森友学園への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54歳)が改ざんの経緯をまとめて職場に残したファイルの存在を国が初めて認めた。赤木さんの妻・雅子さんが国側に損害賠償を求めた訴訟の第4回口頭弁論(6月23日)で開示される。 自分が浮気して、どうやら恋人が証拠を既に握っているっぽい状況で遠回しに詰問されているとき、大体人は「関係ないだろ」「覚えていない」と答える。彼氏がいるであろうラウンジ嬢に恋人がいるかどうか聞くと大体「なんでー?」「付き合うとかってよくわかんない」と返ってくる。 嘘をつくと後々まずいが、真実を述べると大変な不都合がある人の受け答えはなぞったように似ている。お役所言葉にしてみると「お答えすることを差し控える」とか「調査中」とかになるし、政治家の答弁では「コメントを差し控える」とか「認識していない」とかになる。 森友学園公文書