ライター岡崎武志の初の動画番組!毎回ゲストをお招きして、ゆるゆると雑談をしていきますので、お楽しみに!今回のゲストはライター荻原魚雷さん!魚雷さんのブログはコチラから!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓http://gyorai.blogspot.com/#古書店 #古本屋 #岡崎武志#荻原魚雷 #高円寺#西部古書会館
いま女性店主の古書店が面白い!ネットはもちろん、リアル書店でも、個性的な品揃え、雑貨やおしゃれなカフェ、イベント・スペースなどを兼ねることで、注目を集めている。そうした個性的な13人の店主の素顔と開業までのストーリーを紹介した好著。本書がキッカケで独立した女子もいるという一冊。文庫化にあたり、「それからの『女子の古本屋』」を増補・追加取材。 古本界の常識をくつがえした—古書日月堂・佐藤真砂さん 女性だけで店をまかされて—八重洲古書館・渡辺明子さん オンナコドモの本をネットで—海月書林・市川慎子さん メニューも本格派の古書カフェ—火星の庭・前野久美子さん 古本と和雑貨が並ぶ—旅猫雑貨店・金子佳代子さん 絵本と古本とギャラリーと—ブックギャラリーポポタム・大林えり子さん 鉱石標本と愛猫にかこまれて—蟲文庫・田中美穂さん 若者もお年寄りも気軽に—トンカ書店・頓花恵さん 四百字程度の解説をそえてネ
お金が無くとも古本を楽しめるのだ!?均一小僧の異名をもつ著者が100円均一台から今回見つけ出した宝物の山の中身とは…。そして、さらにはベルギーの古本村にまで遠征に出た、そのてんまつを報告する。古本をささやかに楽しむ生活から、泥沼の古本地獄へとあなたを誘う個性派古書店主へのインタビューなど、古本好きなら読まずには死ねない極楽ガイド。 第1章 古書をめぐる秘かなる愉しみ(わたしはわたしの風邪をひく宣言;トウキョウのブローティガン釣り ほか) 第2章 古本をさがす旅(均一台で大発見(五〇〇〇円コース);古書展へ行こう!(一万円コース) ほか) 第3章 古本屋さんになった(古書トキワ荘;ここまでやるか、と古書通をうならせた男—「月の輪書林」高橋徹さん ほか) 第4章 全面読書生活(均一小僧;古本屋道場 ほか)
4日(水)、午前中にサンデーの原稿をゴール際に押し込み、午後外出。目指すはサンデー編集部での本選び、ではあるが、時間の余裕を見て吉祥寺。吉祥寺美術館で開催中(8日まで)の「江上茂雄 風景日記」を見る。吉祥寺美術館は、存在は知っていたが、初めて。ビルの7階に、こんな瀟酒な美術館があるのか。江上は生涯(101まで生きた)、市井のまったく素人の画家として、風景のみ、クレパス、水彩で描き続けた。すべて、路上で、目の前で風景を仕上げていく「路傍の画家」で、おそらく批評家の眼や画廊主の評価を受けず、ただもくもくと日課として絵を描き続けた。子どもの使うクレパスを、油絵みたいに盛り込んで、塗り重ねてマチエールを作る。その表現力に驚かされる。パンフに使われた、黄色の面(菜の花であろうか)が3分の2を占める「線路際」など、抽象と具象の間を行く、みごとな作品。いい絵だと思った。線を引く、色を塗る、それだけの行為
昨夜、アド街が地元国分寺を。20位が古本屋で、「まどそら」「七七舎」が店主とともに登場。国分寺は「ヒッピー文化」というコンセプトだが、いったいいつの話しだ、という感じで、しかしその流れで、「七七舎」のキタムラくん(長髪、あごひげ)が映ると、スタジオから「おおっ!」という声が挙がる。たしかにドンピシャだ。国分寺書店のオババの「国分寺書店」、村上春樹「ピーター・キャット」も紹介される。しかし、飲食の店は、ほぼ知らない。ぼくがうろつく街じゃないからだ。 ベルンハルト『朗読者』シュリンク『階段を下りる女』新潮クレストを、読み始める。そうか、三連休ですか。週明け、19日は東京堂で魚雷くんとトーク。みなさま、お待ちしております。ぼくの『人生散歩術』(芸術新聞社)は、まだ見本ができていない。週明け18日にまにあわないと、魚雷くんに渡せない。
終日、ゲラの束と格闘。再校でも、まだ目につくミスや、語法の間違いなどがある。きりがないな。酸欠の金魚のようにアップアップしている。 集中力が続かず、ちょっとやってはベッドでごろり。そう言えば、昨夜、銀盛会館にナンダロウくんにつきそって、担当編集者の原書房・百町くんが来ていたが、その場に小山「古本屋ツアー・イン・ジャパン」力也くん、それにぼくもいたから、百町兄弟が揃ったことになる。つまり、みな百町くんに本を作ってもらった面々、というわけだ。 打ち上げで、北原(尚彦)さんと、けっこう喋ったが、気配りの人格者で、人を不快にするようなことを言わず、有益な情報をいくつか得た。メモしておけばよかった。いつもながら、盛林堂小野くんには、すっかりお世話をかけた。 荻原魚雷くんとのトークイベント(東京神保町「東京堂書店」)の告知も始まった。7月19日。ちょっと、ぼくは「やりすぎ」の感があり、飽きられやしない
