2020年11月25〜27日の3日間、LINE株式会社が主催するエンジニア向け技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2020」がオンラインで開催されました。そこでLINE Z Part チーム シニアソフトウェアエンジニアのルカデテナ ハビエル アキラ 氏が、「LINEアプリにおける大規模トラフィックを支えるストレージ」について共有。後半は実際の事例とケーススタディを紹介しました。 テスト環境を使った最近の事例 ルカデテナ ハビエル アキラ氏:それでは、このテスト環境を使った最近の事例を紹介します。パフォーマンスのスパイクを減らして、クラスタの信頼性の改善を試みました。スパイクの原因としては、ディスクは時々パフォーマンスが急上昇することがあります。メモリアクセスに比べてディスクアクセスは予測することが難しいです。またはネットワークが不安定になって、遅延が増えるということ