アメリカの大学で、パレスチナ自治区ガザ地区での戦争に抗議する行動が広がっている。当局はこれを鎮めようと対応を強化している。 抗議行動は東部のコロンビア大学やイェール大学で目立っていた。ニューヨーク市にあるコロンビア大では18日、学生ら100人以上が警察に逮捕された。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員がイスラム組織ハマスによるイスラエルへの越境攻撃に参加したとの疑惑を受けて、UNRWAの中立性を調べていた第三者検証グループは22日、最終報告書を発表した。中立性と人道主義を順守する「強固な枠組み」があると評価しながらも、「問題は残っている」としてUNRWAが運営する学校や職員採用のプロセスなどに関する50項目で改善を勧告した。 一方、「UNRWA職員の多くがハマスなどの関係者」などとするイスラエルの主張について、報告書は「イスラエルはその裏付けとなる証拠をまだ提示していない」と記した。UNRWAは2011年からイスラエル側と職員リストを共有しているが、懸念を示されたことはなかったとも指摘した。UNRWA職員がテロ攻撃に関わった疑惑については、国連の内部監査部(OIOS)が別に調査を進めている。
Published 2024/02/22 17:46 (JST) Updated 2024/02/22 23:15 (JST) 自民党の若林洋平参院議員(静岡選挙区)が22日までに、X(旧ツイッター)で、在日クルド人への敵意をあらわにした差別的投稿を引用し「日本人の国なので、日本の文化・しきたりを理解できない外国の方は母国にお帰りください」などと書き込んだ。ネットでは、埼玉県南部で暮らすクルド人の排除を叫ぶヘイトスピーチが急増中。若林氏は、こうした動きを背景に憎悪をあおった形だ。 特定民族であることを理由に「国へ帰りなさい」「日本から出て行って」などの言葉を浴びせるのは、典型的なヘイトスピーチと解される。こうした差別的行為に対し、岸田文雄首相も今年2月5日に「断固立ち向かう」との決意を表明している。
「収容所から解放されたとき、父の体重は32キロでした」 両親がナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺「ホロコースト」を生き抜いたという、77歳のユダヤ人男性は、50年以上にわたってパレスチナの人たちのために声を上げ続けています。 その原点は建国まもないイスラエルで10歳の時に経験した、ある出来事にありました。 (ロンドン支局記者 松崎 浩子) アウシュビッツから生還した両親 イスラエル出身のユダヤ人、ハイム・ブレシートさん(77)。 イギリスでパレスチナ人との連帯を掲げるユダヤ人団体の共同代表を務めています。 ハイム・ブレシートさん ブレシートさんの両親は、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺「ホロコースト」の生き残りでした。 600万人を超えるユダヤ人が組織的に殺害され、世界史上、例のない大虐殺とされるホロコースト。ポーランドに住んでいたブレシートさんの両親も1944年、アウシュビッツ
イギリスのデイヴィッド・キャメロン外相は30日、同国にパレスチナ国家を正式に承認する時期を前倒しする用意があることを示唆した。 昨年11月の外相就任後、4度目となる中東訪問を前にキャメロン氏は、中東での和平を促進するにはパレスチナ人に政治的地平を与える必要があると、与党・保守党の中東評議会 (CMEC)で述べた。
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はてブに反イスラエルなんて「いなかった」よ。 すまん、いたわ。でも大枠以下のような認識の人が多いんじゃないかな。 ①ハマスが音楽フェスを急襲。世界中がドン引き。日本のネットも「やっぱイスラムテロリストやばいね、皆殺しにすべき」というのが初動の反応。 ②この結果パレスチナに注目が集まり、ここ数年ウクライナ関連で名を上げたような学者や有識者、歴史オタ・ミリオタ・国際政治学オタが背景を解説。 「前段として、イスラエルは何十年もの間パレスチナ人の土地を奪い、空爆し、誘拐し、搾取してきた背景がある」「そもそもブリカスの三枚舌外交が発端」という情報がやや広まる ③イスラエルの地上作戦という情報に呼応して、有識者たちが「民族浄化をやる可能性が高い」と注意喚起。 ④地上作戦開始。民間人はもちろん、大量の国連職員や国境なき医師団、現地NPOなども虐殺される。今度は世界がイスラエルにドン引き。 ⑤イスラエルは
