NHK講座6回目のテーマは、『未来を伝えるために“戦争アーカイブス”の取り組み』。NHKが所有する数多くの番組や情報を管理するアーカイブスが、未来へ向けた情報発信の在り方を提示し続けている。今回は戦争証言をキーワードに、ライツ・アーカイブスセンター(現知財展開センター)に所属して戦争証言プロジェクトのCP(チーフ・プロデューサー)を務めている宮本聖二さんにご登壇いただいた。 宮本さんは、1981年にアナウンサーとしてNHKに入局し、初任地の鹿児島放送局、鳥取放送局を経て、沖縄放送局時代にディレクターへと転身。1994年には、報道局にて「ニュース11」のデスク、2000年には現在も放送中の「おはよう日本」のCPも務めた。2008年より現職に就き、2011年に発生した東日本大震災以降は、東日本大震災証言プロジェクトのCPも兼任している。 今回の講義では、NHKが誇る数多くの番組や情報を所有・保
野中(1996)によれば、「知識」が企業競争力を保つキーである。競争優位にある企業は、以下の4段階の知識変換を経て、新しい知識を創造し、新技術や新製品を世に送り出す。このような企業を、野中は「知識創造企業(Knowledge Creating Company)」と名付けた。 共同化 (Socialization) 経験を共有することによって、技能やノウハウなどの暗黙知を共有・獲得・創造する。 事例: ホンダ。開発プロジェクトにおける難問解決のための徹底した議論の場として、「タマ出し会」と呼ばれる、ブレインストーミング合宿を設けている。プロジェクトメンバー以外も参加自由で、資格や肩書きに囚われずに議論を行う。「批判のための批判」以外は許可される。 松下電器。家庭用自動パン焼き器の開発において、熟練パン職人の技を再現するという点が問題となった。ソフトウェア開発主任のある女性が、地域でいちばん美
私がこの研究分野に足を踏み入れたのは、1冊の本との出会いがきっかけでした。国際関係学部だった大学時代は、発展途上国の開発援助に関心を抱いていました。ネパールを訪れ、そこでの人々の暮らしを見たことでフェアトレードを思い立ち、帰国後、有志の学生と共に、現地から製品を調達し、販売を始めました。ところが直面したのは、思った以上に商品が売れないという現実でした。どうしたら商品が売れるのか、ヒントをつかみたくて手に取ったのが、『ブランド 価値の創造』(※)という書籍でした。その内容に感銘を受け、著者の先生に教えを請うべく、先生のいる大学の修士課程への進学を決めました。その書籍で心を引かれたのは、既存のマーケティング理論では説明できない、しかし現場で働く人が感じている現象を捉えようとしているところでした。そこにこそ解き明かすべき本質的なことがある。その確信が、現在の研究の出発点になりました。 (※)『ブ
専門分野 ・人工現実感 ・ヒューマンインターフェース CGによる仮想世界を体験するバーチャルリアリティ(VR)、そして、 仮想世界と現実世界を融合させるVRの進化系「複合現実感(MR)」について取り組んでいます。 これらの技術は、自動車等の製造業界で重要な役割を果たしつつありますが、映像制作分野や エンタテインメント分野からも大きな期待が寄せられています。現実空間を活用した新たな ゲームや、現実の撮影現場に仮想のセットやキャラクターを出現させるなど、可能性は無限です。 映像学部で学ぶみなさんには、最新の技術を活用しながら面白いと感じたことをカタチにしていく スキルを身につけてもらいたいと思います。 専門分野 ・映像人類学 映像は社会を映し出す鏡であり、また私たちを未知の世界へ導いて くれるものでもある。そうした映像の制作に携わる者に求められるのは、見る者の想像力を
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