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政治と本と大学に関するshigak19のブックマーク (2)

  • 『シリーズ大学6 組織としての大学』岩波書店、2013年 - 書房日記(はてなブログ版)

    『シリーズ大学6 組織としての大学 -役割や機能をどうみるか』岩波書店、2013年 まず編集委員の一人である広田照幸が「序論 大学という組織をどう見るか」で書いているように、とかく大学組織を民間企業と同一視して経営改革を求める議論が一般には強いけれども、意外に大学という組織は複雑で階層的な構造を持っているということは案外認識されていない。それぞれの分野の専門家としての教員が居て、その教員達の所属している講座や学部(部局)があって、教授会等の教員集団による機構と学長以下の経営陣とが並列しているという具合に、教員の組織だけでも結構複雑であるということが提示される。 その教員集団に加えて、学生が居り、事務職員が居り、更に大学外から文部科学省や自民党文教族、財界といったところが影響を与えてくるという、大学組織の内外を論じた巻ということになる。 江原武一「1 大学と国家・市場」は、一言で言えば近年の

    『シリーズ大学6 組織としての大学』岩波書店、2013年 - 書房日記(はてなブログ版)
    shigak19
    shigak19 2015/07/26
    2015年の文科省や安倍政権を具体的に論じてはいないのだけれども、今度の人文・教育系再編話を批判的に検証する上では、確実に参考になるであろう論集として
  • 『シリーズ大学1 グローバリゼーション、社会変動と大学』岩波書店、2013年 - 書房日記(はてなブログ版)

    『シリーズ大学1 グローバリゼーション、社会変動と大学』岩波書店、2013年 シリーズ出版当初に関心は持ったのだけれど、率直に言ってさほど積極的に読む気はしなかった。目次を見て、高等教育論が専門でない人間にとっては、いささか冗長な構成に感じられたところがあったからと言える。 ただ現時点では、大学を研究対象とする教育学・高等教育論よりも幅広い分野の読者が、大学について考える上で結構役立つシリーズだという風に思っている。 全7巻のうちの第1巻で、去年一度第6巻を読了しているけれども、総論的なこの巻を初めて通して読んでみた。 編集委員でもある吉田文と広田照幸の論考が中心となっている。 まず序論も書いてる吉田の「1 グローバリゼーションと大学」は、世界的なグローバリゼーションの状況の中に大学を位置付けて、一国という枠をこえた世界の状況を批判的に検証しつつ概観してみせる。OECDや世界銀行などの国際

    『シリーズ大学1 グローバリゼーション、社会変動と大学』岩波書店、2013年 - 書房日記(はてなブログ版)
    shigak19
    shigak19 2015/07/26
    日本という一国をこえた、現代世界全体の動きの中での大学、という視点からの講座
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