【北京・浦松丈二】中国国家統計局は21日、09年第4四半期(10~12月)の実質国内総生産(GDP)の伸びが前年同期比10.7%だったと発表した。09年通年の名目GDPは33兆5353億元(約452兆円、09年末レートで換算)で前年比8.7%の伸びを確保。08年秋以降の世界的な金融危機にもかかわらず、政府目標の「8%」を上回る成長を達成した。 名目GDPの規模で、世界2位の日本に肉薄した。国際通貨基金(IMF)は4月にドル建てGDPの各国比較を発表する見通しだが、日本の09年名目GDPが08年の505兆円から減少することは確実で、10年には中国に抜かれる可能性が高い。 金融危機の影響で中国の成長率は09年1~3月期、統計をさかのぼれる92年以降、最低水準の6.1%に落ち込んだ。09年の輸出額も1兆2017億ドル(約110兆円)と83年以来26年ぶりの前年割れだった。だが、08年11月に打ち
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