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思想と本に関するshig-iのブックマーク (7)

  • 注目度高まる古代中国の実態とは『周―理想化された古代王朝』著:佐藤信弥

    「今の若者はなっとらん! 昔はもっと礼儀正しかった!」 という言葉は昔からあると言われています。 古代エジプトでも、古代ギリシアでも、同じような嘆きがあったともよく言われる話です。 この程度の愚痴ならばまだわかりますが、 「今の人たちまったくなっていません。昔はもっと礼儀正しかったんです。見せてあげましょう、当の昔の理想とやらを」 とまで言う人がいたら、私は胡散臭さを感じてしまいます。 それでも「昔の理想を取り戻すなんて素晴らしい! 是非教えてください」と乗り気になる方は古来多いようです。 現代に限った話じゃありません。何世紀も前の話です。 「当の昔の理想」を思想にまで高め、現代に至るまで残した人がいます。 孔子です。 周公を崇め、夢に出てこなくなると「もう俺駄目かもしれない、周公が最近全然夢に出てこないんだもん」とスピリチャルなことを口走っていた孔子。 彼の広めた儒教とは、「重度の周

    注目度高まる古代中国の実態とは『周―理想化された古代王朝』著:佐藤信弥
    shig-i
    shig-i 2017/04/02
    儒教は「周しぐさ」
  • 言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する

    今回は、すべて直球でいく。 新書は薄くて、安くて、易しい。 あとは内容が伴えば、読書ビギナーに第一推薦できる条件が揃う。 日の書籍のシリーズものの中で、名著が集中する度合いについて最強なのは、岩波新書の青版である。 これは周知の事実だから、個人運営のマイナー・ブログがわざわざ言わなくてもよさそうなものである。 しかし、言わずもがなのことを言わずに済ますなら、このブログはもう書くことがないのである。 加えて言えば、言われなくても分かっているべきと前提扱いされるものの多くは/少なくない人にとっては、言われないと分からないのである。 だから言わずもがなのことをあえていう。 何を読めばよいかと探しているのなら、岩波新書の青版を読むと良い。 岩波新書の青版のうち、どれを読めばよいか迷っているのなら、以下のものを読むと良い。 なんとなく、繰り返し勧めている気がしていたが、探してみるとかなり昔にメルマ

    言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する
  • ミシェル・フーコー研究 (文献メモ) - 社会学徒の研究(?)日誌

    読書・文献案内 フーコー論に関するメモ。学部生向けのフーコー概論としては、ガッティング『フーコー』、オクサラ『フーコーをどう読むか』、檜垣立哉『フーコー講義』あたりが教員側としては使いやすそうです。 【概論】フーコー (河出文庫)フーコー (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,宇野邦一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (27件) を見る フーコー その人その思想フーコー その人その思想作者: ポール・ヴェーヌ,慎改康之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/02/27メディア: 単行購入: 2人 クリック: 98回この商品を含むブログ (12件) を見るMichel Foucault: Beyond Structuralism and Hermeneutics b

    shig-i
    shig-i 2013/01/25
    参考文献
  • 404 Blog Not Found:理の不安 - 書評 - これからの「正義」の話をしよう

    2010年08月12日11:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 理の不安 - 書評 - これからの「正義」の話をしよう 早川書房富川様より献御礼。 これからの「正義」の話をしよう Michael Sandel / 鬼澤忍訳 [原著:Justice: What's the Right Thing to Do?] [初出 2010.05.22; 追記 2010.08.12] これは美味い。そして苦い。この苦みは、この美味さと不可分のものだ。 その苦さゆえ、ほとんどの人は敬遠するのかと思いきや、これが世界一有名な大学で一番人気の講義を元に書かれただというのだから、世の中捨てたもんじゃないではないか。 書「これからの「正義」の話をしよう」は、Harvardで最も人気のある講義"Justice: What's the Right Thing to Do?" を下敷きに書き下ろされ

    404 Blog Not Found:理の不安 - 書評 - これからの「正義」の話をしよう
    shig-i
    shig-i 2010/05/23
    書評
  • 『宗教で読む戦国時代』が猛烈に面白い! - ひじる日々

    宗教で読む戦国時代 (講談社選書メチエ) 作者: 神田千里出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/11メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (20件) を見る宗教で読む戦国時代 神田千里 講談社選書メチエ 宣教師も驚いた戦国日人の高度な精神性。その「ゆるやかな宗教性」のバックボーンとしての「天道」思想をキーワードに、一向一揆、キリシタン論争から島原の乱まで、日人の心性に新たな光を投げかける。 序盤から釘付けになって読んでしまった。今年の第一四半期最大の収穫、と自信を持ってオススメできますよ、これは。以下、twitterのメモを元に目次順に内容を紹介します。 1章 宣教師の見た日の宗教 イエズス会の宣教師たちは、戦国日が単一言語(都の言葉が共通語)の国と捉えていた。日通信では改竄されたが、元の書簡では諸大名は国王に、将軍

    『宗教で読む戦国時代』が猛烈に面白い! - ひじる日々
    shig-i
    shig-i 2010/03/09
    「一向一揆かましていた本願寺。あいつらまるでルター派じゃん」うけた
  • http://angel.ap.teacup.com/unspiritualized/226.html

  • 没後10年 丸山真男を語る(上) YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    右派の「無念共同体」を封印 竹内 社会批判 奥底に自己批判 苅部 一筋縄でいかない戦後知性 橋 戦後を代表する日政治思想史研究者で、リベラリストの丸山真男が亡くなって今年で10年。歴史社会学者の竹内洋、日政治思想史が専門の苅部直、社編集委員の橋五郎の3氏が、「戦後」と格闘した知の巨人の思想、その可能性について語り合った。 橋五郎 戦後の丸山真男への評価は、民主主義の教祖のようにあがめるか、あるいは西洋崇拝者、大衆から遊離した啓蒙(けいもう)家として批判するかの両極になりがちだった。戦前の超国家主義を完膚なきまでに批判し、「戦後民主主義の虚妄に賭ける」と言い切った進歩的知識人の巨頭だっただけに、左右両派の評価の分裂は避けがたかったかもしれない。だが没後10年、著作集など資料が出そろい、ようやく冷静な丸山論ができる時代になった。その成果が竹内さんの『丸山眞男の時代』であり、苅部さん

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