大人の休日パス2日目、朝刊の全国の天気予報を見て、仙台に晴れマーク。仙台へ行く、と決めて朝旅立つ。なにごとも周到に準備しないと気がすまない人にとっては、大ざっぱ過ぎる計画。昼前、仙台。いきなりすごい人に圧倒される。市内を巡るループルバスも超満員。ガイド小冊子を見て、あれ、こんなところあったのかと「東北大学植物園」で下車。満員、立ち客多しのバスで、降りたのはぼく一人。へそまがりもいいところだ。学生食堂みたいなレストランで昼食。セルフだが、定食550円でサラダ、おしんこ、魚の南蛮漬けにメインの揚げ物がついている。隣りのコンビ二で、植物園入場券を買い(不思議なシステム)、それを握って入口へ行ってわかったが無人なのだ。券を挿し込んで、あれはなんというのか、サボテンみたいな棒をぐるりと回し入場するシステム。すぐ鈴があって、動物への挨拶で鳴らすんだそうだが、クマは出ないだろうな。 東北大学植物園は穴場
大人の休日3日目。中央本線「あずさ」で小淵沢、小海線完乗で(雨の予報だったが、雨降らず助かった)小諸へ。町を少しぶらついて、しなの鉄道で上田。ひさしぶりに「斎藤書店」を訪れたら、7月いっぱいで閉店とか。なんとか間に合って、詩集を一冊買い、店番されていた御老女に少し話を聞く。すべて日帰りの連続三日で、新潟、仙台、長野と移動、移動、移動でさすがにちょっと疲れた。しかし、やればできるもんだ、とも思う。一泊ぐらいすれば、と言われるかもしれないが、夜、することないんだよね、ほかの街で。けっきょく夕飯食って、コンビニでビールとつまみを買って、ホテルで飲み食いしながらテレビ見るってことが多く、旅情もくそもない。それなら、2時間、3時間かけても、家に帰ってきた方がいい、ということになる。旅の宿の過ごし方の巧い寅さんに言わせれば、「てめえ、つまんない奴だなあ、おい。それでよく、目を開けて生きてるねえ」となる
二日(火)、新幹線で名古屋。近鉄に乗りかえ、四日市駅。四日市あすなろう鉄道(内部線)で内部駅に。わたしが乗った車両は座席が前向に一列(そうでない車両もある)でバスみたい。 あすなろう鉄道は、軌幅が762mmのナローゲージの鉄道で五月一日が開業762日目で記念列車を運行中だった(五月七日まで)。 昨年、あすなろう鉄道の終点の内部(うつべ)駅から平田町駅までのバスがあることを知り、いちど四日市駅〜内部駅〜平田町駅というルートで帰省してみたいとおもっていた。 内部駅からのバスは一時間に一本。三十分待ち。十五分遅れでバスが到着する。バス停でひとり。心細かった。 バスの乗客は三人くらい。終点に着くころには、わたしひとりになっていた。三交バス、大丈夫なのか。 鈴鹿ハンターの1Fにあるゑびすやで天もりうどんを食う。二階の衣服店で靴下を買う。 とりあえず、郷里の家に顔を出し荷物を置いて、夕方、港屋珈琲で一
「青春18」を家族で消化するも、まだ2回残りあり。昨日、仕事を一本片付け、9時すぎ中央線下りへとりあえず乗車。もうこの時間だと松本まで行くのは大変。甲府あたりをとりあえず目指す。途中、飽きたら、どこかで降りてもいいと考える。本を読んだり、ぼーっと車窓の景色(まだ満開には早い桜)など見ながら3時間弱で甲府へ。こういう時間が必要なのだ。甲府駅下車、ぶらぶら大通りを歩き、「ブ」をチェック。帰りはこれまで歩いたことのない、裏通り、裏通りを選び駅でコーヒー。人によっては、なんて馬鹿なことをと誹られる2時間の滞在だが、これでよし。さっさと帰途につく。少し予定より早いので、上りは高円寺まで。西部「青札市」を覗き、数冊購う。1972年フォーク雑誌「guts」に興味深い記事多数。640円。車中で、盛林堂小野くんから着信あったので、西荻へも。4月中に出そうな『中央線古本屋地図(仮題)』について確認事項いくつか
