歴史と人権と言葉に関するsatoshiqueのブックマーク (2)

  • 反トランスのレトリック解説とメディアの問題【トランスジェンダーと陰謀論②】

    このページは「トランスジェンダーと陰謀論」についてまとめた記事の「PART2(後編)」です。「PART1(前編)」から読むのをオススメします。 差別や陰謀論でよく使われるレトリック 「PART1(前編)」では、「トランスジェンダリズム」という言葉を中心に、トランスジェンダーと陰謀論の事例をざっくりと紹介しました。次から次へと飛び出す主張に整理がつかないかもしれません。しかし、案外と中身はワンパターンです。 すでに何度か触れていますが、反トランス論者の用いる「“トランスジェンダリズム”」という言葉自体が「レトリック」なのですが、これらの主張の多くはさらに細かい「レトリック」を駆使しています。「レトリック」とは、言語的な技巧のことです。詭弁のような論法であり、誤謬とも言えます。そしてその「レトリック」は使い古されたもので、すでに過去に別の差別で用いられた論法を流用しているだけです。 そのいくつ

    反トランスのレトリック解説とメディアの問題【トランスジェンダーと陰謀論②】
  • 「トランスジェンダリズム(性自認至上主義)」とは?【トランスジェンダーと陰謀論①】

    LGBT」という言葉はすっかり日でも知れ渡りました。電通の調査によれば、「LGBT」という言葉の認知度について、2015年の調査では37.6%から、2018年の調査では68.5%、2020年の調査では80.1%と報告されており、数年の短期間で急速に上昇したことが窺えます。 一方でセクシュアル・マイノリティに関する言葉が勢いよく世の中に広まりつつあるものの、そのいろいろな言葉の意味を正確に理解するためのきちんとした学習の場は乏しく、ネット上でなんとなく聞きかじっただけの理解度でいるだけの人も多いはずです。上記の調査でもあくまで「認知度」を調べているだけにすぎず、正しく理解しているかは別問題。 まさに今はセクシュアル・マイノリティに関する数多の言葉が誤解・混同されながら、雑に飛び交っている状況とも言えます。 こうして混沌した状況にここぞとばかりに狙ってくるのが陰謀論です。 そこで今の日

    「トランスジェンダリズム(性自認至上主義)」とは?【トランスジェンダーと陰謀論①】
  • 1