パレスチナの旗を振りながら、イスラエルの攻撃を停止するよう訴えるデモ参加者=カイロで2023年10月20日午後1時41分、金子淳撮影 「ハマスはテロリストだが、一般のパレスチナ人は違う。民間人は保護すべきだ」。パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まってから、欧米の首脳などからこんな発言が相次いだ。趣旨はこうだ。越境攻撃でイスラエル市民を殺害し、人質まで取ったハマスの残虐行為は決して許されるものではない。だが、イスラエルもハマスとは無関係のガザ市民を殺害すべきではない――。 確かにそうだ。ガザ市民がみんなハマスを支持しているわけではない。言いたいことはよく分かる。だが、こうした論理は「アラブ人には響かないのだ」と最近取材したエジプトの大学教授が教えてくれた。
(CNN) イスラエル軍の兵士がカメラをのぞき込んでから振り返り、供給された大量の食料品に火を付ける。 「我々はこの暗い土地に明かりを付け、燃やす。この土地全体が跡形もなくなるまで」。兵士がそう話す間、別の兵士が炎に燃料を加えている。 兵士らは自分たちがパレスチナ自治区ガザ地区の奥、ガザ市内にあるシュジャイヤ地区にいると明かす。食料を燃やす様子を自ら撮影するその地域では、現在人道状況が悪化。国際団体は住民が餓死の危機に直面していると警鐘を鳴らす。 当該の動画は、オンライン上で拡散している複数の動画の1本に過ぎない。CNNはこれらの動画を検証。そこにはガザにいるイスラエル軍兵士が攻撃的かつ無礼なやり方で民間人に接する様子が映っている。 別の動画では複数の兵士が個人の家屋を荒らしている。民間人の所有物を破壊し、人種差別に根差す憎しみに満ちた言葉を発しているのが分かる。 CNNが動画について尋ね
「イスラエルの国家の存立と安全のために立ち上がることがわれわれの使命だ」 これはイスラエルと強い同盟関係にあるアメリカ大統領の言葉ではありません。 ドイツ・ショルツ首相の言葉です。 イスラム組織ハマスとイスラエルとの軍事衝突で、一貫してイスラエル寄りの姿勢を示すドイツ。 そこにあるのは、ナチスによるあの負の歴史です。 しかしー、いまその「国是」とするイスラエル寄りの方針に反発の声も高まり始めています。 ドイツでいったい何が起きているのでしょうか。 (ベルリン 田中顕一支局長) ナチスの反省を受け継ぐドイツ 11月9日、ドイツは「水晶の夜事件」から85年を迎えました。日本人のなかには知らない人もいるかもしれませんが、ドイツ国民の記憶に深く刻み込まれた事件です。 「水晶の夜事件」で破壊されたシナゴーグ(1938年) ヒトラー率いるナチス政権下にあった1938年11月9日から10日にかけて、ナチ
パレスチナから届くニュースを目にする度に、暗い気持ちになる。しかし、イスラエル・パレスチナの複雑な問題について、言葉にするのはとても難しい。どこから何を訴えかけるべきか悩み、無力感に苛(さいな)まれていたところ、友人から一通のメッセージが届いた。虐殺反対や停戦を訴えることについて、「道徳的には何も複雑ではない」という彼の文章にはっとした。 こうした問題を取り上げるときに、イスラエルの側かハマスの側のどちらに立つのかという選択を強いられるような緊張感がある。「ガザでの大量虐殺をやめて」と投稿するだけで、テロリストを支持するのかというコメントがつく。 世界を敵と味方に分けるのではなく、僕たちは人道や道徳という場所に立つこともできる。それは様々な恐怖におびえる市民の傍らに立つことだとも言える。 戦争反対という言葉が、知性に反する言葉のように扱われることが増えたと感じる。夢物語を信じる人たちとして
「パレスチナのための音楽家たち Musicians for Palestine」がガザでの停戦を要求する声明を出し、すでに著名なアーティストを含む4000人以上のミュージシャン、DJ、バンドなどが署名しています。影響力や道徳的な説得力を持つアーティストや文化関係者の働きかけは、国家に圧力をかけるために世界で起きている重要な運動の一つです。以下、BDS運動に賛同する仲間が、音楽家たちの声明を翻訳してくれました。ミュージシャンと個人的に連絡を取れる方は、以下の声明と署名リンクを彼らと共有し、賛同を募ってください。 賛同する音楽家の方はこちらから署名できます(リンク先の英語の文章が声明の原文です)。 【翻訳】パレスチナのための音楽家たち 2023年書簡黙っているわけにはいかない。 これは、人間の尊厳を重んじる何百万もの世界中の人々にとって正念場であり、音楽家である我々も例外ではない。我々は命のた
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