5月1日、香川県などが休校延長を決めるなど岡山・香川でも学校の休校が長引いています。 そんな中、さまざまな方法で学びの機会を確保しようという動きが広がっています。 学校で授業ができない日が続く中、高松市の小中学校は臨時登校日を設けて、子どもたちに休み中の課題を配りました。一方、三豊市は家庭での学習を支援する動画の配信を試験的に始めるなど、香川でもインターネットを活用して「子どもの学び」を確保しようという動きが広がっています。
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●のあとのリンクは是非見てほしい、▲の後はできれば・・・です。 1.GIGAスクールの早期整備は難しい 休校延長でオンライン学習への期待が高まっているとの報道もあります。「オンライン学習って、何?」なのか、一般の教員には経験値がないのでわからないと思います。私も対児童に関しては経験がないので分かりません。期待のひとつに「GIGAスクールの導入」はあるかもしれません。でも、押さえておかなくてはならないのは、GIGAスクールですぐに機器が導入されて使えるようになるわけではないということです。どんなに急いでも、全学年の全児童に機器が配当され、自宅に持ち帰って活用ができる状態になるのはまだまだ先でしょう。5月中はあり得ないと思います。待っていたら、年末・年度末になってしまうでしょう。「9月へ新年度を後ろ倒し」論も出始めていますが、それにしても「9月まで何をさせておくのか」という課題への対処が難航し
新型コロナウイルス感染予防のため、日本中の大学で、遠隔講義(オンライン講義)への対応が求められています。 わたしの勤務先である横浜国立大学でも、4/8に「授業開始に向けたPC等事前準備のお願い」(PDF)が示され、授業は、Office365 Teams、授業支援システム、Zoomの組み合わせで行うという方針が示されました。 授業支援システム・Office 365 Teams, Zoomを使った授業のイメージ このようなことを、Twitterで報告したところ即座に、次のようなツッコミが入りました。 単純に疑問なんですけど、この場合の情報保障や、発話が難しい学生などの対応ってどうなるんですかね…?— そう (@sojumpso) 2020年4月8日 この問題については、4/21の時点ですでに、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)が、遠隔講義における情報保障支援に
京都大学職員組合が国際卓越研究大学制度の廃止をはじめとしたいくつかの提言を含む声明を出しています。 www.kyodai-union.gr.jp これに対して、Twitter (現X) などで「応募しておいて落ちてから文句を言うのか」のようなネガティブな反応を見かけました。東大と京大が採択されなかったというのはけっこうニュースになりましたし、この記事内でも「京都大学の「落選」が明らかとなりました。わたしたち京大職組は、これを契機として」というような文言があるからかと思われます。 しかし、そもそも京都大学職員組合はこの制度への申請にも反対の声明(2022年11月16日)を出しているようです。 www.kyodai-union.gr.jp 今回の京都大学職員組合による声明に対して「応募したのに落ちてから文句を言っている」といった評価は当たらないのではないでしょうか。 岸本秀樹・臼杵岳・于一楽(
学部の教員に共有する用に手引きを作ったので、適当にマスキングして公開。現物にはリンクやスクリーンショットがぺたぺた貼ってあります。便利だなと思ったら勝手にご自身の環境に書き換えて再配布して頂いて結構です。 弊社(地方の国立大)の環境は以下の通り。 独自のLMS(履修登録用システムとmoodle)があり、 Office 365を契約している というわけで、Microsoft Teamsでの運用をすることをメインに置き、その導入を一緒に済ませられるよう、Teams内にWikiを開設し、そこに以下の文書を置きました。 目次 はじめに 同時双方向型 オンデマンド型 教科書・印刷教材の配布 双方向性の担保 リンク集 考えなければいけないこと 参考 はじめに …(前置き) 以下、遠隔授業の方針作りの参考になればと思い、本文書を作成しました。 遠隔授業には大きく分けて以下の1,2のタイプがあり(詳しくは
