く見られていません。被験者Aはトップページから迷わずユーザーの感想が書かれているページへと行き、その後ずっと口コミを丹念に見ていました。また、口コミ以外の要素には全く目を向けませんでした。 図1:@cosmeを見ていた被験者Aの視線。水色の線は視線の動きを、丸の大きさは視線の滞留時間の長さを示す。青で囲った
「この製品、広告を流してもなかなか売れないんですが、クチコミで何とかなりませんか?」 製品の販売に苦労している企業から、よく聞かれるのがこの質問です。 前回のコラムでは、効率的にクチコミのサイクルを回すことができれば広告費をそれほどかけずに成功可能という話を紹介しました。 こう書くと当然、「これからは広告を打たなくても製品が売れるんだ」と反応される方が多いのは当然でしょう。 ただ、残念ながら問題はそう簡単ではありません。 前回のコラムで紹介したように、もしクチコミのサイクルが効率的に回っているのであれば、製品を購入した人たちからポジティブ(肯定的)なクチコミが発生。そのクチコミにより製品自体を知らなかった人が知るきっかけになったり、製品の購入を迷っている人の背中を押したりということは当然あり得ます。 ここで注目すべきなのは、「製品を購入した」人たちから「ポジティブな」クチコミが「発生してい
こんにちは、ONE MARKETINGの清水です。 インターネットでダイレクトマーケティングのテクニックを利用するのは、特に中小企業や個人事業主にとっては必須項目です。以下に25のダイレクトマーケティングのTIPSをご紹介します。 1.セールスコピーには"AS IS, TO BE"を見せる。 「AS IS」とは現状のこと、「TO BE」はなりたい姿である。 あなたは今こういう状況ですよね?そしてこうなりたいんですよね? この流れでまずはユーザーの同意を得よう。 2.姿を現す インターネットは匿名性の高いメディアだが、それだけに素性を見せるだけで信頼度がアップする。もっと売りたいならもっと素性を明かそう。ユーザーは商品(商材)が気になるのではなく、誰が販売しているのかを気にしている。 3.プロフィールやセールスページでストーリーを入れる 最近あったこと:こんなセミナーに行ってきましたが・・・
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