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風立ちぬと映画に関するshigak19のブックマーク (2)

  • 富野由悠季監督の『風立ちぬ』評があまりにも的確すぎてビビる : くまニュース

    富野:ぜひご覧になってください。当に見事な映画です。宮崎さんが描いたのはこういうことです。技術者というのは夢を持つ。美しいものが空を飛ぶ姿は素敵だ。でも、航空技術に関わったおかげで、軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。そんな絶望の物語なんです。 ――しかし、世間では恋愛映画として宣伝されていますよね? 富野:それは一般観客へのアピールであって、質的なことではないですね。あれは映画史上初めて、近代航空史を、そして技術者の苦悩を正面から描いた映画です。来は僕にとって宮崎駿監督は倒すべきライバル。でも、今作はまったく逆で、映画のすべてがピターッと入ってきた。どうしてここまで航空エンジニアのことがわかるんだと思って調べたら、お父さんが「中島飛行機」の下請会社をやっていらっしゃったとか。 石川:「中島飛行機」といえば、「隼」(堀越二郎が設計したゼロ戦と並び称される戦闘機)を開発したところで

    富野由悠季監督の『風立ちぬ』評があまりにも的確すぎてビビる : くまニュース
    shigak19
    shigak19 2015/02/27
    堀辰雄的な要素を一切省いた、航空史と技術者という主題に絞り込んで評価している。私も敢えて言えばこの見方に近い
  • 『風立ちぬ』 - 内田樹の研究室

    宮崎駿の新作『風立ちぬ』を観てきた。 宮崎駿は「どういう映画」を作ろうとしたのだろう。 もちろん、フィルムメーカーに向かって、「どういう映画を作りたいのですか?」とか「この映画を通じて何を伝えたいのですか?」というような質問をするのは意味のないことである(「言葉ですらすら言えるくらいなら映画なんか手間暇かけて作りませんよ」という答えが返ってくるに決まっている)。 でも、映画の感想を述べる立場からすると、このような問いを自問自答してみるというのは、決して無意味なことではない。 映画というのは、それについて語られた無数の言葉を「込み」で成り立っているものだからだ。 お門違いなものであれ、正鵠を射たものであれ、「それについて語る言葉」が多ければ多いほど、多様であればあるほど、賛否いずれにせよ解釈や評価が一つにまとまらないものであるほど、作品としては出来がよい。 私はそう判断することにしている。

    shigak19
    shigak19 2013/08/23
    ゆったりとした「失われた時間」を作品に見出す見解。ただ1日や数日を描いて一気に話が数年先に飛ぶというこの映画の時間軸は「ゆったり」とはしていない、むしろ忙しなくなっていく中での生の方がより大きい?
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