大学進学などの進路を決める際、約6割の学生が「学費」を判断基準にしていることが、学生団体の調査で分かった。 大学進学をあきらめて働いている、学費が払えず除籍になった、バイトと勉強で毎日2時間睡眠、学費値上げの撤回を大学に要求している……。 【関連写真を見る】1日食費300円、週5バイト、大学除籍も…大学生ら6000人中3割が仕送り・小遣いゼロの現実 全国の大学・専門学校から集めた声は実に7449人。 学費が無償になったらしたいことは「1日の食費を300円から増やす」「病院に行きたい」という学生たちの、リアルな日常はー。 調査を行ったのは、学費値下げと奨学金制度の改善を目指して活動する学生アドボカシー・グループ「高等教育無償化プロジェクト」、通称「FREE」だ。 インターネットや知人のつてを通じて行ったというアンケート調査には7449人が回答(6月23日時点)。うち、6226人分を集計した速