荻原魚雷さんが、ブログ「文壇高円寺」丸々一回分を使って、『古本道入門』をていねいに紹介してくれている。自分で書いた文章でも、他人がどこに反応するか、そこにその人自身が表れているようで、面白いし興味深く、うれしかった。魚雷さん、ありがとう。魚雷さんが還暦を迎えるまで、がんばります。 http://gyorai.blogspot.jp/ 杉本秀太郎が「無愛想」という文章でこう書いている。 「アランはパリのリセ・アンリ四世校の哲学クラスを長いあいだ担当していたが、休み時間の校庭で近づこうとする生徒があると、無愛想に『ボン・ジュール』とだけ言って背を向けるのがつねであった。しかし教師アランは非常な人気をたもった」。職人や芸術家は無愛想でなければならない、と杉本は言うのだ。うーむ、ぼくは文章の職人だとは思っているが、同様の態度、行動を取って、通用するとは思っていない。まあ、もっとレベルの上の人の話で
中公文庫の岡崎武志著『古本道入門』を読む。中公新書ラクレからの文庫化だけど、数ある岡崎さんの本の中でも一、二を争うくらい好きな本だ。 《六十歳目前に達したこの年まで、一度たりとも、まったく飽きることなく、古本を買い、古本屋通いを続けている》 岡崎さんと知り合って、かれこれ二十年以上になる。そのあいだ、わたしは岡崎さんの“古本道”とはちがう“古本道”を歩まねば、とおもい続けてきた。後追いしても何も残っていないからだ。いっぽう『古本道入門』を読んでいると、「よくぞ、いってくれた」とおもうことがいろいろ書いてある。いい言葉にたくさん出くわす。 《一般の書店が扱う本は「氷山の一角」にすぎない。ふだんは目につかないが、海面下に深々と眠る巨大な氷の層があるのだ》 この(新刊本は)「氷山の一角」という言葉は岡崎さんがよくつかう表現だ。膨大な古本の世界を言い表すのに、これ以上の比喩はおもいつかない。 第1
告知、誘致、企画など画策して時間が過ぎていく。 9月24日大阪市守口「たられば書房」イベントにあわせ、「サンデー」著者インタビューで前川『ひまわり号』恒雄さん登場を思いつき、あれこれ手を回し、諸方面の承諾を得て決定。電話で前川さんと喋る。ああ、あの前川さんかと、興奮。前川さん、関西在住なのだ。それにあわせ、ひさびさに神戸方面の古本屋をと、また現実逃避の机上の徘徊。「関西の古本屋マップ」http://nekokiti.sakura.ne.jp/magazine/bookmap.htmlという、非常にすぐれたサイトを見つけ(いや、前も立ち寄ったことがある)、これを使って、ああでもないこうでもないと人生を浪費しまくる。岡本の「バードランド」は中古のジャズレコードと古本カフェ、王子公園に澤田書肆、ワールドエンズガーデンがある。湊川公園の蚊帳文庫、というのも知らなかったなあ。もちろん、トンカさん、口
おとなしく家にいて、ヨムヨムの日。帚木蓬生『受難』をなんとか読了。そうなるとわかっていても、細部の手ほどきが緻密で、読ませてしまう。新潮文庫に入ったとは知らなかった、東映プロデューサー日下部五朗の『シネマの極道』、めちゃくちゃ面白かった。あれ、単行本でも読んでるぞ、と気づいたが、それでも読んでしまう。「極道」という名にふさわしい、元気のあった映画界の実態、エピソードが生き生きと描かれる。まったく、退屈しない読書であった。マキノ光雄は、原節子にも「節ちゃん、いつになったら、やらせてくれるんだよ」などとカマす。岡田茂は、「誰が為に鐘は鳴る」を見て感激、日下部に「お、そうや、『博打の町に鐘が鳴る』ちう映画はどうや!」と言った。面白過ぎる。 夏葉社の新刊は、前川恒雄『移動図書館ひまわり号』。ぼくは一時期、トークでも、人に会っても、この本の話ばかりしていた。現役時代の日下部が読めば、「これ、ええシャ
「三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボールシグノ RT1 UMN-155-28 黒 24」の替芯10本入りをアマゾンで注文する。0・28㍉という微細な文字が、スラスラと遅滞なく、均質な黒で筆圧入らずでどこまでも書ける、史上最強のボールペンである。これを使い出すと、これまであれこれ試したボールペンでデッドストックとなった数十本をすべて廃棄したくなる。ぼくが手帳などに文字を書いていると、よく人に「これまた、小さい字ですねえ」と言われるが、それを可能にしたのが、このボールペンである。インク漏れも、ボテもないのだ。0・5もあるが、イヤに太く感じられるほどだ。 ハヤカワ文庫のデンマーク警察小説、ユッシ・エーズラ・オールソン『特捜部Q』を読み始め、もうすぐ終わる。地下に屈辱的な条件で数年も監禁されっぱなしの女性(2002年から始まる)、不運な事件で仲間を失い、すっかりやる気を失い(妻は別居)というしがない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く