ミクシィは堅調に成長しているが、グリーやDeNAと比べると成長率で見劣りする。「他社と同じようなこともやろうと思えばできるが、mixiを焼き畑にはしたくない」と笠原社長は話す。 「mixiアプリのブームは一巡したが、mixiボイスやmixiフォトなどが伸びている。アクティブユーザーも増えている」――ミクシィの笠原健治社長は8月4日の決算会見で、コミュニケーションプラットフォームとしてのmixiの好調ぶりをアピールした。 同日発表した2010年4~6月期の決算は前年同期比で増収増益。だが、課金型ソーシャルゲームで破格の急成長をとげたグリーやディー・エヌ・エー(DeNA)と比較すると見劣りする。笠原社長は「他社と同じようなこともやろうと思えばできるが、mixiを焼き畑にはしたくない」と話す。 ボイスは月間1億投稿 mixiアプリは「ブーム一巡」 7月31日現在のmixiの登録ユーザー数は210