白土三平が誤嚥性肺炎のため死去、白土の作画を支えた実弟・岡本鉄二も相次いで 2021年10月26日 13:35 399 1 コミックナタリー編集部 白土三平が、10月8日に誤嚥性肺炎のために死去した。89歳だった。 白土は1932年2月15日、東京都生まれ。1957年に「こがらし剣士」でマンガ家デビューしたのち、貸本マンガの世界で1959年から「忍者武芸帳-影丸伝-」を発表する。1964年より月刊漫画ガロ(青林堂)で「カムイ伝」の連載を開始。「サスケ」「カムイ外伝」「ワタリ」など数々のヒット作を持つ。1963年には「シートン動物記」「サスケ」で第4回講談社児童まんが賞を受賞した。 また白土の弟で、長年白土を作画の面で支えていた岡本鉄二も、10月12日に間質性肺炎で死去。岡本は「カムイ伝」シリーズなど多くの作品で作画を手がけた。 故人の生前からの希望により、葬儀は両名とも親族のみで執り行われ