NULL絶対ダメ論や現実的には無理だから上手く付き合っていくしかないんだよ論など見られるが、せっかくCodd博士が上図の分類を提示しておられるので、これを元にもっと詳細化して考えてみよう。
はじめに 木構造と呼ばれるデータ構造の一種があります。1つのルート(根)と呼ばれるノードを始点として、(通常)複数のリーフ(葉)と呼ばれるノードまでを経路で結んでできるデータ構造です。その名のとおり自然界にある「木」の構造ですし、学校時代、確率の授業で樹状図を書いた経験のある人もいるでしょう。 この構造は、私たちの周囲にとてもたくさん存在します。家系図や組織図も木ですし、IT関連の例では、ヒープやRDBのインデックス、ディレクトリ(フォルダ)によるファイルシステムやXMLも木構造です。Webの掲示板でも、最初の書き込みをルートとしてそれに対してコメントがつけられ、そのコメントにまたコメントがつけられるというプロセスで木構造を形成します。ここでは1つの書き込みがノードになります。 このように、IT技術と木構造は切っても切れない関係にありますし、多くの分野で応用されてもいるのですが、実は長い
<この記事は「Money Forward Advent Calendar 2015」の8日目の記事です> みなさんSQL書いてますか? 今回は、RDBでSQLを使って階層構造データをうまく扱う(ことに挑戦しようとする)方法に関するお話です。 数年前に出た「SQLアンチパターン」という本に書かれている内容で、大勢の方の記事でも取り上げられている話なのでだいぶ今更感が強いですが、私自身の忘備録としてまとめました。 というのも、実は私はこの記事の後半に書いた内容を使ってとあるシステムを設計していたのですが、諸事情あって結局そのシステムは日の目を見ずにお蔵入りになり、そのための供養を兼ねていたりもします。 身近な例で言えば、ファイルシステムのディレクトリ構造がまさに階層構造になっていますね。 このような階層の概念は、いろいろなところで出てくるもので、なんらかのシステムを作る際には大なり小なり関わっ
となります。「パス」列にノードまでのフルパスを保持している訳ですね。 この方式のメリットはなんといっても検索が楽なことです。 まぁ、逆に間に追加するような更新は大変なんですけどね どんなことができるか、とにかく次で例をあげていきます。 経路列挙型を使ったデータ取得 サンプルデータ 以下のSQLで作ったテーブルを利用するものとします。 postgreSQLで試しています。 -- create CREATE TABLE department ( departmentcode character varying NOT NULL, departmentname character varying, path character varying, CONSTRAINT department_pkey PRIMARY KEY (departmentcode ), CONSTRAINT departm
データベース設計の基本中の基本であるER図。ER図を書きたいけど、「記法が分からない」「どういうステップで書けば良いか分からない」という若手エンジニアも多いのではないでしょうか。 ER図は10種類近くあり、種類によって記法が異なります。このことが難しいイメージを与えていますが、実はそれほど難しいものではありません。覚えれば良いER図は2種類だけです。 しかも、この記事で解説している基礎知識を押えれば、たった5つのステップで作成することができます。 この記事では、ER図の基礎知識からER図の書き方まで、エンジニアが抑えておくべきER図の全知識をどこよりも分かりやすく解説します。 この記事を読み終えたとき、若手エンジニアもER図を書けるようになっているでしょう。 この記事を参考に最適なデータベース設計を進めて下さい。 1.ER図とは ER図とは、「データベース設計(データモデリング)で使う設計
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