昨日のブログの最後にもちょろっと触れたのだけど、 「むしろ、こんなときだからこその哲学対話なのか」もしれない。 まだ、そういう段階ではない、とも思うけれど、特に私の住んでいるような地域ではまだ感染者が多くないなかで、不安や差別だけが一人歩きしかねない、と思う。「正しく怖れる」という言葉もあるけれど、そのためにも、safetyな空間を設けて、各自がなにを不安に思うかを話し、聞き合うこと、そして落ち着いて一緒に考えること、はきっとどこかのタイミングで重要になってくると思っている。 今年度後半をふりかえる、こんなときだからこその哲学対話なのか、など - 高専てつがくは発狂する そしてすばらしい学生さんたちに恵まれて、実際にオンラインでの哲学対話をやってみたので、簡単にふりかえりをまとめておこう。 zoomで哲学対話やってみたいなー、と思っていたら、学生さんのほうから誘ってくれて、その2時間後くら
コロナによる休校が決まってまもなく1ヶ月。生徒たちの様子も気になっているのと、Zoomによる学びを試してみたかったので、同僚とZoom授業(座談会)を2度実施しました。 同じく試行錯誤されている先生方のお力になれれば幸いです(3月末〜4月上旬にかけて断続的に追記中。記事末尾に追記していきます) 開催に至るまでの手順 これが今思えば大きかったのですが、 3月上旬の時点で、今後動き出しを早められるようにZoomに連絡を取っていました。 それが、Zoomの「マナトメプログラム」です。私は「申し込み方法A」で連絡をしました。今の記載だとこのプログラムは4/30まで続くので今からでもOK。 www.learning-innovation.go.jp 1日経たない内にZoom担当者から返信があり、アカウントの発行もスムーズに完了しました。また、活用法マニュアルも添えられていたため、手探りでもそちらを参
休校中の過ごし方について、色々と考えています。 たくさんの実践があり、Teamsを使っているところ、Zoomを使っているところ、schoolTaktを使っているところ、様々です。 文科省の取り組み事例でも挙がっていました。 千葉大学教育学部附属小の例 こちらは千葉大学教育学部附属小のサイトですが、素晴らしすぎます。 Teamsを使って卒業式!? Teamsなので何か食べながらでも大丈夫ですね。笑 ただ、こう言うのって附属小だからでしょ、みたいな意見が出るんですけど、違うんです。 違う公立学校の例。 note.com できるのよ。PCを使う環境が普通になっていれば。鉛筆と同じような立ち位置にあれば。 ただ、残念ながらうちの市ではそれは遠い夢。(こう言うときに市町村で格差出るの、本当に変だと思うけど。) だったら、できることをやろう。 学校のWebサイトで、学習に役立つ、休みの日でも使えるコン
「小学生に一人一台のパソコンを配る意味なんてあるの?」 「今まで無くたって授業できてたんだから、そんなの無駄でしょ?」 年末から1月にかけて、こんな声がよく聞こえるようになってきました。改めて、「なぜ一人一台だといいんだっけ?」と思い、そういう記事を探してみました。ところが、意外にも、ない。 特に、ICTが苦手な方でもわかりやすく、短くまとまっている記事が少ない。ならば、書いてしまおうと思って今回のエントリーを書きました。7000ー10000字クラスが多い本ブログとしては短めの4000文字弱にまとめました。 1.試行錯誤の回数が紙より圧倒的に増えるから 2.ちょっとしたことをすぐ調べることができるから 3.いまやPCで紙とほぼ変わらない(むしろ上回る)手書きができるから 4.過去の学習資産をすべて持ち歩くことができるから 5.今までの学校で発揮できなかった才能が発揮されるから 6.一人一台
GIGAスクール構想とは、Society 5.0 時代に生きる子供たちの未来を見据え、児童生徒向けの1人1台学習用端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想で、2019年12 月 13 日に閣議決定された2019年度補正予算案に2318億円が盛り込まれました。GIGAスクール構想のGIGAとは通信速度で使うギガビットではなく、Global and Innovation Gateway for Allの略。誰一人取り残すことなく子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けた施策です。平たく言うと児童生徒に1人1台の学習者用端末と、クラス全員が一度にアクセスしても利用できる通信環境を整備するものです。「2020年1人1台」を目指して進めてきた地方交付税での予算措置などが目に見える効果を上げてこないことを受け、ICT教育後進国脱却のため、総理の鶴の一
