今の会社に移って半年経ちました。めでたく試用期間終了です。といっても別に試用期間中に密かに首を切られるような事をしたとか、逆に試用期間が終わったからと言ってこれで定年までのうのうと働ける、という訳ではありません。未来は全く判りません。まあとにかく、一つ区切りがやってきました。 金融を知らないQuantsの仕事 私の職業の肩書きには Quantitatitatitatitative という単語がくっついて超カッコよさそう。普通は Quant というと、金融工学や統計数理に詳しい夜もブイブイいわしている超イケメン20代を想像しますが、私は金融とか全然知らないアラフォーお父さんです。それでも Quant です。お願いですから、私に何を買ったらいいかとか、聞かないでください。金融商品とか買った事ないし。というか、逆に教えて欲しいです。 私のチームは、本当の Quant さん達が開発した、金融派生商
Objective Caml 入門五十嵐 淳 京都大学 工学部情報学科計算機科学コース 大学院情報学研究科知能情報学専攻 e-mail: igarashi@kuis.kyoto-u.ac.jp September�24, 2007 Contents Chapter�1�� 1.1��関数型言語 ML と Objective Camlについて 1.1.1��ML・Objective Caml の特徴 1.2��参考書,資料,マニュアル 1.3��環境設定 Chapter�2�� 2.1��インタラクティブコンパイラを使う 2.1.1��簡単な使い方 2.1.2��その他: ファイルからのプログラムの読み込み・コメント 2.2��基本データ型とその演算 2.2.1��unit型 2.2.2��int型 2.2.3��float型 2.2.4��char型 2.2.5��string型 2
OCaml のすすめ OCaml とはフランスの 情報技術系の研究機関の INRIA で開発されている関数型言語 ML (の方言) です。ML には多相型、型推論、ガーベージコレクション (GC)、 データ構造のパターンマッチング等、プログラミング言語理論の研究の 成果 (すごく最新のものと言うわけでは無いそうですが) が詰め込まれ ています。これらの目的・効用は、 コードの再利用の範囲が大きい (多相型) コードの記述量が短かくなる (型推論・データ構造のパターンマッチング) バグの入り込む余地が少なくなる (GC、関数的(副作用の少ない)プログラミング) 等です。私は OCaml を研究でのデータ処理をはじめ、作成するプログラムほとんど 全てにおいて日常的に使っているのですが、 とにかく開発効率が良いです。 コンパイル時の型チェックの厳しさには慣れないとちょっと面倒に感じる かもしれま
例えば,1から10までの整数の総和を計算して表示するプログラムは,MyC言語では次のように書ける(これ以降,このプログラムはsum.mycというファイルにセーブされているものとする)。 { zero = 0; minus_one = -1; sum = 0; n = 10; while (n > zero) { sum = sum + n; n = n + minus_one; }; print sum; } このプログラムは,個々の行が先の構文と正確に対応していることに気をつけてほしい。例えば,「zero = 0」と「n > zero」は,単に「n > 0」と書きたいところだが,今回の言語には変数と定数を直接比較する構文がない(!)ので,このような書き方になっている。minus_oneについても同様だ。もちろん,このような制限はあくまで説明や実装を簡単にするための「手抜き」に過ぎないので
「プログラミング言語理論」という研究分野がある。この分野の研究者たちは,「ML」「Haskell」「Scheme」あるいは「λ計算」「π計算」(円周率計算のことではない)など,多くのプログラマにとっては聞いたこともない言語やモデルについて,日夜研究している。そのような言語は,C,C++,Java,Perl,Rubyなど,今の世の中で広く使われている言語とは見た目や考え方が違いすぎて,「難しい」「役に立たない」などと思われがちだった。 ところが,その状況が最近になって微妙に変化している。 HaskellやLispなど「関数型言語」についての記事が,専門の学会誌ではなく,一般の技術誌に掲載された(日経ソフトウエア2006年6月号「Haskellによる関数型プログラミング入門」など)様々なフリーソフトウエアがML,Haskell,Schemeなどで開発されたプログラミング言語の研究者ではなく,普
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く