当方は以前、教育機関向けのICT導入を支援するSEとして動いていました。GIGAスクール構想の実現に向けて全国の教育委員会や私立学校がインフラ・端末整備のために動いている(そしていろいろ困っている)現況を勘案して、そのへんのノウハウをせっかくなのでまとめて無償で公開してしまおうと思います。 通常であればこういう話はいわゆる「飯の種」でもあるのであまり堂々と公表する企業人は少ないのだと思いますが、今回は ・学校向けのICT環境整備についてきちんと取り組んだ経験がある企業の関係者は結構少なく、今回のように全国一斉に調達に向かって動く中では間違いなく技術者不足が起きると懸念していること ・当方は現在Z会に所属しており、オンライン英会話やCBTベースのアセスメント、AI技術を用いた教育用ソフトウェアなどを提供する立場にありますが、自社のものを使ってもらえるかどうかは別として、こうしたソフトウェアが
2020年が明けました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年はいろいろと決意をしている部分があり、2015年以来となる「昨年の振り返りと今年の抱負」について書いてみたいと思います。 タイトルの通り、今年の抱負は”教育用コンピュータ「一人一台」の実現に向けて”、組織人・個人としてできる限りの支援を行うことを掲げたいと思います。 筆者は、2020年1月1日現在、組織人・個人として以下のような活動をしています。 ・株式会社Z会の「経営戦略部 事業企画課」という部署にて主に新規系事業を担当する管理職として従事しており、その業務として中央省庁と一緒に働かせていただいている(経済産業省「未来の教室」実証事業や文部科学省「Edu-Portニッポン」等) ※昨年より担当させていただいてる業務 経済産業省「未来の教室」実証事業 文部科学省「Edu-Portニッポン」公認プロジェクト ・一般社団法人i
2019年12月19日に文部科学省は「教育の情報化に関する手引」(令和元年12月)を公開しました。 www.mext.go.jp 新学習指導要領では情報活用能力を言語能力と同様に資質・能力の一つとし、教科横断的な視点に立って育成することを示しています。主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を促進する文脈でも、情報活用能力の育成のためにICTやEdTech環境を整備した上でそれらを適切に活用した学習活動の充実を挙げています。 とはいえ学校教育のICT環境は不十分なままの地域が多く、その原因の一つとして「財源がない」が言われていました。国は従前から3クラスに1クラス分のタブレットPCなどの整備を地方公共団体に促しており地方交付税措置してきました。しかしこれは一般財源化されることから、教育以外の目途に活用されるのが実態でした。 そこで国は目途を限定した補助金として財政措置することを決めま
本日は、独自に収集したアンケートの結果を紹介しながらこのブログらしい「学習者中心」の目線で教育におけるICT機器の活用について考えてみたいと思います。 このブログでは過去、一貫して「学習者」の立場で自分専用の端末のメリットを(資格試験や情報のインプットなどの具体的なシーンを挙げながら)紹介してきました。そんな中、今年の後半に入ってから、急速に国が「一人1台の教育用端末を義務教育で当たり前の環境にする」べく、動き出しました。 特に12月13日に発表された「GIGAスクール構想」では2200億円という巨額の補正予算が組まれ、この補正予算は2019年度の補正予算ということもあり仕組みさえ整えばすぐにでも執行可能というスピード感で動き始めました。こうした報道や急速な動きに、当方の周囲の教育ICTを推進すべく活動している多くの方達は、まさに千載一遇のチャンスとばかりに大いに盛り上がっております。 w
FutureEdu TokyoのYouTubeチャンネルで、動画「STEAM / PBL とは」を見ました。この動画は、PBLの先駆者である、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにある High Tech High の取材から、STEAM / PBL とはどのような学びかを紹介する動画です。 PBL(Project Based Learning)は、非常に興味があるものではありますが、既存教科とどう結びつくのだろう?というところがまだまだ自分の中ではっきりしていなくて、その点についてのコメントなどを中心にメモをとることが多かったように思います。 動画の中に出てくるHigh Tech Highの先生方のコメントでは、「学習項目はなくてもいい」というふうな言葉はありませんでした。きちんと融合させているということがわかります。 より深くPBLを実践していくほど、学習項目を取り入れるのは簡単で、
2019年3月28日に、静岡県立掛川西高校を訪問して、掛川西高校パソコン部とオンラインプログラミングスクールTechAcademyがタッグを組んで活動しているプロジェクト「テクノロジーの力で掛川市を活性化させよう!」のワークショップを見学しました。このワークショップは、3月26日~28日の3日間で行われたもので、その3日目を見学しました。 このプロジェクトに関わるようになったきっかけは、2018年10月に開催された私塾界リーダーズフォーラム 教育ICTカンファレンスの「【トークセッション】プログラミング教育は未来を変えるのか?」に登壇していた、TechAcademyを運営しているキラメックス株式会社 代表取締役社長 樋口隆広 さんとのミーティングでした。ミーティング中に樋口さんと話していて、「オンラインでの学習+オンラインミーティングでグループごとや個人ごとにフォローする仕組みを作れるなら
いつかはやりたいと思っていた 以前参加した、WATCHA!! Tokyo 侍という教員イベント。 熱量多めでわくわくしたイベントでした。 そして、年明けにオフ会に参加し、新たな出会いをたくさんしてきます。 Facebookでつながり、ふとつぶやいたんです。 この書き込みには大変多くのコメントをいただきまして、手伝いますよ、とか会場の話とか、いろんな情報を得ていきます…が。 翌日には会場が決まってしまう。 たまたまkintoneの方が新年会に参加されていて、たまたまつながっていた。ただ、それだけなんですが、あれよあれよという間に、その方が取り次いでくださり、下見の日程まで決まってました。このスピードで私企業が動いているんだとすると、私たちみたいな学校で働いている者は遅れていくわけだよ…。本当に痛感しました。 レジェンド級が続々参加を承諾してくださる みんなのコードの代表であったり、未踏ジュニ
集大成的なエントリーなので、超長いですし無駄な回想が多いです。それでもよろしければ。是非お読みください。 micro:bitの可能性に惚れた1年間だった 思えば、この記事が全てのきっかけでした。 asondemita.hatenablog.com 記事に残したコメント。 この記事を見てから、何が起きたか。(長い回想) 5月27日に記事が公開されて、31日にはmicro:bitを手にしていますね。(今思うとそんなに遅かったのか) micro:bit買った pic.twitter.com/5WuN1eBEHX — すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) May 31, 2018 6月5日には第1弾の記事を書く。 blog.edunote.jp 6月14日にはクラブで今年もやろうと思っていたラズパイをとっとと諦めてmicro:bitで遊ぼうと決める。 blog.edunote.j
■そもそもなぜ整備するのか□ 次期学習指導要領では、中教審諮問に「アクティブ・ラーニング」というキーワードが示された。アクティブ・ラーニングとは、言い換えると、「主体的・能動的な学び」のことである。 この実現が今後一層求められるようだ。その学びを支えるためのツールとして期待されるものがタブレット端末である。 子どもが主体的・能動的に取り組む授業で大切なポイントは3つである。第1に、課題解決のために自ら情報を集めることである。第2に、集めた情報を自ら整理・分析することである。第3に、分析した情報を使って自らまとめたり、伝えたりすることである。 タブレット端末を与え、それをうまく使う能力である情報リテラシーを高めることで、これらのことがうまくできるようになる。 □アクティブ・ラーニングの具体的な事例■ 【総合的な学習「街の魅力を発信しよう」】 昨年行った総合的な学習の事例で、タブレット端末があ
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